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昼前に起床しメールをチェックすると、第二次世界大戦中の戦闘機、爆撃機の操縦マニュアル映像を収録したDVDを購入したネットショップの担当者から、商品発送を連絡するメール。こちらの英語版ホームページを見たそうで、感想などが書かれている。お礼の返信を書いてスペルチェックすると、珍しく誤りがゼロ。おかげで気分よくメールを送信。
今日は、ひとりで新宿まで出かけ、 映画『マイ・ボディガード』を観る。上映中の新宿ピカデリー3の後方ドアから入ると、座席から突き出しているのは白髪か薄い髪の頭部ばかり。それだけ高年齢の男性観客が多かったわけだが、これは『レオン』に似た映画というPRのせいだけでなく、原作の冒険小説『燃える男』のファンが多かったせいではないか。実は、ぼくもそのひとりである。なんたって、水泳をはじめたのも、『燃える男』に影響されてのことだった(リンク先の日記では、「影響されたわけではないが」と書いているが、本当は、大いに影響されてのことだった)。
主人公のクリーシーがアメリカ人(黒人)になり、舞台がメキシコになった時点で、『燃える男』で重要な舞台となっている地中海のコゾ島が出てこないことも確信した。原作では、ここでクリーシーが再生を果たすのだが……。
映画の内容は、『燃える男』の映画化だと思わずに観れば、よくできた映画だといえるだろう。ただし、原作を知っていると、原作から逸脱したラストで、どうしても割り切れない思いが残る。ハリウッドだから……といえばそれまでだが。原作で使われているのは、主人公の名前とストーリーの骨子だけ、と思って割り切ればいいんだろうけどなあ……。
映画のあとは紀伊國屋書店新宿本店で、佐々木譲氏と大石英司氏の新刊などを購入。そこにホームページ作成を協力中の高円寺ノラやのママから電話。内容はホームページについてのSOS。新宿にいたので、ちょこっとノラやに寄ることに。
ノラやでは、夕食がわりにおでんを食べ、その後、数軒を巡回し、深夜に帰宅。
昼前に起きて、終日、パソコンに張りつく。自分のホームページのメンテナンスに、知人のサイトの日記ページ作成など。
自分のホームページでは、blogに書きとめていた本の情報を、こちらの日記ページにもどす。blogは文章を書くのが面倒なため。
買った本、もらった本が溜まっていて紹介しそこねていたが、これはAmazon.co.jpのアソシエイト・プログラム用のタグを自動作成してくれる「AsociateHelper」というソフトが不調になったため。Windows XPのセキュリティ関連の設定(たぶんJava関係)が何かぶつかっているようで、「右クリック」で開くショートカットメニューに登録した「フレームを新しいウィンドウで開く」も使えなくなっている。
「AsociateHelper」が使えなくなって不便をきたしていたのだが、このソフトの設定用に使われているファイルを自分のサイトに登録し、BookmarkからJavaScriptで呼び出す方法があることを知って、こちらを試してみたら、うまく使うことができた。設定用ファイルをカスタマイズして、なんとか使えるようになったので、また本の紹介を再開したというワケ。
深夜は読書とPerlによるプログラム作り。
1月からスタートするはずだったマンガの新連載は、週刊誌の別冊として発売されていた掲載雑誌が、評判がよく、売れ行きも好調なため、急きょ、独立した新雑誌として新創刊することになったため、こちらの連載開始も3月発売号からに延期。次のマンガを前倒ししなければ……。
