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  • 2001年01月下旬の日記

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    01月21日 原稿の追い込み

     ダイエットを始めたのはいいんだけれど、野菜中心の食事にしたら、原稿を書いている途中で眠気に耐えられなくなった。午前3時くらいで、もうダメ。しかたがないので一度寝て、朝早く起きることにする。

    01月22日 あと一息

     なんとか原稿の目鼻もついてきたけど、問題は眠くてたまらないこと。こんなに眠いのは、やはり栄養の関係だろうか。原稿は、ほぼ終わっていて、固有名詞のチェックなどに入っているのだが、今日も徹夜ができず、午前3時にダウン。

    01月23日 やっと終わった

     午前8時に起きて、最終チェック。夕方までには何とか最後までの原稿と著者の言葉を送信。野菜中心の食事にしたせいか、体重がまた1キロ減った。現在75kg。目標まで、あと5kg。

    01月24日 新しいノートパソコンを買う

     やっと仕事が一段落ついたので、日本推理作家協会の新年会に出かけたついでに、池袋のビックカメラでパナソニックのトラックボール・ノートパソコン「CF-B5ER」を購入。これで3台連続トラックボールだ。
     ノートパソコンを持って飯田橋のホテルへ。ここで推理作家協会の新年会が始まる前に、カフェテラスで日本経済新聞夕刊に連載中の「ネット革命の旗手たち」に関する取材を記者の方から受ける。15年前の日米ネットワーク事情などについて。
     推理作家協会の新年会では、ビンゴで「ピッキング・アラーム」が当たる。この会では、なんだかビンゴに当たる確率が高いような気も。とはいえ、明日は朝からコレステロールの検査なので、飲食はウーロン茶とソバだけにとどめ、ノートパソコンのセットアップもあるので、早々に帰宅。
     絶食状態でノートパソコンのセットアップを始めたが、ひょええ、Windows MEのネットワークの設定がよくわからないぞ。結局、午前4時までかかって他のパソコンとの接続を断念し、布団に潜る。8000歩以上も歩いたせいか、足が痛い。

    01月25日 病院の連チャン

     東京に来てから32年になるが、この間、病院に行ったのは、30年ほど前に風邪を引いて高熱を出したときに1回と、20年ほど前、親族一同に特殊な遺伝性のガンが発見されたときに、原宿の甲状腺専門病院に血液検査に行っただけ。医者とは無縁のまま一生を過ごすのかと思ったが、やっぱり甘かった。午前8時過ぎに起きて、クルマで石神井公園の専門病院へ。ここで血液を採取され、アキレス腱のレントゲンを撮影される。
     帰宅後、仮眠をとり、夕方から歯医者へ。しかし、ノートパソコンの設定は、いまだ終わらず。夕食後、とりあえず仕事に必要なソフトのインストール。またもな眠気に負け、ネットワークの設定は明日にする。

    01月26日 締切を勘ちがい

     やっと新しいノートパソコンでインターネットへの接続と、他の3台のパソコンとの間のLAN接続が可能になる。やっとこさ安心して原稿に専念できるわい……と、さっそく新しいノートパソコンを担いで喫茶店へ出撃。PHSをつないでメールを確認すると、げ、まもなく発売のパソコン入門書の「追加コラム」と「あとがき」の原稿がまだだとのお叱りのメール。締切は1月22日だったというが、こちらは1月29日だと思い込んでいたのだ。昨年の暮れ、叔父の通夜の日にi-Modeで締切を知らせるメールを受信していたのだが、このとき思い違いをしたらしい。あわてて新作小説の原稿を中断して、パソコン入門書の追加コラムと「あとがき」に取りかかる。コラムは、すぐにできたが、あとがきができない。うんうんと悩み、電車に乗って隣の駅まで行き、別の喫茶店に入るが、頭がボンヤリしてダメ。しかたがないので帰宅して、少し寝ることにする。

