05月11日
　２時間の睡眠で税務署へ。確定申告にミスがあり修正申告。久しぶりに還付金が戻ってくると思ったのに甘かった。特別減税の計算ミスでありました。

05月12日
「週刊小説」の連載コラムを書いて送信。あとはひたすら架空戦記の追い込み。

05月13日
　マンガ原作の最終回のプロットを作らないといけないのに、アイデアが出てこない。手持ちのネタをひっくり返すが、小説向きのものが多く難渋。こんなことは珍しい。

05月14日
「週刊小説」のイラストを描いて送信。原作のプロットで呻吟。

05月15日
　気分を変えるため吉祥寺の喫茶店に出かけてノートパソコンを開く。２日間悩んでいたのがウソだったように、30分でプロットが出来上がってしまった。気分がいいので高円寺にまわり、ビールを飲んで深夜に帰宅。
　帰宅後、ただちに架空戦記に復帰。

05月16日
　西武・オリックス戦をテレビ埼玉で見た後、運動不足がひどいので、保谷駅まで徒歩で出かけ、電車で大泉学園へ。喫茶店とマクドナルドをハシゴして架空戦記の追い込み。
　午後10時半に帰宅し、久しぶりにニフティサーブ「オートレーシング情報フォーラム」のＦ１モナコＧＰ速報を手伝うも、暗いところでパソコンの画面を見ていたせいか、画面の文字に焦点が合わず、ミスしてばかり。
　深夜、座椅子にもたれてうたた寝した後、野茂の登板したブリュワーズ・マリナーズ戦をＮＨＫ−ＢＳ１で見るが、野茂が２点取られて降板したところでテレビは終了。こちらもきちんと寝ることにする。

05月17日
　昼前に起きて原稿。この原稿の催促の電話の後、夕方に打ち合わせをすることになっていた音楽雑誌編集長から、打ち合わせを明日にしてほしいとの電話。打ち合わせが延びたのを幸い、有楽町のスバル座まで、映画「Ｕボート」（ディレクターズカット版）を見にいく。３時間29分の長い映画なので、待ち時間の間、喫茶店で原稿書くことにしていたのだけれど、スバル座の場所がわからずウロウロ。よく考えたら最後にスバル座で見た映画は「イージー・ライダー」。ほぼ30年前だ！　スバル座も引っ越したんだよね、この間に。ああ、それにしても、あの頃は年間100〜200本くらい映画を見ていたのになあ……。
　映画は長かったが、新しく録音したというデジタル立体音響もあいまって、実にリアル。今月発売になった『大制覇・重空母武蔵世界の海を征く（１）』にもＵボートとの戦いや、Ｕボートの基地のシーンが出てくるんだけど、先に、この映画を見ておけばよかったなあ。一応、Ｕボートもののノンフィクションは、あれこれ読んでいたのではありますが。でも、あの汚さを描いたリアルさは、アメリカ映画の『眼下の敵』の比ではないですね。
　原稿もヤバいので、寄り道せずにまっすぐ帰宅。また原稿に取り組むも、劇画調の架空戦記の描写が、いきなりシリアスになってしまい、これはイケナイと、いま削除したところ。ぼくの架空戦記は「超絶架空戦記」なので……。

05月18日
　音楽関連雑誌の編集長＆編集者と保谷駅前の喫茶店で打ち合わせ……というか顔合わせ。何か仕事を……というような話だったが、音楽については自慢じゃないがビートルズとベンチャーズでストップしているので、仕事ができるかどうか不安。
　打ち合わせ後、ファミレスに移動して架空戦記の原稿。別のテーブルで客同士がトラブル。家族連れの赤ん坊が泣きわめいてうるさいと注意した客に、注意された側の旦那さんがプッツンしたらしい。奥さんのお詫びと説明が理路整然としていて実に立派。女性の時代を実感する。これが普通のレストランだったら赤ん坊を連れてくるのは非常識かもしれないが、ファミレスじゃしかたないんじゃないのかなあ。赤ん坊連れで外食できるところといったらファミレスくらいしかないんだから。
　アメリカでもファミレスは子供はＯＫ。ただし普通のレストランは大人の行く場所なので、夫婦が出かけるときは、子供はベビーシッターに預けていくのが一般的。こうした区別が日本でも根付くといいのに。こちらもファミレスで仕事するときは、うるさいのは織り込みずみ。そもそも仕事する場所ではないんだから。うるさくて仕事にならないときは、自分の方で店を出ていくことにしている。
　帰宅後もパソコンに向かうが、目の奥が痛くて文字が霞み、進行悪し。ヤバイなあ。

05月19日
　今日は劇画原作の締切。ファミレス２軒をハシゴして、なんとかアップ。鉛筆で文字を書いたおかげで肩と腕が痛い。
　すぐに架空戦記にカムバックして原稿を書くも、今日も目が不調。そこで、ちょっと休憩して「ハーツ」をやったらパーフェクト！　４年目にして初めての快挙。これで少しは気分よく仕事ができる……といいな。

05月20日
　締切に追われてひたすら原稿。