午後遅く、最寄り駅ちかくの喫茶店で出版社の編集者と新刊の企画内容について打ち合わせ。こちらの著作なども持参し、本の狙い、内容などについての煮詰め。ひさびさに3時間ちかくも熱弁をふるい、疲労感を覚えながら帰宅し、夕食をとろうとすると、友人の女性マンガ家からパソコンについてのSOSの電話。それから1時間以上、電話でフォルダとファイルについて説明。CD−Rが焼けないトラブルについては、ちょっと見当がつかずパス。
夕食後、新しい企画書を書くための資料読み。深夜、入浴後は、『Alex Zanardi: My Story』のつづき。この本が気にかかるため、ほかの本に集中できない。
正午に起床しメールのチェックなどしたあと、バスに乗って吉祥寺へ。毎年末恒例の石津嵐(磐紀一郎)さん生誕記念パーティーに出席のため。
とりあえず吉祥寺で永井豪さんの新刊『豪 ― 波瀾万丈痛快自伝エッセイ』を探しにいったのだが、1軒目の書店で見つからず、2軒目の書店に移動して店内をウロウロしていたら、目の前で、全身黒ずくめ(黒のセーターに黒のズボン)で首からペンダントをさげた30歳前後のオシャレな男性が、柴田よしきさんの最新刊『窓際の死神』を手に取りレジに向かうのを目撃。自分の本ではないが、知り合いの本が売れる瞬間を目撃するのは目出度いことである。というわけで店を出たところで携帯電話を使い、柴田よしきさん主宰のメーリングリストにメールで報告(ぼくは、女性ファンがパソコン関連のトラブルに遭遇したときのお助け要員として参加)。
永井さんの本が見つからないので、ほかに買いたい本もあったのだが、その前に読まなければならない本もあるので、買い物は文庫1冊にとどめ、中央線の電車で高円寺に移動。パーティーの開催時刻までには時間があったので、ハンバーガーショップに入って『Alex Zanardi』を読む。次の本が溜まる一方なので、少しでもページを進めようと必死……だが、洋書だと辞書を引く回数も多く、なかなか進まない。
午後7時、近くの中華料理店でパーティー開始(出席者などはblogで)。
二次会のあと、カミサンと一緒にノラやに寄り、あとから追いかけてきた石津組と交替して帰宅。電車とバスの中でもZanardiの本を読みつづけ、帰宅したらアメリカから、第二次大戦中の航空機操縦法を記録した映画のDVD(24枚)が届いていた。とりあえずカーチスP‐40の操縦法(これは軍人のパイロットが、市民パイロットに操縦法を教える構成になっている。しかもカラー)を見る。このDVDには、アメリカ国民向けと思われるの戦意昂揚映画「中国での第14航空軍物語」も入っている。これは、クレア・シェンノート将軍ひきいる「フライング・タイガー」が中心となった中国戦線での航空軍の活躍(主に通商破壊活動)を描いたもので、興味深い内容になっていた(右の写真)。
年末の週末のせいか、週末という気分はゼロ。
来年早々に取りかかるマンガの台割りと資料がメールで届く。台割りはPDFで、資料はマンガで紹介する某レトロPCのエミュレーター。少しいじってみるが、ちゃんとBASICのプログラムが動く。さらに、このマンガで紹介する予定のオモチャも届くそうなので、それを待ってからネームに取りかかることに。
ちょっと某所から依頼されたWeb上での予約システムをPerlで組む。別のサイトで運用中の自作プログラムを改造して使うことに……なんてことをしていたら、某出版社から表紙用イラストと読切りマンガの依頼。別の雑誌の連載スタートが延びたので、こちらを引き受けるかもしれない。とりあえず打ち合わせして詳細を聞いてみよう。
風邪のせいで水泳もサボりっぱなしだったので、そろそろ復帰しようかと考えたが、土曜日で混雑していそうなのでパス。かわりにトレーニングウェアに着替え、さらに『Alex Zanardi』と電子辞書を抱えてウォーキングに出かける。30分ほど歩いて汗をかいたところでハンバーガーショップに飛び込み、コーヒーを飲みながら『Alex Zanardi』を読む。1時間ほど読み進めて、ああ、ついに2001年9月16日、ザナルディが両脚を失う事故のところまで来てしまった……。この先、読むのがつらいので、とりあえず、また徒歩で帰宅。メールの返事など書きつつ、また読書。本文369ページのうち、残り50ページを切った。この本を読了しないと次の本に取りかかれそうにない……。
