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終日、座卓に向かってあぐらをかいて仕事しているせいか、足のくるぶしがカーペットでこすれて擦り傷状態。皮膚がはがれ血がにじんでいる。
腰も痛くて、腰の痛みで目が覚めてしまう状態なので、今日は徒歩で喫茶店に出撃。ラーメンを食べたあと喫茶店とマクドナルドをハシゴ。マクドナルドではYahoo! BB Mobileの無線LANを試す。ちゃんとつながりました。試験中のため、いまのところ料金は発生しないらしい。
深夜に帰宅後、また原稿。
午後に起床したらmixiからのお誘いが。もう1年くらい前から何人もの人に誘っていただいていたのだが、残された人生のこと、まだやりたいことなどを天秤にかけ、いわゆる人脈とか知り合いのネットワークは、できるだけ縮小させていきたいと考えていたため、参加は断らせていただいていた。
ところが、こんど入学が決まった早稲田大学eスクールでは、学生同士の情報交換にmixiが使われているというではないか。あれま、それだったらmixiに入っておいたほうがよかったか……と思っていたら、うまい具合にお誘いのメールが。すぐに入ってmixiを探検したら、ここにもあそこにも知り合いが。
ただ、「ソーシャル・ネットワーク・サイト」だなんていっても、パソコン通信時代のニフティサーブで、フォーラムやパティオなんてものを体験していると、そんなにすごいものだとは思えないんだけどなあ……。
mixiの探検をしていたら先日購入したデスクトップPCが到着。15日に到着予定のはずだったのに、あちらでミスがあったせいか、ずいぶん早く着いた。でも、設定などしていたら仕事がヤバイので、いまの原稿が終わるまでセットアップは封印。
夕方、高円寺ノラやまで出かける。原稿がヤバいのだが、今日は、ちょっと特別。いまノラやでは、池田民子(旧姓・山本)さんの「階段のあかり IV」という陶器展をやっているのだが、ちょうど1年前、ノラやで「階段のあかり III」を開いたとき、作品を見に来ていたお父上が、あの『収容所から来た遺書』の主人公・山本幡男氏の三男であることが判明。そのことがわかったのは、お父上が帰られた後のことだったが、ひとり興奮し、帰宅したあとで、また『収容所から来た遺書』を読み直し、涙にくれたのだった。
そうしたら今日また、池田さんのご両親がノラやに来るとのことで、それなら……と、おっとり刀で駆けつけたもの。池田さん本人は見えていなかったが、池田さんのお友達も大勢来店していたため、お父上の山本厚生さんとじっくり話すことができなかったのが、ちょっと残念。それでも少しだけ、『収容所から来た遺書』にまつわるお話を伺うことができた。
山本さんの本業は建築家だが、「ひと裁ち折り紙」というものを考案し、この普及にもつとめている。1枚の紙を複雑な形に折り、1ヶ所だけハサミを入れると、そこに色んな図形があらわれるというものだ。よく、こんな複雑なものを考えるなあ……と、ただただ感嘆。
ゆっくりしていたかったが、仕事が気になるので、早々に失礼して帰宅し、朝まで仕事。
午後に起床したらmixiのメールがドッサリ。大急ぎで返事を書いて少し原稿も進めていたら、あっというまに夕方。カミサンと自転車をつらねて西武新宿線の最寄り駅まで行き、電車で沼袋まで。ここからバスで中野まで行き、なかの芸能小劇場で開催された高円寺ノラや主催の「平成ノラや寄席」へ。演し物はこちらをどうぞ。フィルムショーとは、東京芸大の映像関係者が作成した無声映画風のショートビデオのことだが、クロマキー合成を使うなど手の込んだ作品で、橘家文左衛門師匠、古今亭菊之丞師匠、鈴々舎わか馬さん、田辺一凜さんが大熱演。
落語も歌謡ショーもおもしろくて、腹の皮をよじって笑った。文左衛門師匠は「幇間腹」を演ったんですが、途中で鍼を打つ若旦那が、「鍼で凝ったところを打つ」と強調するもので、あ、これは「ハリー・コッター」というダジャレを入れるための伏線に違いないと思ったら、全然、そんなことはありませんでした。そのあとで、「鍼」に引っかけて、「針すなお」だのなんだのって、実にバカバカしいダジャレを連発するところがあったので、そこでも「ハリー・コッター」を期待したのだが、やはりなし。残念〜!
