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  • 04年01月下旬の日記

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    01月21日(水) テレビの反乱

     昨年の暮れに買ったばかりの新しいテレビが、画面が明るくなるたびスピーカーからブーというノイズが出て、しかも症状がひどくなってきたため、とうとう修理を依頼した。で、サービスマンが来てくれたのだが、ケースの裏ブタをはずして様子を見ただけで、ノイズが出てこない。画面が明るくなってもブーンともいわず、結局、なにもせずに修理完了になってしまったのだが、いったい、どういうわけだったんだろう?
     それはさておき、昨日、はりきりすぎたせいか、今日は疲れて家でダラダラ。もう届いた架空戦記小説前半分のゲラを見はじめる。

    01月22日(木) ゲラ完了

     午前中に起床しメールのチェックをすると、新年会、食事会のメールがまとめて届く。どうやら宴会勧誘メールの特異日だったらしい。
     残りの新作架空戦記のゲラが届き、また別の文庫(2分冊のうちの1冊分)も届く。とりあえず急ぎの架空戦記のゲラをあげてしまおうと、徒歩で駅前まで出撃。喫茶店を3軒ハシゴして、なんとかゲラのチェックを終了。
     帰途、フィットネスクラブによって水泳。しばらく時間が空いてしまったので、水泳は通常の半分の400メートル、ウォーキング500メートル。ちょっとオーバーしていた体重が、これだけで800グラムも減った。かなり水っぽくなっていたらしい。
     帰宅後、文庫のゲラを読みはじめる。これは解説を依頼されてのもの。そういえば原稿の分量も聞いていなかった。

    01月23日(金) 寝てばかりの1日

     寝たのが午前5時だったのに、なぜか午前8時に起床。2時間ほど仕事をしたが、眠気で能率が悪いんで、グッスリ寝てやろうと睡眠改善薬ドリエルを飲んで再び布団へ。午後2時までグッスリ寝て起床したが、またすぐに眠くなり、午後4時から6時までグー。夕食後、また眠くなって午後8時から11時までグー。そのあと起きたら眠れなくなった。たまにこんな薬を飲むから効きすぎるのかな? なるべく薬に頼るのはやめにしよう。

    01月24日(土) オートレーシング・フォーラム新年会

     寝たのが午前6時だったのに、午前11時には起床。もう少し寝ていたかったが、また薬を飲むとひどい目に遭いそうなので、とりあえず我慢しながら解説を依頼されている本のゲラを読むことに。
     午後3時過ぎ、家を出て新宿へ。西武新宿線の車内では、昨日、某新聞社から書評を依頼された本の再読。担当記者の話では、この本の書評を依頼しようと、連絡先を確認するため当サイトにアクセスしたら、日記に、すでに購入して読了したことが書かれていてビックリしたらしい。まるでタイミングを計っていたかのような依頼にビックリしたのは、こちらも同じ。
     午後4時半から新宿の居酒屋で「@niftyオートレーシング・フォーラム」スタッフの新年会。ぼくは、もうスタッフでもなくなっているのだが、昨年、いただいたモータースポーツ大賞の授賞祝いという名目で参加することに。この授賞も、この仲間あってのものなんですが、お礼をいいそびれてしまってすみません。
     2次会は、高校の同級生たちとの飲み会に利用しているビアレストランへ。スタートが早かったので、午後8時半にはお開き。途中、blogの話題が出るが、知っていたのは長老の新倉さん(すでに@niftyのココログ実践中)とオイラだけとは。若い衆(全員40歳以上)にblogについての講義をすることに。ちなみに、この日記のblog化も考慮したのだが、レンタルサーバーにデータベースソフトが入りそうで、そうなればblogソフトをインストールできるかもしれないと、ちょっと待っているところ。でも、BASICでHTML化している現在の日記も捨てがたいかも……。
     帰途、ベリーダンスのショーが開かれている高円寺の飲み屋に寄るが、すでにショーは終わっていた。残念。早い時間から飲んだせいか、眠気に耐えられなくなり、すぐに帰宅。で、また本を読んでいる……。

    01月25日(日) 引き籠もり

     寒いので終日自宅で資料読み。合間に柳家紫文さんのサイト楠木誠一郎さんのサイトの更新。
     深夜、ケーブルテレビの日本映画専門チャンネル『戦ふ兵隊』を見る。1939年製作の日中戦争従軍ドキュメント。武漢攻略をめざす陸軍の進軍の模様を描いたものだが、勇ましさはまるでなく、疲れた日本軍兵士、病に倒れる軍馬……など哀感あふれる映画になっている。おかげで戦意昂揚映画を期待していた軍部から公開禁止になったそうだが、それも当然だろうなあ。1988年秋にテレビの古代史番組取材のため、中国の連雲港から煙台まで旅したときのことを思い出した。