寝る前に、第二次大戦中にアメリカ陸軍が製作したノースロップP‐61「ブラックウィドウ」のフライトトレーニング映画をDVDで鑑賞。夜間戦闘機「ブラックウィドウ」の姿は、写真では、たびたび見ているが、動く映像で見るのは初めて。けっこう貴重な映像かもしれない。
この年末年始のあいだに読みたいと思っていた本が何冊かあったので、書店のサイトを検索してみると、目的の本は、いまだ入荷していないらしい。だったらアマゾンでいいやと、こちらに注文を出す。アマゾンは発売直後あたりまでは入荷までに日数がかかることになっているが、突然、24時間以内になったり、在庫があったりするようになるので、注文には少し慣れが必要。
書店の在庫次第では、池袋のジュンク堂か新宿の紀伊國屋書店に行こうと思っていたが、出かけるのはヤメにして、『Alex Zanardi』と電子辞書を抱えて、隣の駅までウォーキング。書店に寄って店内を巡回し、目についた本を2冊ほど購入し、スタバに行って『Alex Zanardi』の読書。
途中、両隣のテーブルのお客が入れ替わるが、いずれもテーブルで年賀状を書いていた。うちは、とっくにファイルができあがっているのに、住所録の更新をしていない。それがすまなければ年賀状の印刷ができないのだが、とりあえず『Alex Zanardi』を読み終えないと、次に進めない。
店内が混雑してきたので店を出て、駅構内で讃岐うどんを食べ、電車で最寄り駅にもどり、ここで駅前の喫茶店に入って読書のつづき。『Alex Zanardi』は、もともとがイタリア語で書かれたものの英語版だが、イギリス版のためか単語のスペルも英国流で、辞書を引いても米語のスペルを指示されるものが多い。アメリカ版も10月の発売前から予約してあったのに、アメリカ国内での人気が高かったためか、こちらには、いまだ届かず。アメリカ人ドライバーの悪口も書いてある本なので、アメリカ版では、そんなところがどうなっているかも気にかかるところだが。
喫茶店の閉店時刻が迫り、店内の清掃がはじまったので、そそくさと帰宅し、メールで届いていた楠木誠一郎さんのサイト用の日記と新刊案内のデータを更新。その後、また朝まで読書。
事故を起こしたザナルディは、事故現場で片脚がない状態で、ヘリコプターで運ばれたベルリンの病院で残る脚も切断。病院に着いた時点で身体に残っていた血液は10パーセントほどで、生存できたのが不思議なほどだった。それでもザナルディは、持ち前の楽観主義で、繰り返される手術やリハビリを乗り越え、ついに義足で立って歩けるようになる。最初に義足で歩いてファンの前に姿を見せたのは、事故を起こしてから半年も経っていない2002年初め、イタリアの人気レース週刊誌「アウトスプリント」のイベントに参加したときのこと。このときの写真が日本の「東京中日スポーツ」に掲載されたのを見たとき、反射的に涙が込み上げてきたが、実際には、まだかなりのリスクがある状態だったようだ。
7月にはトロントのCARTレースに出かけ、コントロールタワーでスタートのグリーンフラッグとゴールのチェッカーフラッグを振り、北米のファンをも感動させる。そして残るは最終章「The Race Completed」。2001年のレースで走り損ねた残り13周をインディカーで走るのだ。ここで眠気に負けてダウン。
昨夜は本を読みながらCNNで、ずっとインドネシアの地震と津波のニュースを追っていた。日本のテレビは深夜も通常番組ばかりで、ニュースが伝えはじめたのは午前5時のニュースからだった。
朝までニュースを見ていたせいで、起床は昼前になってから。
