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  • 03年04月上旬の日記

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    04月01日(火) ただ読書

     午後、資料読みのためにマクドナルドに出かけるが、頭がボーッとして集中できず。鼻づまりがひどく息苦しいのだが、花粉症の症状によく似ている。これまで経験がないのでわからないのだが、やはり花粉症なのだろうか? 眠くてたまらず自宅にもどり、資料読みに明け暮れる。

    04月02日(水) 今日も眠い

     結局、朝まで資料を読み、寝たのは午前7時。午前8時、救急車のサイレンが我が家の前に止まり、目が覚める。向かいの家のお爺さんが、具合が悪くなって自分で救急車を呼んだらしい。この2週間ほどで3回目。寝直しするが、結局、よく寝られず、3時間ほどで起床。
     鼻づまりも一緒になって頭がボーッとしてしまう。資料を読んでいても、すぐに居眠り。困ったなあ……。

    04月03日(木) ライブへゴー!

     原稿を追い上げるために喫茶店へ出撃し、ノートパソコンのキーを叩く。夕方、西武新宿線とJR山手線を乗り継ぎ、渋谷のライブハウスへ。江戸賀あい子さんのライブを聴くため。途中、乗り換えの高田馬場駅では『鉄腕アトム』の主題歌が発車のテーマ音楽で、なんだか心がなごむ。3月、4月の2ヶ月間だけというが、このままずっと続けてもらいたいものだ。
     ライブ会場では落語家の古今亭菊之丞さんと隣り合わせ。ただいま製作中の菊之丞さんのサイト(パソコン版、携帯電話版あり)を携帯電話で見てもらう。
     あい子さんのライブは30分ほど。アカペラの歌もあったりで、短い時間だったが堪能。ライブ終了後は、あい子さんと応援団(?)のメンバーとで百軒店のブルースバーで打ち上げ。ブルースのライブをやる店なのに、マグロ、ハマチ、タコの刺身からはじまり、カマスの塩焼き、舌平目……と魚のオンパレード。ブルースも演奏するマスターが、昼間は築地の河岸で働いているのだそうで、納得のメニュー。魚は、そんなに好きではないのだが、今日の魚は別。堪能させていただきました。
     打ち上げの後は、出版関係者の男女各1名とともに高円寺に移動し、クールダウンの飲み会。帰宅は深夜だったが空腹で、アジの干物でご飯を2杯。これじゃダイエットにならないなあ。そのまま朝まで原稿。

    04月04日(金) 目覚めスッキリ

     仕事が行き詰まっていた最中に息抜きができたせいか、今日は久々に8時間の睡眠をとることができた。イビキをかいていたらしい。しかし外は寒い。原稿を書くのに大判の洋書と首っ引きなので、外に出ることもできず、家でノートパソコンのキーを叩きつづける。
     午前2時、ブラジルGPの予選1日目をフジテレビ721で観戦。雨の予選でコースコンディションがコロコロと変わるため、暫定ポールはジャガーのマックス・ウェーバーという大番狂わせ。今年のF1は番狂わせばかり。
     シングルカー・クォリファイでは、各マシンの走りがジックリ見られる反面、昨年までのF1の予選のように、最後の5分間にバタバタバタとタイムが更新され、順位が入れ替わる緊迫感がないのが残念。

    ■今日とどいた本

    『観覧車』柴田よしき/祥伝社/2003年2月刊/1,700円+税)......柴田よしきさんが『RIKO―女神の永遠―』で横溝正史賞を受賞後、初めて書いた短篇「観覧車」と、その続編を集めた短編集。「観覧車」は「野生時代」で読んで感服しておりました。
    ■今日読んだ本
    『フリーランス・ライターになる方法』(吉岡忍+古木杜恵グループ/NHK出版・生活人新書/2003年3月刊/680円+税)......昨日、電車に乗る前に買った本。ライターになるための原稿の書き方の本かと思ったのだが、ライターという仕事を紹介する本だった。最近、出版社は、コスト削減のため、編集プロに編集作業を丸投げするケースが多いのだが、このような元請け・下請けのヒエラルキーができると、下請けになった編集プロが、こんどはライターやカメラマンを孫請け扱いして、過酷な条件で仕事させたり威張ったりする。ホントに、やりにくい世の中になってきた。テレビ局が番組製作をしなくなり、丸投げするようになってから、番組は、いかに予算内、期日内でおさめるかが重視され、安っぽい番組が増えてきた。同じことが出版界でも起きている。もうライターも作家も、憧れの職業なんかではないぞ。この本は、そんな現実も知ることができる。若いマスコミ志望の人の中には、ライター志望の人が多いのだけれど、ライターというのは通過点でゴールではない。もしもゴールだとしたら、こんなに悲惨なゴールはないぞ。