    01月26日(月) ゲラわたしとDVD鑑賞

     午前中に起床し、駅前の喫茶店で有楽出版社のM編集長にゲラを渡す。昼食後、テレビ東京で映画「オーロラ殺人事件」を観る。新聞のテレビ欄で題名だけ見たときは、「あれ、アガサ・クリスティの作品?」と思ったら、これがなんとアリステア・マクリーンの『北海の墓場』(ハヤカワ文庫NV)。大昔、ソフトカバー版の単行本で読んだぞ、確か……と思ったが、ストーリーが思い出せない。気になって2時間テレビを見てしまったが、こんなストーリーだったっけ? まるで記憶になかった。『女王陛下のユリシーズ号』『ナヴァロンの要塞』『荒鷲の要塞』あたりは覚えているのになあ……。
    『オーロラ殺人事件』を観たあとは、DVDで購入した『サイボーグ009 超銀河伝説』を観る。1980年の劇場公開版アニメだが、この頃、登場した「透過光」が使いまくり状態で、まぶしいのなんの。ストーリーは語りばかりだし、サイボーグたちが宇宙船に乗って戦ったりするもので、それぞれの特技が活かされていない。「スターウォーズ」の呪縛を受けた作品の1本で、力が入っているのはわかるのだが、力の入れ場所がちがっているような気も。結局、作り手たちのサイボーグ009に対するリスペクトが足りなかったのではなかろうか。同じアニメでも平成版009を観たあとだけに、よけい、そう感じるのかも。いろいろあって資料を広げつつメモを取りながら、早送りや巻き戻ししつつ、都合、4時間くらいかかる。
     夕食後、午後9時からはフジテレビのドラマ「プライド」を観る。キムタク主演のアイスホッケーを題材にした恋愛ドラマ。昨年11月24日にアイスホッケーを初観戦したときは、こんなドラマが始まることも知らず、ひょっとすると仕事のネタになるかも……というスケベ心もあってサントリー東伏見アイスアリーナまで出かけたのだが、うーん、こんなドラマがあると、明日の第38回日本アイスホッケーリーグ後期開幕戦「コクド日光アイスバックス」の試合も混雑するかなあ……。
     ナマのアイスホッケーを見たいと思ったのは、ときどきケーブルテレビのスカイ・Aで深夜に録画中継を観ていたことと、アイスバックスの社長だった故・高橋健次氏のドキュメンタリー番組を観たことがきっかけだった。自転車で5分の場所に東伏見アイスアリーナがあるという立地の良さもあり、いちどは観戦に出かけてみたいと思っていて、やっと実現したばかりだったのでありますが……。
    「プライド」は予算もたっぷりそうで、アイスホッケーのシーンもよくできている。テレビ朝日の『エースをねらえ!』のテニスシーンや、NHK大河ドラマの『新選組!』の剣戟シーンに比べれば、断然いい。『エースをねらえ!』のテニスシーンは、『少林サッカー』くらいまで徹してもいいのにと思う。ついでにケレン味でも『ガラスの仮面』に迫ってほしかったなあ(野際陽子エライ!)。 それにつけても『少林サッカー』のスタッフで実写版『ゲームセンターあらし』を作ってほしいものだ。

