1997年1月の日記
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1997年1月の日記
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- 97年1月1日〜10日
- 1月1日
年賀状を読みながら、お屠蘇。午後は娘の年賀状作りに協力。注文がうるさくて3時間以上もかかってしまう。
- 1月2日
磐紀一郎、高齋正さんをお招きして、ささやかな新年会。
- 1月3日
世田谷の親戚から、購入したばかりのパソコンが動かなくなったとSOSがあり、救援にかけつける。Windows95関連のファイルしか残っていない。どうやらフォーマットされてしまったようだ。しかたないので再インストールするものの、ディスプレイのドライバーやら何やらのインストールが面倒。メーカーは一発で必要なデバイス・ドライバをインストールできるようにしてくれないものか。こんなの素人にインストールしろってほうが無理だ。もっとも動かなくなったからといって、ハードディスクをフォーマットしてしまうのもいけないのだが……。
- 1月4日
仕事をしなくては……と思って車でファミレスに出かけるが、どこも満員で入れない。しかたないので帰宅したが、寒いので仕事部屋に入る気がしない。このせいでホームページの更新も遅れている(^_^;)。
- 1月5日
運動不足なので徒歩で武蔵関の喫茶店に出かけ、小説の原稿を書く。バッテリー2本分ねばって原稿を進め、帰宅しようと思ったら外は雪。タクシーもつかまらず、コートのフードをかぶってズブ濡れになりながら帰宅。『週刊小説』のイラストも描かないといけないので、意を決して仕事場に入り、パソコンでイラストを描いていると、暖房の使いすぎでブレーカーが飛び、描きかけのイラストがオジャン(;_;)。
- 1月6日
仕事はじめで出版社からの電話、メールが多い。午後2時から『日経パソコン』の取材。そのあと『週刊小説』連載コラムのイラストを描いて送信。夜、Windows95マシンにMS-DOS Ver.7をインストールしようとして、ついうっかりVer.5のフロッピーを突っ込んで起動してしまったため、環境が変わってしまい、結局DOSだけでなくWindows95まで再インストールする羽目になる。おかげで寝たのは午前10時。
- 1月7日
午後2時に起きて『まんが一太郎7入門』のために、昨年暮れに発売されたバージョンアップ版を買いに出かける。買ってきた一太郎7R2をインストールすると、ギエッ、インターネットへの接続環境が一新されている。この部分を描き直さないといけないではないか。その部分だけを残して終了した画面キャプチャーを印刷しようとすると、レーザープリンターが故障。急いで画面を印刷しないといけないので修理に出している暇はない。しかたないので明日、新しいプリンターを買うことにする。4年前のレーザープリンターなので、へたをすると修理するより安上がりかもしれないという理由もある。でも、昨日のうちに壊れてくれれば、一太郎と一緒に買えたのに……。
- 1月8日
3時間ほどの睡眠後、起き抜けに車でプリンターの買い出し。夕方からはお通夜があるので必死にプリンターをセットアップして、急ぎの印刷をすませる。解像度も上、印刷できる用紙も大きくなり、印刷速度も速いのに、値段は古いプリンターの半分以下。技術革新は恐ろしい。
夕方からお通夜に出かけ、帰宅後、書きかけてあった『F1速報』連載のF1小説『龍の伝説』にまとめにかかる。しかし、ラスト2回の大ヤマということもあって、つい枚数が超過してしまい、書くよりも削りの作業に時間がかかる。朝5時まで仕事するが、10時からの葬儀にも参列し、火葬場との間の運転手役も勤めないといけないため、3時間ほど寝ることにする。
- 1月9日
葬儀に参列し、杉並の堀之内斎場へ。40分ほどで火葬は終了。その早さにみんなびっくり。火葬の間に原稿を書こうという目論みもはずれてしまう。初七日をすませて帰宅後、原稿の続きにかかるが、眠気で意識朦朧。居間で座椅子にもたれて1時間ほど仮眠し、再び原稿にかかるが、眠気が覚めず、こんな日記を書いている……。眠い……。
- 1月10日
昨夜は、午前1時過ぎになんとか連載小説の原稿を脱稿。そのあと霞む目で資料調べをした後、思い切り寝てやると正月用の残った日本酒をコップであおって布団に潜ったが、結局、午前10時には起きてしまう。ほとんど年寄りだ。「OLTJ」の連載エッセイにとりかかるが、眠くて頭がボ〜ッとしている。
- 97年1月11日〜20日
- 1月11日
なんとか「OLTJ」の原稿をあげて送信。「まんが一太郎入門」の構成を手直しし、画面キャプチャーも取り直し。
- 1月12日