    04月05日(土) プールで腰を伸ばす

     朝から原稿を書き、夕方からプール。今週はフィットネスクラブの改修で、昨日まで休業だったためプールは8日ぶり。久しぶりなので無理せずに水泳600メートル、ウォーキング500メートルで切り上げ。帰宅後、原稿を書きながら深夜はブラジルGP予選を観戦。1台ずつ1周の走行がじっくり見られるのはいいが、でも、燃料搭載量がわからなかったりで、誰が一番速いのか、どのマシンが一番速いのかがわかりにくい。

    04月06日(日) 寄席と花見と

     午後に起床し、電車とバスを乗り継いで高円寺へ。今日は、馴染みの店で午後3時から落語会。その前に喫茶店に入ってノートパソコンで原稿。時間が来たので店に行くと、狭い店は、すでにギュウギュウ詰めの満員。押し合いへし合いしながら聞いた本日の落語は、お馴染みの古今亭菊之丞さん。ネタは「崇徳院」と「八五郎出世(妾馬)」の2連発。「八五郎出世」の人情噺でホロリとした後、タクシーに分乗して善福寺川緑地公園に出かけ、お花見。
     菊之丞さんやロック歌手の江戸賀あい子さん、時代小説作家の磐紀一郎さんも参加して、午後10時まで呑んで食べて。帰り道が同じ方向の時代小説修行中の女性ライターと吉祥寺の居酒屋に寄り道し、出版業界の現状などを先輩風を吹かせて説明した後、急いでタクシーで帰宅。もちろんF1ブラジルGPを見るため。しかし、レースは雨で、ペースカー先導のスタート。インディカーなら、これが当たり前だから、さほどの不満もないのだけれど、F1だと、スタンディング・スタートの緊張感が面白いので、少し興ざめ。レースの途中でもペースカーが何度も入ってイライライラ。最後はクラッシュで、呆気ない幕切れ。かなりフラストレーションの残るレースではあった。

    04月07日(月) 原稿だ原稿だ

     終日、原稿書き。家から一歩も出ず。

    04月08日(火) 原稿だ原稿だ

     今日も終日、原稿書き。もうちょい。

    04月09日(水) 腰が痛いので水泳

     寝る前にヤンキースのホームゲーム第1戦を見てしまう。おかげで松井の満塁ホームランを見られてラッキー。少し幸せな気分で布団にもぐり込む。
     起床は午後。午前中に有楽出版社から架空戦記小説『灼熱の艦隊』第3巻が届いていたので、さっそくホームページにデータを掲載し、その後は黙々と原稿。
     家に籠もって座りっぱなしで仕事しているせいか、久々に腰が痛くてたまらない。身体も重いので夕方からフィットネスクラブに出かけ水泳。スイミング800メートル、ウォーキング500メートル。帰宅後、また原稿。しかしイラクの戦争が気になってCNNばかり見ているせいで、原稿も進みが悪い。

    04月10日(木) 携帯電話を買った後で水泳

     午後、徒歩で家族に頼まれていた携帯電話を買いにいく。これまでNTT DocomoのPHSを使わせていたのだが、会話やメール相手の関係でJ-Phoneに変更したいというので、最寄り駅前にある携帯電話ショップに出かけると、目的の機種は3,800円。すでに次の機種が出ているので、場所によっては「0円」になっていると家族が言っていたので、池袋まで足を伸ばしてみる。ビックカメラは、すでに新機種だけで、旧型機種はなし。別の店をまわるが6,800円に4,800円。結局、最寄り駅近くの店のほうが安いので、また電車に乗って戻る。
     わが家では、ぼくの名義で購入したJ-Phoneの同じ機種をすでに1台使用中なので、今日購入するのも同じ名義でファミリー割引を利用しようと思ったら、同一名義ではファミリー割引ができないという。しかたがないので家族に自転車で保険証を届けてもらい、カミサンの名義で購入することにする。NTT Docomoでは、すべて同一名義でファミリー割引を受けているってのになあ……。
     手続きがすむあいだ、喫茶店でノートパソコンを使って原稿。1時間ほどで原稿を切り上げ、手続きの終わった携帯電話を受け取り、その足でフィットネスクラブへ。昨日、水泳をしたら体調がいいので、また今日も水泳。メニューは水泳900メートル、ウォーキング500メートル。とことこと早足で帰宅。その後は原稿。


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