• 1996年4月の日記


  • 1996年4月の日記


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  • 96年4月1日〜10日
  • 4月1日(月)
     今日はエイプリルフール。とはいってもただひたすら仕事。まだ「まんが一太 郎6.3入門」の画面キャプチャーが終ってないのだ(;_;)。
  • 4月2日(火)
     昨日に同じ。ひたすら仕事だぎゃ。
     疲れて仕事が進まず、夕方、野方に出かけて磐紀一郎さんと晩酌。結局、カラ オケになる。
  • 4月3日(水)
     コンピュサーブを通じて鈴鹿で行われているNASCARのテストの取材を頼まれる が、締切が重なっていて行けず、電話取材となる。
     ようやく長編小説のシノプシスが軌道に。
  • 4月4日(木)
     寝たのが午前10時、午後2時に電話で起こされる。家族は「トイストーリー」 を見にいってしまった。
     鈴鹿のNASCARのタイヤテストの模様を電話取材してコンピュサーブへ送る。
    「ネットピア」の原稿を上げ、担当者が休みを取るために締切の早くなった「日 経」のコラムを上げる。
  • 4月5日(金)
     夕方になって起きると小学館のファッション雑誌「Oggi」が届いている。これ 「オッジ」と読むのだそうだ。パソコンのマニュアルについてのインタビューを 受け、その記事が載ってるんだけど、電話をもらったとき、こんな雑誌があるな んてこと知らなくて、「CanCan」のお姉さん雑誌と聞いて、やっと理解したので あった。
     夜は日経のイラストを仕上げてFAXで送り、F1アルゼンチンGPに備える。
     また、SysOpをしているニフティサーブの「コンピュサーブ&国際通信フォーラ ム」に、ノンフィクション作家の山根一眞さんがブラジルで開催する「Amazon Future Forum 1996」というシンポジウムのための専用会議室を開く。山根さんと 情報山根組の喜多さんは、KDDからインマルサット衛星電話を借りて本日ブラジル へ出発。山根さんは、成田空港で離陸5分前となったバリグブラジル航空機の機 内から電子メールを送ってきた。
  • 4月6日(土)
     深夜、F1アルゼンチンGP予選を追跡。
  • 4月7日(日)
     深夜、F1アルゼンチンGP決勝をテレビで見る。
  • 4月8日(月)
     F1アルゼンチンGPの結果などを追いかけ、結局、徹夜。起きたのは夕方で 仕事にならず。
  • 4月9日(火)
    「F1速報」連載の「龍の伝説」にかかる。深夜、「週刊小説」連載コラムを書 き上げ、FAXで送る。
  • 4月10日(水)
     六本木の全日空ホテルにて「OLTJ」の座談会に出席。インターネットについて。 帰途、赤坂で書店に寄り、「龍の伝説」用の足りない資料を買う。喫茶店で一休 みして、ハイパーデジタル携帯電話とプロノートミニでニフティサーブのメール を確認。あじゃ、原稿の催促ばっかし。その足で高円寺に回り、食事、飲酒。

  • 96年4月11日〜20日
  • 4月11日(木)
    「龍の伝説」のさらに足りない資料をホームページで捜す。F1オーストラリア GPの舞台となったメルボルンのアルバート・パークという公園の様子などを知 りたかったのだが、この公園でのF1開催反対運動の団体が運営するホームペー ジを発見。ぎゃ、必要な資料は、すべてここにあるではないか! 反対運動をし ている環境保護団体の方々、F1小説の参考資料にさせてもらってごめんなさい。 単行本にするときに、反対運動のことも書き加えます。途中で「OLTJ」の「ただ いまアクセス中」の原稿をあげる。
  • 4月12日(金)
     2時間ほど寝て「龍の伝説」の書き直し。思わぬ資料が手に入ったので、それ を参考に、書き直しを始めてしまったのだ。途中でニフティサーブにアクセスし、 昨夜送ったつもりになっていた「OLTJ」の原稿が未送信になっていたのを発見。 あわてて再送信する。深夜、2回分まとめて送るはずだった「龍の伝説」の原稿 を1回分だけ送る。書き直しに時間がかかってしまったため。でも、読みごたえ は、断然、こっちのほうがあると思う。
    「龍の伝説」の書き直しに時間がとられ、日経のコラムと「週刊小説」のイラス トができず。少し寝てからやることにしよう。最近、睡眠不足だと、目の焦点が 合わなくて、仕事にならない……。
  • 4月13日(土)
    「日経」のイラストを送信。「龍の伝説」第3回目をあげて送信。
  • 4月14日(日)
    「龍の伝説」第4回目をあげて送信。
  • 4月15日(月)
    「日経」のコラムに直しが出る。山根一眞さんがアマゾンから通信してくることを紹介したコラムだったんだけど、翌日の日経に当の山根さんが同じことを書いているとのことで、別の原稿に差し替え。すでにイラストも送ってあったので、そのイラストまで描き直ししなくてすむ内容の原稿にする。
  • 4月16日(火)
    「まんが一太郎Ver.6.3入門」の画面キャプチャーをページメーカーに読み込んで、まんがの原稿のサイズに合わせて印刷。Windows95マシンのモニターの画面が突然ピンクになって気持ちが悪い。「龍の伝説」第3回の初校チェック。5月に金沢で講演をすることになる。
  • 4月17日(水)
    「週刊小説」コラムを書いて送る。今回はゴールデンウィーク進行のため締切が早い。「まんが一太郎Ver.6.3入門」のキャプチャー印刷終了。午後7時48分、谷甲州さんからニフティサーブ経由で新田次郎文学賞受賞の連絡が入る。受賞作は『白き嶺の男』(集英社)。おめでとう〜! 谷さん!
  • 4月18日(木)
     朝刊に谷さんの新田次郎文学賞受賞の記事。ネットワークで親しくさせていただいているだけに、改めて読んでも気分がいい。授賞式は5月31日とのこと。「まんが一太郎Ver.6.3入門」の画面コピーを作画担当の、くまの歩に渡し、まえがき&あとがきを書いて電子メールで送る。
  • 4月19日(金)
    「まんが一太郎Ver.6.3入門」の残り原稿を宅配便で発送。長くかかったなあ……。「週刊小説」のイラストを描いて送信。次の本にとりかかる前に、次の次の小説の取材のため秋葉原に出かけようと思ったが、連日の睡眠不足に負けて昼寝してしまう。気が抜けたのかな?
  • 4月20日(土)
    「日経」のコラムを書き上げてからニフティサーブのSysOpの集まりに参加。家の玄関の外に出るのは2回だけタバコを買いに出かけたのを除いて10日ぶり。歩くと雲の上を歩いているみたい。高円寺のスナックに寄り道。そこのお客の若い夫婦に別のショットバーに誘われ、ご馳走になる。