やっと書き下ろし小説に集中できるようになった。足りない資料の買い出しに書店へ出かける。
- 1月13日
書き下ろし小説の登場人物にリアリティを与えたいので、高円寺に住むテレビ関係の友人に喫茶店でインタビュー。終了後、高円寺駅前を歩いているとアニメのプロデューサーと一緒にいた磐紀一郎さんとバッタリ遭遇。そのまま3軒のハシゴに連行される。
- 1月14日
午後から新宿で首都圏のテレビ局の番組でキャスターをしている女性に取材のはずが、一緒に「インディペンデンス・デー」を見て、食事して……取材なのかデートなのかわからなくなる(^_^;)。これはまずいと喫茶店に飛び込んで、真面目にインタビュー。
「インディペンデンス・デー」って、「ゲームセンターあらし」みたいなストーリーでしたが、シンプルで面白かったであります。
- 1月15日
武蔵関の喫茶店に出かけて原稿を書く。
- 1月16日
大泉学園の喫茶店に出かけて原稿を書く。
- 1月17日
保谷〜大泉学園の喫茶店を3軒ハシゴして、ひたすら原稿を書く。
- 1月18日
上に同じ。
- 1月19日
また上に同じ。
- 1月20日
「OLTJ」のイラストを描く。深夜、知人から、ぼくのニフティサーブのID&パスワードをクラックしようと狙っているグループがいるとの電話あり。コマメにパスワードを変えることにしよう。
- 97年1月21日〜31日
- 1月21日
車で新青梅街道沿いの喫茶店に出かけて原稿書き。
フィリピンの男性から日本のレースについてメールで問い合わせあり。ビデオを見たいといってもパッケージのビデオソフトは売ってないからなあ……。
- 1月22日
以前、一緒に海外取材旅行した電力会社の方からインターネット経由でニフティサーブにメールあり。MIMEでエンコードされていたが、ニフティサーブのメールはMIMEをサポートしていないので、ディコードするのに一苦労。
- 1月23日
成田山初詣に出かける近所の老人会の人たちをバス乗り場まで車で送迎してから風呂に入り、布団に潜ったのが午前9時。なんとか正午には起きたが、そこに『週刊小説』編集部から原稿の催促の電話。正月明けに前号のイラストを送ったあと、今年のスケジュールを送ってくれることになっていたのに、それが来ないので、締切は、まだ先かと思っていたら、手違いでFAXが送られていなかったらしい。今日は1日外出しないといけないので、明日まで待ってもらう。
しかし、もう午後1時からのホンダの97年度モータースポーツ計画発表会には間に合いそうもない。しかたないのでこれは断念し、午後3時から恵比寿のウェスティンホテルで開かれたヒロ松下選手のインディカー参戦計画発表会に出席。ヒロ松下選手は今年はトヨタエンジンで参戦だ。
帰途、スポーツ新聞の記者さんとラーメン屋に寄り、ミスター・クラフトを覗いてからホテル・ニューオータニのニフティ記者懇談会へ。インターネットとプライバシーに関する講演を聴いたあとで懇親パーティー。いま「サライ」の編集部にいる「ゲームセンターあらし」の担当編集者と久しぶりに会う。「サライ」は毎号送ってもらっているのだけれど、いま、隅から隅まで読める唯一の雑誌(ゴマすりじゃないよ)。それだけ年をとったのかもしれない。
- 1月24日
起き抜けに『週刊小説』の原稿を書く。その合間に、書き下ろし小説の書き直し分150枚をY社にFAXで送る。その後、喫茶店に出かけ、書き下ろし小説の原稿のつづき。
- 1月25日
また喫茶店とファミリーレストランをハシゴしながら小説の原稿。
- 1月26日
上に同じ。単調な日々が続く。
- 1月27日
『週刊小説』のイラストを描いていると、K社から電話。薄井ゆうじさんの文庫の解説を頼まれる。作品解説なんてことはおこがましくてできないので、薄井さんのことについてなら……という条件で引き受ける。アマチュア無線で知り合って以来、もう25年くらいになるのだけれど、まさか2人とも小説書きになってしまうとは……。
Y社から電話。金曜日に送った小説の原稿の感想。すっごく面白いのでこの調子で続きを……とのこと。頑張らねば……。
- 1月28日
ひたすら書き下ろし小説の原稿。
- 1月29日
ひたすら書き下ろし小説の原稿。
- 1月30日
推理作家協会の新年会。ビンゴで恐竜の化石発掘セットというオモチャが当たる。二次会は谷甲州さん、羅門祐人さんに編集者1名を交え、四谷でビール&バーボン。ラーメンを食べてから帰宅。
- 1月31日
『龍の伝説』第二部最終回の原稿。書きかけてはあったのだけれど、決められた枚数におさまりそうもない。削っては書き、削っては書きの連続で、徹夜してもあがらず……翌日に持ち越し。
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