その日暮らし日記へもどる
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1997年11月中旬の日記
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11月11日
今日は吉祥寺までバスで出かけ、喫茶店をハシゴしながら原稿書き。眼精疲労なのか頭が痛くなって途中で帰宅した。
11月12日
『週刊小説』連載コラムを書いてFAX送信。テーマはパソコンFAX。
11月13日
鈴木輝一郎さんから送っていただいた『美男忠臣蔵』を一気読み。『国書偽造』につづく鈴木さん十八番の時代法廷小説。徳川の体制を揺るがしかねない赤穂浪士討ち入り事件の決着をどうつけるかの老中たちの悪戦苦闘ぶりを描いた作品。スタンリー・クレイマー監督の映画『12人の怒れる男たち』などが好きな方には楽しめるかも。『詭弁の話術』なんて本も思い出す。
ちゃんと小説の原稿も書いてます。
11月14日
『週刊小説』連載コラムにつけるイラストを描いてFAX送信した後、高校の首都圏地区学年会出席のために渋谷へ。昨年、開かれたばかりなのに、今年もまた開催。喜んで出かけてくる同級生が多いのは、それだけ年をとった証拠か。永久幹事の後藤安伴さん(ソフト会社経営)に感謝。来年もよろしく……とホームページを通じてムシのいいお願い(^_^;)。
帰宅後、高校時代のアルバムを探していたら、高校生時代に漫画家の先生のお宅を訪問しては描いてもらったサイン色紙がたくさん出てきた。時間がとれたらスキャナーで取り込んでみよう。手塚治虫(リボンの騎士)、石森章太郎(ジュン)、松本零士(零戦と子犬)、久松文雄(スーパージェッター)と豪華版。ただし色紙は赤茶けているけれど。
11月15日
先輩作家の吉津実さんの結婚披露宴に家族で出席。仲人は豊田有恒夫妻。若くて美人の奥さんをもらって、みんなして「グヤジ〜!」。
11月16日
ロッテリアでバッテリー3本を消費するまで原稿書き。帰宅後、テレビでサッカー観戦。テレビを見るうちに身体に力が入って疲れた。まずはフランス行き、おめでとう。夏にフランスに行ったとき、サッカーファンの人に、'98ワールドカップ記念Tシャツをお土産に買ってきたんだけど、自分の分は買ってこなかった。まさか日本チームがフランスに行けるとは思ってもいなかったものでして……(国賊モノだな(^_^;))。
11月17日
1週間も更新をさぼると、もう何をしていたのか記憶にない……。最近、記憶力に自信がないし……。とにかく書き下ろし小説の原稿を書いていたのは確かだ。
11月18日
この日も前日に同じ。面白いことはなし。終末から鈴鹿にレースの取材に出かけるため、ひたすら原稿の書きだめ。鈴鹿のホテルの予約もすませる。
11月19日
会社の決算のため税理士さんのところへ。大きな仕事は来年まわしにして、取材やら資料読みに明け暮れていたせいで、今期は収入が激減。まあ、浮き沈みが激しい商売ですから、しかたありません。
明日から鈴鹿に行かないといけないので、駆け足で神保町にまわって古書店で資料を買い集め、本郷三丁目で友人とインド料理の食事をとり、特急で帰宅。朝まで必死に原稿を書く。このせいで六本木のピットインで行なわれたライブに招待されていたのに、ドタキャンする。
11月20日
昼過ぎに起きて荷造りをすませ、東海道新幹線と近鉄特急を乗り継いで鈴鹿へ。白子駅近くのビジネスホテルにチェックインしに行くと、フロントで「予約が入ってません」。そんなバカなと確認してもらったら、「予約は明日からになってます」とのこと。ガーン! 金曜から鈴鹿入りする予定でいて、今日がテッキリ金曜だと思っていたのに、実は木曜だったのである。起きたときからずっと金曜日だと信じて疑わなかったのに……。
しかも、このホテルは、この日は満室。途方にくれて津在住のニフティサーブFMOTOR4Fスタッフの家に泊めてもらおうかとSOSの電話を発するが留守。その間にホテルのフロントの担当者が、他のビジネスホテルに電話して、空室を見つけてくれた。ありがとうございます、鈴鹿グリーンホテルのフロントの方。
紹介されたホテルは徒歩3分ほどの駅の脇。ここにチェックインして、とりあえず駅の東口にある焼き肉屋に出かけるが、9時前だというのに、もうノレンをしまっている。松阪の和田金から仕入れたモツが有名な店で、人気があるせいか、しまうのも早い。しかたないので駅前の焼き鳥屋でビールと手羽先と焼き鳥。