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今日も朝から仕事をしていたが、咳が止まらず、風邪薬を飲んだら、こんどは、ひどい眠気に襲われ、夕食後、座椅子にもたれてダウン。そこに清水の従兄弟から電話がかかってきて、叔父（母の弟）が危篤との知らせ。母を連れて東海道新幹線で清水まで。静岡停車の「ひかり号」に飛び乗ることができ、静岡から東海道本線で清水へ。そして、ここからタクシーで病院へ。昨年の暮れに、やはり同じルートで、同じ病院で危篤になったもう１人の叔父を見舞ったばかりだというのに。
午後11時過ぎ、母を連れて病室に到着すると、それを待っていたかのように叔父の呼吸が停止。看護婦さんが心臓マッサージを続けてくれるが、11時半過ぎ、死亡が確認された。
午前１時過ぎ、自宅に遺体を運び、こちらは母の実家に泊めてもらうことにする。風邪を引き込んでいたせいで、明け方咳き込み、睡眠不足に。
母の実家の跡取りをしている従兄弟の息子がインターネットをやっているので、起き抜けに、彼が使っているフレッツISDNの回線を借りてメールのチェック。お通夜や葬儀で原稿が遅れそうなので、出版社に連絡のメール。
従兄弟の息子の車に乗せてもらい、昨夜亡くなった叔父の家へ。ここでお通夜の日程などを聞き、着の身着のままで来てしまったので、いちど東京に戻ることにする。
東海道新幹線に乗り、車内で原稿のつもりが、原稿を書いたのは新富士あたりまで。あとはグッスリと寝込み、目が覚めたら新横浜を過ぎていた。
まっすぐに帰宅しても、そのまま寝てしまいそうだったので、家の近くの駅まで戻ると、まず、薬局に寄って風邪薬を買い込み、喫茶店へ。ここで風邪薬を飲んだ後、バッテリーが切れるまで原稿。１時間ほど原稿を書いていると、鼻水が止まらなくなり、あまりにも苦しいので帰宅することに。身体もシンドイのでカミサンにクルマで迎えに来てもらう。
少し居眠りした後、再び原稿。もう何日も風呂に入っていない「すがやる」状態だったのだが、熱っぽいので風呂はガマン。深夜まで原稿を書いて、そのまま布団に潜り込む。
起き抜けにシャワーを浴び、ノートパソコンをバッグに詰めて、東海道新幹線で再び清水へ。喪服を着たまま車内で原稿を書く。
お通夜の後、また母の実家に泊めてもらう。
暮れに母の実家を継いでいた叔父が亡くなり、葬式を出したばかりなのに、３カ月で、また葬儀。叔父の家で東京から来たカミサンと合流し、出棺、火葬……。日本平の火葬場にも、３カ月前に来たばかりだ。お寺で本葬をすませた後、母とカミサンと共に新幹線で帰宅。さすがに疲れが溜まって原稿を書く気力が湧かず。
今日は、北海道に単身赴任する同級生の追い出しコンパ（？）だったのだが、当然パス。本当なら、今頃は原稿も上がり、スッキリした気分で宴会に参加していたはずなのに……。
原稿の締切は延ばしてもらったが、発売日までの間にゴールデンウィークが挟まるため、もはや後がない。早朝から起きだしてノートパソコンに向かい、ひたすら原稿。
今日も早朝に起き、とりあえず完成している分の原稿をメールで送信。午後、叔父の葬儀の関係で、延期してもらっていた雑誌「FLASHエキサイティング」（光文社）のインタビューを受ける。「仮面ライダー」30周年の特集記事だそうで、関係者の一人として、当時の思い出などを語る。
帰宅後、また原稿。
遅れに遅れた架空戦記の原稿を追い込む。
義理の甥の結婚式で立川まで。楽しい結婚式。食事もおいしくいただいて、帰宅早々、また原稿。CART第２戦があるようだが、見ているヒマなし。
原稿は書いても書いても終わらない感じ。遅れている理由はわかっている。同じような内容の作品ばかり書いているもので、どうも、前にも同じようなことを書いているのでは……と不安になってしまうからだ。架空戦記には、10巻を超すようなシリーズ作品が多いが、こちらは版元の都合で、全３巻までと決められている。３冊で１シリーズが終わると、また新しいシリーズを始めるのだが、大平洋戦争が舞台で、しかも日本軍が勝つようにするには、どうしても設定が似てきてしまう。ここが悩みのタネだ。
テレビの出演交渉があったが断る。タモリの「ジャングルテレビ」とかいう番組らしいが、目先の原稿が終わらないと、先のことなど考えられない。