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1996年10月の日記
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- 96年10月1日〜10日
- 10月1日
(10月1日)なんとか『龍の伝説』を追い込み、夜に送信。
- 10月2日
こちらの風邪が伝染したのか長女が熱を出してダウン。こちらも不調。
- 10月3日
長女は高校を風邪で初欠席。風邪、いまだ直らず。
- 10月4日
次の書き下ろしの催促がくる。家でグダグダしていても仕事が進まないのでファミレスに出かけるも、熱のせいかボワ〜ッとしてしまって原稿が進まず、すぐに帰宅。
- 10月5日
熱は37度5分くらい。以前だったらこれくらいの熱なら平気で仕事をしたのに、なかなか進まない。体力の衰えを痛感(;_;)。ゴロゴロしながら今年の江戸川乱歩賞受賞作『左手に告げるなかれ』を読了。犯人のわかり方が唐突かな……。深夜、TBSテレビの『ジャッカルの日』を見てしまう。こんなことだから風邪が直らないのだ。
- 10月6日
まだ風邪が抜けない。風邪薬を飲むと眠気に襲われて仕事にならないので、薬を飲むのをやめる。気力で仕事しなければ……。
- 10月7日
まだ風邪。
- 10月8日
同じく風邪を引いていたと思う。
- 10月9日
『週刊小説』のコラムと『OLTJ』のエッセイをあげて送信。
- 10月10日
体育の日だが特別なことは何もなし。ひたすら長編の構成。
- 96年10月11日〜20日
- 10月11日
『週刊小説』のイラストを描きあげてFAXモデムで送信。今日からF1日本グランプリ。
- 10月12日
F1日本グランプリの予選。ビルニューブがポール。
- 10月13日
F1日本グランプリの決勝。デイモン・ヒルが最後のチャンスをものにし、優勝&チャンピオン。海外でライブ中継を見ていたF1ファンが、ビルニューブのウイリアムズからはずれて観客席方向に飛び込んだタイヤで怪我人が出たのでは……とコンピュサーブのモータースポーツ・フォーラムにメッセージが大量に入る。ニュースでもそのような報道はないし、ニフティサーブのニュースサービスも検索したが、記事はなし。8時間遅れのフジテレビの録画中継を見て怪我人がいなかったことを確認し、コンピュサーブで報告する。
- 10月14日
『OLTJ』の原稿の量が多すぎてカット。
- 10月15日
夕刻より東京プリンスホテルでコンピュサーブ社・社長の記者会見と新コンピュサーブ専用GUI通信ソフト「コンピュサーブ3.0」のデモ。インターネット・エクスプローラーがコンピュサーブ3.0の画面の中で使えるようになっていて、コンピュサーブとWebの垣根がなくなってしまった。
- 10月16日
コンピュサーブ3.0のセットアップと試用に時間をとられる。
- 10月17日
パソコン関連の無署名記事を書く。
- 10月18日
『OLTJ』のイラストをいつもの256色からフルカラーにしたら、途中でメモリー不足が多発してセリフを入れられなくなってしまう。途中まで描いたものをペイントショップ・プロで減色し、Windows95付属のペイントに読み込んで、なんとかセリフを書き込む。32メガバイトのメモリーを積んでいるので問題ないと思っていたけど、イラストを描くために使っているのが16ビット用のペイントブラシなのが問題なのかなあ? イラストのサイズがでかすぎるのも問題なんだろうけど。夜、書店をまわってファミレスで小説の原稿書き。
- 10月19日
運動不足なので徒歩で書店をまわった後、喫茶店で仕事。でも歩き疲れて仕事にならんかったぞ。
- 10月20日
富士スピードウェイのフォーミュラ・ニッポン最終戦は、雨で大波乱。チャンピオンの権利があった3人はいずれもクラッシュし、結局、来年ジョーダンからF1デビューの決まったラルフ・シューマッハーが初代チャンピオンになる。眠気をこらえて深夜1:55からの録画中継を見る。
- 96年10月21日〜31日
- 10月21日