今日は何がなんでも『Alex Zanardi』を読み終えようと、なぜか『仮面ライダー』のトートバッグに本と電子辞書を詰めて、西武新宿線の最寄り駅まで歩き、喫茶店で読書開始。レースシーンなら知っている単語がほとんどなので、電子辞書を引く回数も少なくてすむのだが、両脚を失ったザナルディがリハビリや義足について語るシーンでは、医学用語などが増えるため、どうしても辞書を引く回数が増え、読むのも遅くなる。わからない単語は飛ばして読んでも大意は掴めるのだが、今回は、きっちり隅々まで理解したいという思いがあった。そのため、意味を知っている単語でも、文脈が掴みづらいと、別の意味があるのではないかと、辞書を引き引き読んできた。
読みはじめたのが11月19日だから、もう1ヶ月以上もかかって読んでいたことになる。途中、仕事もあれば、他の本を読んでもきたが、このところは、この本が気になって、ほかのことは手につかなくなっていた。
喫茶店で読み、電車で移動しつつ読み、野方のハンバーガーショップで読み、バスで移動しつつ読み、高円寺駅前の喫茶店で読み……午後8時、ついに読了。両脚を失う事故を起こしたレースから2年後の2003年9月、同じドイツのトラックで、手でアクセルの操作ができるよう改造されたインディカーに乗り、走り残した13周を走りきったところで本は終っているのだが、両脚を失っても前向きに生きることをやめないザナルディの生き方に、安っぽい言い方だが、心の底から感動した。彼が何度も述べているように、この生き方は、生来の(母の血を引いているという)楽天的な性格から来たものらしい(たぶんイタリア人気質でもあるのだろう)。
この本が翻訳されたら、レースでの大クラッシュで全身火傷を負い、生還を果たした太田哲也選手の『クラッシュ―絶望を希望に変える瞬間』と双璧の本になるだろうになあ……と思ったりもする。うーん、どこかで翻訳やらせてくれないかなあ。翻訳そのものの能力は怪しいけれど、F1やCARTのバックグラウンドについては、よく知っているつもりだし。とりわけザナルディがCARTで2年連続のチャンピオンを獲得した頃は、ぼくはCSの「スポーツi・ESPN」で放映されていたCARTレースの録画中継でテレビ解説者もつとめていて、シリーズもずっと追いかけていたしなあ……。でも、やっぱり餅は餅屋にまかせるのが正解だろうなあ。
とりあえず大部の英語の本を読み切ったことにも満足して、ひとりで焼鳥屋に入ってビールで乾杯。その後、2軒ほど寄り道して電車と深夜バスを乗り継いで帰宅。ああ、これで次の本が読めるぞ。
読みはじめてから1ヶ月以上もかかっていた『Alex Zanardi』を読了したせいもあってか、日本語の本に餓えていたようなところもあって、起きたらAmazonから届いていた本に、さっそく飛びつく。
まず読んだのは楽しみにしていた永井豪さんの自伝『豪 ― 波瀾万丈痛快自伝エッセイ』。永井さんが石ノ森章太郎先生のアシスタントをしていた時代、「少年マガジン」に100ぺージ読切の『鬼』を描いていた頃など、ちょっとすれ違ったこともあって、ニヤニヤしながら一気に読了。
夕方、読切りマンガの打ち合わせのため、最寄り駅前の喫茶店まで自転車で出かける。編集者2名と2時間ほど打ち合わせ、内容の方向性を決める。
帰宅し、夕食をとったあとは、『踊るコンテンツ・ビジネスの未来』に取りかかり、こちらも一気に読了。
深夜は日本テレビで映画『忠臣蔵 四十七人の刺客』を見る。先日、NHKの「金曜時代劇」で終了した『最後の忠臣蔵』の前編にも当たる物語。「金曜時代劇」のほうは、原作に忠実でありながら、最後の最後で原作とは異なり、涙を流すタイミングを逸してしまった。『四十七人の刺客』に、おかるの役で出た宮沢りえに、おかるの娘役を演じさせた映画版の続編を作ってほしいなあ。
昨日、カミサンの身内が入院したため、午後からクルマで見舞いに行く予定だったが、雪のため明日に延期する。