    01月27日(火) 秋葉原経由アイスホッケー行き

     昨夜は深夜になって日本テレビの月曜映画「メン・ドント・リーブ」という父親を事故で失った家族を描いた家庭映画(?)を鑑賞。それなりにホンワカできる映画だが、題名がなんとかならないものか。直訳すれば「男たちは去らない」だけれど、「家族・その愛」(陳腐)でもなんでもいいから、もうちょい理解しやすい題名にしてほしい。日本語化されていない英単語をカタカナにするから、よけい理解しがたくなる。これなら英語のままのほうがいいんじゃなかろうか。「ファインディング・ニモ」なんてのも同じ。これを「ファイティング・ニモ」と読んだのは、私だけではありませんでした。
     というわけで、またも寝たのは朝だったのに、新聞の集金で午前中に起床(カミさんは古今亭菊之丞さんの落語を聴くために、近所の主婦仲間とランチしつつ池袋演芸場に行ってしまった)。そのまま起きてノートパソコンで原稿を書きはじめたのだが、キーボードの反応が、また悪くなってきた。イライラがつのると胃が痛くなるので、ついに松下電器のサポート窓口に電話をかける。そこからノートパソコンの修理窓口を教えてもらって電話をかけ直すが、修理を申し込むと1週間くらいの預りになるという。そんなに預けたら仕事が困る。というわけで、以前に使っていた松下のノートパソコンと同様に、キーボードだけを購入し、自分で交換することに。「自分で交換できますか?」と確認されたので、「はい」と気軽に答えて電話を切ったのだが、実は、いま使っているCF-R3になってからは、筐体を開いたことがない。試しにドライバーで開こうとするが、どうやらユーザーが勝手に開かないようにと、1個だけ特殊ネジが使われている。
     さて困ったぞ。これではキーボードを取り外せないではないか。こんなときに役立つのが@niftyのFPANAPC。@niftyで検索すると、やはりあった、Panasonic CF-A3のハードディスクを交換した人の体験談が。それによると特殊ネジのドライバーは秋葉原に行けば入手できるらしい。松下電器の部品入荷は早いので、間に合うようにと早速ネットで秋葉原の工具店を検索し、いくつかの店で扱っていることを確認してから家を出る。
     最近、秋葉原へは、西武池袋線&地下鉄丸ノ内線で御茶の水まで行き、ここから徒歩というコースが多い。途中、西武池袋駅地下の立ち食いうどん(かけうどん+コロッケのトッピング)で腹ごしらえをして御茶の水へ。今日は、ちょいと経路を変え、聖橋に上がってから湯島聖堂を通り抜け、大成殿や孔子像を見学。この次は神田明神経由にしてみよう。
     秋葉原の電気街に入り、最初に入った大きめの工具店で特殊ネジの工具のことを尋ねると、けんもほろろに「自分で探して」。いかにも素人は相手にしてないよ風なオッサンでカチンと来たので、ネットでチェックしてあったラジオデパートの小さな工具店に移動。ここで店主に持参したPanasonic CF-A3のネジを見せると、天眼鏡でネジ山を確認してくれたうえで、「これだね」と専用ドライバーを示してくれる。特殊な★型のドライバーのせいもあって1本1,300円+消費税なり。修理の期間を短縮するとあれば、ま、しかたがないでしょう。
     ドライバーの購入がすんだあとは、久々に秋葉原の裏道をうろうろ。で、千石電商で830円なりの携帯体脂肪計を購入。試しに計測してみたら、自宅にある体脂肪計付き体重計より7パーセントも体脂肪が多い(涙)。
     ガックリしながらJR総武線〜山手線〜西武新宿線経由で東伏見へ。電車の中で居眠りしてエネルギーを蓄えた後、中華料理店でタンメンとギョウザでさらにパワーアップ。そのまま駅前のサントリー東伏見アイスアリーナで、第38回日本アイスホッケーリーグ後期開幕戦の「コクド対日光アイスバックス」を観戦。2度目のナマ観戦ということもあり、ルールのお勉強もすませていたこともあり、目もけっこうパックについていって、ちゃんとゲームの展開を理解しながら観戦できた。試合は7対0でコクドの圧勝。この得点差のせいか、選手たちがヒートアップして、ドツキあいもしばしば。前回見た試合よりも、はるかに面白かった。
    「プライド」放映翌日の試合とあって、満員になるかと期待したのですが、平日夜のゲームとあってか、そんなことはありませんでした。でも、おもしろかったスよ。
     腹の底から冷え切った感じで、帰途、コンビニに寄って黄桜酒造の季節限定品「春帆楼」ふくのひれ酒亀田製菓の柿の種を購入。さらに古書店に寄って、新刊書店では入手がむずかしい古い文庫などを購入。帰宅後、電子レンジで温めたひれ酒を飲みつつ読書。ふう、やっと生き返った。

    ■今日、いただいた本

    『Linuxザウルスの壁―超カスタマイズを楽しんでみませんか? SL-C860/760/750/700』/ソシム/2004年2月刊/1,900円+税)......人気のLinuxザウルスの解説書。今日も秋葉原で触ってきたが、Palmも使いこなせていないので(というよりも専用携帯端末が必要なほどのスケジュールやデータ管理を必要としていない)、購入を見合わせてきたばかり。外回りの多いビジネスマンには便利そうなんだけど。