武蔵関の喫茶店に出かけて原稿書き。途中でデジタル携帯電話を使って通信してしまい、バッテリーを使ってしまう。いかん、いかん……。
- 10月22日
大泉学園の喫茶店に出かけて原稿書き。愛用のパナソニック・プロノート・ミニを持っていくと、つい通信してしまうので、カードソケットの壊れている東芝ダイナブックを持っていく。しかしプロノート・ミニを使っていると、ダイナブックはズシリと肩に響く。ダイナブックはアキュポイントなのに、プロノート・ミニのクセで、つい指先がトラックボールを探している。キーボードがでかいので、打ち込みのスピードは上がったような気がする。
書店によって池宮彰一郎『けだもの』(文芸春秋/1300円)や小説雑誌などを購入。しかし読んでいる暇がないぞ。
- 10月23日
『龍の伝説』の単行本が届く。この25年ほどでトータル150冊以上の本を出しているが、考えてみたらハードカバーは初めて。ちょっと作家になった気分。でも、若い人向けの小説なので、できたら新書か文庫の安い本にしてほしかった気も……。
高校の首都圏地区同窓会の案内が届く。同学年の同窓生が50人ほどいるらしい。『週刊小説』連載コラムの原稿をあげて送信。夜はホームページの改造。
- 10月24日
コンピュサーブ・ジャパン・フォーラムのSysOpでもありニフティサーブでWSNというオンラインショップを経営しているケン・ラブさん、そしてニフティサーブのコンピュサーブ&国際通信フォーラムのスタッフと浜松町で会食。キノコづくしの料理で秋の味覚を満喫し、六本木のクラブで二次会をして帰宅。
- 10月25日
朝から横浜までF1関係でお世話になっている方の奥さんの葬儀に参列。ぼくと年齢は変わらない。最近、身の回りで不幸が続いてばかりだ。帰宅して『週刊小説』のイラストにかかるが、腰痛が発生して椅子に座るのがつらくなり、完成が遅れてしまう。
- 10月26日
ホームページをいろいろ変更したものの、カウンターがうまく反応しなくなったため、面倒なのではずしてしまう。ついでにMosaicでも見えるようにも変更。
- 10月27日
喫茶店を2軒ハシゴして、プロットを大幅変更した新作の原稿の書き直し。夜、家に戻ると美祢のレース結果とオーストラリアで始まった「1996ワールド・ソーラー・チャレンジの結果が届いていて、それをコンピュサーブ、ニフティサーブ、ホームページにアップしていたら、あっというまに深夜。明け方までかかって手直しした原稿をとりあえず50枚、出版社にFAXで送信。
- 10月28日
午後1時過ぎに起床しFAXを送った出版社に出かけて内容の最終打ち合わせ。OKをもらったのはいいが、11月15日までに書き上げてほしいといわれる(冷汗)。パソコン入門マンガの改訂作業もあるのに、果たしてできるのだろうか? 帰りに大泉学園の喫茶店で原稿を書いてから家に戻る。
- 10月29日
同時進行している一太郎入門漫画も12月に発売とのことで、こちらの締切も11月15日厳守とのこと。逆立ちしてもできそうにないので小説のほうの締切を遅らせてもらうことにする。『劇画の星をめざして』(佐藤まさあき、文藝春秋、2100円)を読み出したら、これがめっぽう面白くて止まらなくなり、つい徹夜して読了。
- 10月30日
喫茶店、ファミリーレストランを巡回しながら一太郎本のネーム。時代小説の新刊『元禄豺狼伝おぼろ』(磐紀一郎、徳間書店、1700円)を読み出したら、これがめっぽう面白くて止まらなくなり、つい徹夜して読了。
- 10月31日
『元禄豺狼伝おぼろ』の作者、磐紀一郎さんのところにこちらの新刊『龍の伝説』を届けながら、ささやかに新刊出版の祝杯をあげる。深夜、自宅に帰ってコンピュサーブにアクセスすると、11月24日のNASCAR鈴鹿サンダースペシャル100レースを見にくるアメリカ人が、鈴鹿近辺のホテルを紹介してほしいとのことで、リストを作成して送信する。その資料をもとに、なんとか近くのホテルが予約できたらしい。
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