  • 96年4月21日〜30日
  • 4月21日(日)
     テレビ東京でバイクの世界選手権日本GPを見る。おお〜、ノリック(阿部典史)がダッシュして、途中からトップ。後続を引き離して逃げる逃げる。一昨年、同じ鈴鹿の日本GPで世界選手権にデビューしたノリックは、トップ争いに参加しながらも途中で転んでしまった。その走りが認められ、ウェイン・レイニーのチームから世界GPに参加するようになり、今年はケニー・ロバーツのチームでヤマハのエース。これまではパッとしなかったが、今日は違う。ズリッと滑るたびに、テレビの画面に向かって、つい声を出してしまう。最後の3周くらいは、もう目がウルウル状態。トップでチェッカーを受けたときは、一緒にガッツポーズをしてしまった。よーし! 明日の東京中日スポーツの一面はイタダキだ! 4輪勢も負けるなよ〜!
     続いてNHK衛星第一放送で全日本ツーリングカー選手権(JTCC)第1戦を見る。アコードが速い。
     片山敬済の優勝以来14年ぶりの日本人の世界選手権500cc優勝で気分を良くして、次の本に取りかかる。パソコン通信関連の本。連休までにこれを上げ、連休中から小説に専念する予定。
  • 4月22日(月)
    「日経」のイラストを送信。これでゴールデンウィーク進行の締切も一段落。しばらく新聞、雑誌の締切はない。単行本に集中だ。勝手知ったるパソコン通信のガイドブックなので原稿も快調。深夜、「OLTJ」の座談会の原稿が電子メールで届き、自分の発言部分に手を入れる。
  • 4月23日(火)
     パソコン通信のガイドブックに専念。
  • 4月24日(水)
     パソコン通信のガイドブックに専念。
  • 4月25日(木)
     パソコン通信のガイドブックに専念。
  • 4月26日(金)
     パソコン通信のガイドブックに専念。(担当者がここを見ているため、こう書いておかないとヤバイのだ(^_^;))
  • 4月27日(土)
     鈴鹿でフォーミュラ・ニッポン第1戦。英文のリザルトを作成してコンピュサーブとホームページに掲載。夜はF1ヨーロッパGPのフリー走行のリリースが入らずイライラ。結局、NHK・BS−1でインディカー第4戦ロングビーチの録画放送を見ながら徹夜になる。2位に入ったパーカー・ジョンストンが感涙にむせぶ姿を見て、ちょっとウルウル。年のせいかな? ジョンストンは高校生のとき、いまの奥さんと一緒にロングビーチにF1を見にきて、そこでレーシングドライバーになる決意を固めたとのこと。地元出身のジェフ・クロスノフも、ここでF1を見たのがレースを始めるきっかけになったとか。ロングビーチは1976〜1983年までF1が開催されており、84年からインディカーになった。F1時代、78年と83年の2回ロングビーチに行ったが、いまでは懐かしい思い出だ。
     ちゃんと仕事もする(^_^;)
  • 4月28日(日)
     睡眠不足のせいか目がショボショボで、よく見えない。新緑を見るために散歩に出かけ、途中で書店に立ち寄り、「インターネット探検」「脳を究める」(立花隆)など多数の本を購入。モスバーガーで一休みして本を開いたが、文字が二重に見えるため、ちょっと目を休めようと思って目を閉じたら、そのまましばらく居眠り。つまりは睡眠不足のようだ。途中で「F1速報」連載「龍の伝説」の校正刷りのチェックをしてFAXで戻す。
     鈴鹿のフォーミュラ・ニッポンは星野一義選手が優勝。ベテラン健在なり。その結果をコンピュサーブとホームページに。深夜はF1ヨーロッパGPとフォーミュラ・ニッポンをテレビ観戦。リリースの翻訳後、朝9時まで仕事。
  • 4月29日(月)
     4時間ほどの睡眠で起床し、パソコンにしがみついて仕事。画面キャプチャーをすると目に来るので、もっぱら文字の原稿に専念。
  • 4月30日(火)
     悪夢を見て目が覚め、そのまま起きてしまう。コンピュサーブにつなぐと、昨日のインディカー第5戦ラグナセカで、ようやく初完走したジェフ・クロスノフからメールが届いている。コンピュサーブに掲載したフォーミュラ・ニッポンの結果を見て、メールをくれたもの。やはり、昨年まで走っていた日本のレースのことが気になるらしい。トヨタのエンジンは、どう見てもまだ非力。早くパワーを出してもらいたいものだ。
     クロスノフへの返事を書いて、パソコン通信のガイドブックにかかる。でもやはり目が霞む。ちょっと散歩に行こう。ああ、明日はまた「日経」のコラムの締切だ。

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