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  • 2000年03月上旬の日記
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    【END】

    03月01日 キャプチャーで目が痛い

     昨日は寝不足だったため、珍しく午前3時に就寝。おかげで午前10時前には起床し、ネームをシコシコ。その合間に、霧島那智さんのホームページに掲載されていた創作に関する質問に、ゲスト回答者として回答する。質問の内容は、「マンガを描くのと、小説を書くのと、どちらが大変か」というもの。両方の仕事をしている経験者として、体験に基づく回答を書く。
     その後、ネームに戻り、夜になってからマンガの原稿に貼りつけるためのパソコンの画面のキャプチャー作業。キャプチャーを取るためにパソコン背景を真っ白にしているため、画面を見ていると目が痛くなる。しかたがないので偏光レンズのOA眼鏡をかけて作業。眼鏡をかけていると、熱気が眼鏡の内側に籠もるせいか、ドライアイにも効果があるような感じ。40点ほどの画面をキャプチャーし、これをPhotoShop LEでリサイズ。さらにPageMaker 6.5Jに貼りつけてプリント。結局、作業の終了は明け方。もちろん、まだまだ、この作業がつづく……嗚呼……。

    03月02日 仕事がピンチ!

     ひたすらマンガのネームを入れる日々。

    03月03日 まだ仕事がピンチ!

     締切目前で仕事が佳境に入り、ただひたすら仕事中。特別なことなし。ただ眠いだけ。

    03月04日 まだまだ仕事がピンチ!


     今日も仕事だけで特記事項なし。あ、鈴木輝一郎さんから、ぼくが描いた鈴木さんの似顔絵入りの軍手が届きました。新刊のPR用なんだそうです。ありがとうございました。
     マンガのネームは200ページまで進み、残り24ページ。あと一息だ。ふう……。

    03月05日 マンガのネームは終わったけれど……

     なんとかマンガのネームは終了。224ページもあると、さすがに息が切れるなあ。ネームを終了したとたんに、こんどは人物のペン入れがすんだ原稿を家族総出で仕上げ。

    03月06日 ネームに直しが出た

     やっと終わったと思ったネームに少し直しが……。なんとか直してFAXで送信。

    03月07日 喫茶店と家の間を2往復

     昼過ぎに途中まで完成したマンガの原稿を駅前の喫茶店で編集者に渡し、いちど家に戻って、あとがきの原稿を書く。夕刻、再び同じ喫茶店に出かけ、ネットビジネス関連の打ち合わせ。
     そのまま、そそくさと家に戻り、マンガの原稿に貼りつけるパソコン画面のキャプチャー。これが一番、目にこたえる……。
     夜遅くなってから、このところ毎晩つづいているマンガの原稿の受け取り。さすがに睡眠不足で午前1時にダウン。

    03月08日 早起きはしたけれど……。

     午前5時半に起床し、仕事のつづき。しかし午前9時過ぎに再び睡魔に襲われ布団に潜り、午後1時頃まで爆睡。地下鉄日比谷線で事故があったらしいが、原稿に追われているためテレビを見ている暇もなし。世間からどんどん遠ざかっている。

    03月09日 ひたすらマンガ

     4月上旬発売のマンガ版ネット株取引入門書の原稿がヤマ場に差しかかる。すでにネームも終わり、作画担当のくまの歩が人物のペン入れをすませた原稿を受け取りに出る以外は、家に籠もって背景描き。ネームを担当した後でアシスタントに回るというのも不思議なローテーションではある。原稿の仕上げは家族の担当。人数がいるのでベタ、ホワイト、トーンの仕上げは早い。
     原稿ができた分だけ編集者に渡し、あとは朝まで、ひたすらバック描き(と画面のキャプチャー取り)。

    03月10日 あと一息……

     夕刻、Y出版社のM編集長が、『疾風迅雷・海軍航空艦隊大作戦』第3巻の見本を届けてくれる。有楽出版社のシリーズは、いずれも全3巻ということになっているので、次からは新シリーズのスタート。本の表紙には、相変わらず「シミュレーション戦記」と印刷されているが、さほどシミュレーションしているわけではないので、ちょっと抵抗があるんですよね。
    『疾風迅雷・海軍航空艦隊大作戦』シリーズは、ヨーロッパ戦線で活躍し、映画にもなった「メンフィスビル」をはじめとするB‐17爆撃機隊の活躍をモチーフにしたもので、もしも日本に大型四発爆撃機があったら……という点が、まあ「イフ小説」的ではありますが、作者は「ジオラマ戦記」と読んでいます。
     次のシリーズは、よりメカアクション主体になりそうなので、書くのが楽しみだったりしているが、題名の案として「『機動戦隊・嵐(きどうせんたい・あらし)』というのは、どうでしょう?」と提案したら、即座に却下。読者の年齢層が高いので、題名のおふざけも理解してもらえそうにないだろうとのこと。まあ、そうでしょうね。


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