その日暮らし日記へもどる
表紙へもどる
1997年7月中旬の日記
11日
12日
13日
14日
15日
16日
17日
18日
19日
20日
97年7月11日〜20日
7月11日
新聞に入ってきたチラシ広告で、近所のディスカウントストアにWindows CEマシンの「カシオペア」が入荷していることを知り、クルマで駆けつけて購入。さっそく試すがPPP接続はできるもののポケット・インターネット・エクスプローラーはメモリーのエラーで使えず、ターミナルソフトとtelnetは使えるものの、どちらもログが取れず、ニフティサーブ専用のLuna-Termという通信ソフトはモデムを認識してくれず、いまのところ「ソリティア」と「ぷよぷよ」のためのゲームマシンに成り下がっている。ニフティサーブにアクセスできなければ購入した意味がないので、月曜になったらサポートデスクに電話してみよう。ニフティサーブのFWINCEUなどをチェックすると、同様の症状に悩んでいる人は多いようだ。
カシオペアをいじっていたおかげで、『週刊小説』のイラストが遅れてしまい、あわてて夜中に描きあげる。
7月12日
F1イギリスGPとCARTクリーブランドのダブルヘッダーで、『F1速報』連載のF1小説を書く時間がとれない。夜中にイギリスGPのコメント翻訳が一段落ついてから、明るくなるまで原稿に専念。またもや規定枚数をはみ出してしまう。削る作業は明日にしよう。
7月13日
午後、電話回線のノイズで通信がうまくいなかいと悩んでいた女流漫画家Mさんのお宅に出かけ、自作した電話回線用のノイズフィルターを取りつける。これで効果があればいいんだが。帰途、大泉学園の喫茶店に寄ってサブノートPCでF1小説のまとめをするも、途中で腹痛に襲われ中断。帰宅後に原稿の追い上げ。
7月14日
『F1速報』の小説は何とか送るも、日本推理作家協会設立50周年記念文士劇のチラシ用イラストがまだ終わっていない。結局徹夜で仕上げる。
7月15日
午後1時に推理作家協会事務局へイラストを届けにいく。ここで印刷屋さんと打ち合わせのはずだったのに、印刷屋さんが集合時間を間違えていて1時間45分遅れで到着。小さな写真しか入手できなかった京極夏彦さんの似顔絵だけ描き直すことになる。
連日の睡眠不足に耐えきれず、この日は帰宅してすぐダウン。
7月16日
京極夏彦さんの写真を求めて書店へ。講談社ノベルスの全作品を購入し、座談会の写真が出ていた『小説すばる』も購入。しかし、どの写真も表情が異なっているうえに髪型も違っていて、描くのに一苦労。また徹夜状態に。ニフティサーブのメールで印刷屋さんに送信しようとすると「このIDは使われていません」。
7月17日
描き直したイラストのデータ(手描きしたものをスキャナーでパソコンに取り込み、PhotoShopで編集している)はフロッピーで渡すことになる。近くの駅まで来てくれた印刷屋さんの人と改札口で待ち合わせて手渡し。
夜、久しぶりにプールへ。さぼってばかりなので、すぐに息があがってしまう。
7月18日
小説の構成を再開。8月末までには目途をつけないと。
7月19日
朝からNHK放送センターへ。NHK−BS2で毎週日曜日の午前11時から放映されているパソコン入門番組『パソコンマガジン』の録画撮り。放映は8月24日だそうです>メールで日程を問い合わせてくださった方。
帰途、西新宿のT-ZONEでカシオペア用の15メガバイト・フラッシュメモリー(メルコ)を購入。
途中で喫茶店に寄り、プロノート・ミニ&NTTドコモのデジタル携帯でニフティサーブにアクセスしようとすると、モデムカードが認識されない。OSをWindows 95に入れ替えたのに、Windows 95用のドライバをゲットしてなかったせいだ。帰宅後、ニフティサーブのFMOBILEでドライバをダウンロードし、なんとか認識させることに成功した。でも、ドコモのホームページを見たら、すでに3世代目のカードモデムが出たのね。省電力タイプというのに心がグラリ。
7月20日
パナソニック・プロノート・ミニの液晶の下半分がご臨終寸前。叩くと戻ったりするけど、縦に白い縞、赤と青の縞が交互に出て、文字が読みにくいったらありゃしない。後継機のレッツノート・ミニが20万円を切っているので買おうかと思うが、文章と通信だけなら、いまのマシンで充分。とりあえず明日、サービスセンターに電話して修理の費用を尋ねてみることにしよう。
3時間しか寝ていなかったせいか、仕事も進まない。眠気をこらえて午前3時からCART第11戦トロントのレースを見る。ジェフ・クロスノフがここで事故死してから、もう1年か……。チェッカー終了と同時に座椅子にもたれて眠ってしまった。