終演後は高円寺で打ち上げがあるのだが、さすがに原稿が押しているので、今日はパス。中野でカミサンと鳥料理の店に入り、焼き鳥と親子丼の夕食を取ってから帰宅。
家にたどりついてノートパソコンのスイッチを入れたら、またmixiからのメールがどっさり。業界つながり、ニフティつながりの人が、あそこにもここにもいて、うろうろと探検していたのだが、「足あと」という訪問者がわかる機能があって、訪ねたのがバレバレだったのだ。
寝る前に何とか原稿の一部を送る。
午後に起床してノートパソコンを開いたら、またmixiからのメールがどっさり。返事を書いて送信し終わると、もう次のメールが届いている。mixi内でメッセージが届くとメールで知らせてもらえるようにしてあったのだが、原稿が進まないので、この機能をOFFにする。
夕食後、またmixiを解禁。2日間で22人の人とお友達リンクする。ニフティ経験者が多いのは、mixiが、フォーラムやパティオの仕組みと似ているせいだろうな、きっと。
終日、原稿。
夕方、昨年の夏に取材を受けたインタビュー記事のゲラが届いて、その赤入れ。テープ起こしした文章をそのまま印字したようで、漢字や言葉の使い方がメチャクチャ。テープ起こしは、完全に日本語の原稿について知識のない人がやっている。ワープロを使いはじめたばかりの人が、つい喜んで、漢字だらけの文章を書く……という、そんな感じ。「〜が有る」「〜が無い」「尚且つ」なんて表現、いまどきの原稿では使いませんよ。しかも文章がつながらないと思ったら、途中の2ページが抜けていた。明日、再送信してもらうことに。
家にいるとネットにつないでしまって仕事が進まないため、クルマでロッテリアに出撃……のつもりだったのに、あれま、上石神井のロッテリアが、いつのまにか焼き肉の安楽亭になっていた。しかたがないので別のファミレスに入って原稿。3時間粘るが眠気に耐えられなくなり、いったん外へ。クルマで走って眠気が覚めたところで、もう1軒ファミレスに寄って、また原稿。ガソリンスタンドでガソリンを補給してから帰宅し、また原稿。
出かけようと思ったらメールが次から次へ。返事を書いているうちに夕方に。そのまま自宅で原稿。
夜、某ムック用に描いたマンガのゲラがメール添付のPDFで届く。Adobe Acrobatで開き、修正点にペンツールで印をつけて、ノートで修正の説明をつける。画稿にミスを発見したため、原画ファイルを開いて修正し、PDFと一緒にメールに添付して送信。昨日の取材原稿も、メールで送ってくれれば手入れも楽なのになあ……。
【NEW】 (Last modified:2005/02/22 15h45)
起きてから寝るまで、ひたすら原稿執筆中。本当ならホテルに自主缶詰になる予定だったのだが、受験シーズンのせいか、いつもは部屋が取りやすい週末も連泊ができない。しかたがないので自宅の仕事部屋に籠もる。
どうも気になってしかたがないので、届いていたデスクトップPCのセットアップ。最新のパソコンだけあって、起動も速い。とりあえず原稿を書くのに必要な漢字変換ソフト「ATOK2005」と「WZ EDITOR」だけ入れよう……と思ったのだが、結局、「一太郎」も「PageMaker」も「PhotoShop Element」も「PaintShopPro」も「マイペディア」も「Book Shelf」も「Acrobat」も「秀丸エディター」も入れ、文字原稿以外の仕事もできる状態になっていた。常用しているノートパソコンから「Outlook Express」のメールやアドレス帳、アカウントもコピーし、「Internet Explorer」の「お気に入り」もインポートし、さらに仕事の原稿、資料もコピー。
原稿類は新しいデスクトップPC、ノートパソコン、外付けハードディスクでバックアップを取れるようにと、ワンクリックで同期のとれるバッチファイルも作る。
午後から作業を開始したのだが、気がつけば深夜。これだけの作業をしていたら当然だよな……。新しいデスクトップPCを使って深夜から朝まで原稿を書くが、19インチの液晶スクリーンとキーボードに慣れなくて、首と肩が痛い。
原稿が進まないので喫茶店めぐり。なんだか同じところを堂々巡りしているのだが、これは、つい蘊蓄を語る悪いクセが出ているため。これを刈り込む作業をつづける。
原稿の能率が悪いのは、大学の履修科目選択で、あれこれ悩んでいるせいもある。思い切って履修科目を決め、登録用のマークシートに記入後、専用封筒に入れて封をしてしまう。