    01月28日(水) 石ノ森章太郎先生の墓参り&推協新年会でビンゴ

     午前中に起床。正午前、首都圏松下テクニカルサービスよりノートパソコンPanasonic CF-A3用キーボード入荷の連絡。部品が電話して翌日に入荷するのはありがたい。ただし、当地区の拠点は、以前は光が丘だったが、現在は板橋区小茂根。最寄り駅は地下鉄有楽町線の小竹向原になる。今日は石ノ森章太郎先生の七回忌だし、夜は飯田橋のホテルで日本推理作家協会の新年会だし、いずれも地下鉄有楽町線の沿線だし……というわけで、昨日、秋葉原で購入した特殊ネジ用ドライバーと普通のプラスドライバーを持って、西武池袋線の最寄り駅から有楽町乗り入れの電車に乗って新桜台へ。ここからバスを利用しようと思ったのだが、地上に出たとたんに20分に1本しかないバスが行ってしまう。しかたがないのでタクシーを拾い、首都圏松下テクニカルサービスでキーボードを受領。5,150円+消費税なり。
     ちょっと不便な場所だったので、タクシーに待っていてもらい、そのまま要町の祥雲寺へ。石ノ森章太郎先生のお墓は、命日とあってか、お花と線香がどっさり。それにしても多いよなあ……と思っていたら、そこに石森プロのKさんが。ご家族による七回忌の法要が、祥月命日の今日おこなわれたのだという。おかげで帰宅しかけていた石ノ森章太郎先生の奥さんにもお会いでき、挨拶することができた。
     要町から池袋まで地下鉄1駅分を歩き、有楽町線で飯田橋へ。推理作家協会の新年会には時間があったので、駅前の喫茶店に入り、コーヒーを飲みながらノートパソコンのキーボードを交換。特殊ドライバーのおかげで交換も無事終了。キータッチも手応えのあるものになって、ストレスなしに文字が打てるようになった。これで原稿書きもスピードアップするといいのだが。
     午後6時からは推理作家協会の新年会。同業者や編集者と歓談し、恒例のビンゴ。以前は、よく当たったのだが、このところはサッパリ。今日もダメだろうと思っていたら、なんと当たってしまいました。当たったのはサプリメント。健康に気をつけなさいということらしい。ありがとうございます。
     閉会後は高円寺に移動し、歌舞伎の予約を頼むため馴染みの飲み屋に。さらに柳家紫文さん経営のお店「ちんとんしゃん」ほかに立ち寄り、深夜に帰宅。

    01月29日(木) ホームページ作りでシコシコ

     今日は起き抜けから古今亭菊之丞さいとの出演予定などを更新。さらに柳家紫文さんのサイトの新企画ページ用CGIをシコシコ。
     夕方から通販で購入したミネラルウォーターのコントレックスを持ってプールに出かけ、水泳800メートル、ウォーキング500メートル。体重は500グラム減だったが、コントレックスを500ml飲んでいる。たぶん800グラムくらいは体重が減っていたはずだ。
     水泳のあとはサイゼリヤに出かけて原稿。深夜に帰宅し、また朝まで原稿。

    ■今日いただいた本

    『黄金蝶ひとり』太田忠司/講談社/2004年2月刊/2,000円+税)......箱入りジュブナイル「ミステリーランド」シリーズの第3回配本として刊行された作品。ああ、いいなあ、こんな作りの本。うらやましい。あとでじっくり楽しませていただきます。

    01月30日(金) ゴールデン街をうろうろ

     身体の節々が痛くて4時間ほどで起床。風邪なのか、それとも水泳疲れなのか。痛む身体にムチ打って、夕方、新宿のゴールデン街にある女性がオーナーの素敵な店で小川大樹さんと待ち合わせ。
     ゴールデン街といえば、60年代の影を引きずって歩いている全共闘崩れとか、芝居や映画、モノカキの集まる暗い街だと思っていたが、いつのまにか、小さいけれどオシャレな店が増えている。ゴールデン街も変化しているらしい。
     この店で食事し、飲んだあと、久しぶりにゴールデン街をハシゴ。4軒目あたりで突然スイッチが切れたようにプチンと眠気に襲われ、椅子に座っているのもしんどくなってしまう。こりゃ限界だとお先に失礼してタクシーで帰宅。タクシーに乗ったとたんに爆睡し、起こされたのは自宅近く。家に帰ってすぐに布団に潜り込み、そのままグー。10時間以上も寝てしまった。やっぱり疲れてたんだなあ。無茶しないようにしないと。

    01月31日(土) よく寝た

     寝たのが午前3時くらいだったのに、起床は午後1時。久しぶりにグッスリ寝た気がする。でも少し胃が痛いかな。漫画原稿を守る会のメルマガとFAXマガジンを作成し、これを送信。メルマガはCGIを使ったシステムと連動させようと思ったのだが、CGIがうまく動いてくれないため、今回は断念。その後、夜までかかってPerlで書いたプログラムの問題点を発見。なんとか動くようになったが、ちょっと遅かった。
     あとは原稿……。


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