高齋正さんから頼まれていた高齋さんの小説作品をPDF化し、高齋正ファンサイトの管理人さんに送付。
年賀状用の住所録データを打ち直したあと、夕方、吉祥寺までカミサンとバスで出かけ、予約してあったふぐの店へ。カミサンの誕生日祝い。カミサンはアルコールがまるでダメなため、こちらがひとりでビール&ひれ酒。ふぐのフルコースで満腹になり、アルコールも適度にまわって眠くなったため、そそくさと帰宅しテレビを見ながら1時間ほど居眠り。
深夜は、NHK−BS2で『大いなる勇者』と『荒野のガンマン』の西部劇2連発。『荒野のガンマン』は、サム・ペキンパーの監督作品なのに、ペキンパーらしさが出ていない。まだ初期の作品のせいだな、きっと……なんてことを考えながらAmazonをチェックしたら、ペキンパーの『ワイルドバンチ』のDVDが1,575円だった。ただし「ディレクターズ・カット版」というのが不安。編集をまかされると冗長になる悪癖があるからだ。『戦争のはらわら』みたいに。
昼過ぎから遅ればせの大掃除。居間に積みあげた本の整理をはじめたが、午後、昨日入院したカミサンの身内を見舞いに病院へ。病院の売店が年末で閉まっているため、細々としたものを近所のスーパーまで買い出しに。やはり見舞いにきたカミサンの姉さん夫婦や義理の母と一緒に、帰途、夕食。
帰宅後、友人のマンガ家夫婦の家に出かけ、田舎から届いたというお餅と野菜をもらう。帰途、注文してあった餅を受け取りにいき、さらに、山梨まで餅つきの手伝いに行っていた娘を駅でピックアップ。こちらも土産は餅。しかも、つきたてのアンコロ餅にキナコ餅までついてきて、この餅で夜食。なんだか餅だらけの1日であった。
満腹になったところで深夜、NHK−BS2にて映画『アウトロー』を鑑賞。マカロニ・ウェスタンで人気者になり、アメリカに戻って『ダーティハリー』をヒットさせたイーストウッドが、男の臭いを振りまいていた頃の作品。よそ見をしていたせいで、最後にちょっと混乱をきたしたが、ネットでストーリーを確認して納得。これで安心して寝られた。
昼前に起床し、仕事に使っていた居間の掃除。2畳ほどのスペースに資料用の本を山積みにしてあったものを取り崩し、必要なものと不要なものに分けて整理。ところが午後になると外は雪。
ひどくならないうちにとクルマで買い出しに出かけるが、一番ひどい時間に出かけてしまったらしい。チェーンのないクルマが滑る滑る。オートマ車でもマニュアルモードがあるので、1速、2速あたりで慎重に走り、なんとか無事に帰宅。
本の整理は一時中断して、家の周囲の雪かき。あっというまに腰が痛くなる。
夕食は大晦日恒例のすき焼き。ビールを1本飲んだら眠気でダウン。1時間ほど居眠りしたあと、紅白歌合戦を見ながら本の片づけ。年を越した午前2時に、なんとか片づく。そういえば、年賀状を印刷してなかった。こちらは元旦の作業だな。
RSSリーダーで巡回しているBBCのニュースに、早くもパリダカ第1日目の速報が。なんと今年は、アメリカの暴れん坊将軍((C)すがやみつる)ロビー・ゴードンがフォルクスワーゲンで出場し、1日目のスペシャルステージで、三菱の増岡をおさえてトップ。もともと砂漠を走るオフロードレース出身で、その後、IMSA‐GTとの掛け持ちで大活躍。さらにCARTインディカーのレギュラーとなり、現在は、ストックカーのNASCARネクステルカップで活躍中。しかも毎年インディ500だけはスポットで出場しているが、オフロードでもサーキットでもオーバルトラックでも、オフロード・トラックでもハコのレーシングカーでもオープンホイールのフォーミュラカーでも、何でもござれのスーパーマン。しかも腕と度胸でドライブするような荒っぽいところが魅力でもある。今年のパリダカ(正式には「テレフォニカ・ダカール・ラリー」といい、スペインのバルセロナがスタート)は、ちょっと面白くなりそうだ。