    01月27日 雪だ

     目が覚めたら喫茶店に出かけて原稿を……と思っていたのだが、大雪で出鼻を挫かれる。ウンウンと唸るが「あとがき」の原稿はできず、まもなくスタートするWebサイトの素材作りで気分転換。スポーツクラブにも行けなかったので、雪かきで汗をかくが、腰も痛くなってしまった。

    01月28日 雪かきで腰が痛い

     午前中に目が覚めて、近所の人たちに混じって雪かき。汗びっしょりになってカロリー消費にはいいが、腰が痛い。日頃の運動不足を思い知らされる。
     午後、やっとこさ集英社の原稿を書き上げてメールで送信。
     夕方、ビックカメラのポイントで無料購入した外付けモデムを持ってカミサンの実家へ。先日、あげた古いデスクトップパソコンにモデムをつけ、インターネットができるセットアップ。
     帰宅後、NHKBS−2で映画「バルジ大作戦」を見る。2時間40分の長い映画だが、いま見直してみると、内容は案外あっさり。「史上最大の作戦」や「遠すぎた橋」とゴッチャになってたところもあったのかも。
     深夜になって運動不足解消のためのウォーキング。40分ほどかけて6000歩強。路面が凍っていて、なんども滑りそうになった。

    01月29日 『北京原人の日』

     原稿が遅れていたために途中で読むのを中断していた『北京原人の日』(鯨統一郎/講談社/1,500円)読了。ハードカバーということもあって、もう少し内容もハードかと思ったら、さにあらず。やはり鯨節は健在で、会話の掛け合いによって歴史の謎が解かれていく。面白いことは面白いが、『邪馬台国はどこですか?』のような「既存の歴史や人物の権威をけたぐりでひっくり返す痛快さ」は、さほど感じられず。文中に2回ほど架空戦記小説作家「菅谷充」の名前が出てくるのだが、「荒巻義雄」「霧島那智」氏らに比べたら、知名度に差がありすぎでは?

    01月30日 『グラマラス・ライフ』と『ポケモンストーリー』

     午後、バスで吉祥寺に出て、PHSの料金支払いと口座引き落とし手続きをしようとNTTドコモのドコモショップに行くと、なんと火曜日が定休日。しかたがないので井の頭線で渋谷に出て宮益坂のドコモショップへ。到着したのが午後6時頃だったせいか、会社帰りらしき人たちで、えらい混雑。病院の待合室状態で、待たされること30分以上。こちらの手続きの不備もあったんだけど、支払いと手続きの移行を終えるまでに、計1時間かかった。これだけ携帯電話が普及しているのに、ドコモショップの数は少なすぎるし、係員の数も少なすぎのような気も。
     あわてて渋谷駅から東横線に乗り、1駅目の代官山で下車。住宅街の中にあるひっそりした和食レストランに、やや遅刻して到着し、「グラマラス・ライフ」というサイトを運営するコラムニスト&翻訳家の実川元子さんと対面。1年ぶりくらいかな。
     久しぶりの対面は、実川さんが読んで感動したという『ポケモンストーリー』の著者、畠山けんじさんを紹介するため。
     やや遅れて到着した畠山さんと3人で、エスニック調の和食と焼酎の水割りで、4時間も語り合ってしまう。
     店を出たのは深夜零時ちかく。そのまま1人で高円寺に回り、改装のため、しばらく閉店する飲み屋さんに顔を出す。薄い焼酎のウーロン茶割りに、つまみは生キャベツ。新しくなる店のことなどを聞き、タクシーで帰宅したのは午前2時半。眠くてたまらず、タクシーの車中でも居眠りしたほどで、家に着くなり布団に潜り込む。毎日、午前8時には起きる健全な生活をつづけているため、夜遅くになると、眠気に耐えられない。

    01月31日 中性脂肪は減ったけど……

     石神井公園の病院に、血液検査の結果を聞きに出かける。中性脂肪と善玉コレステロールの数値は大幅に改善され、異常なしのレベルに入っていた。たった数日、運動しただけで、これほど変化するものだろうか? しかし、総コレステロールと悪玉コレステロールの数値が高いため、2ヶ月間、食事&運動療法を続けて様子を見ることになる。薬物治療をするかどうかは、2ヶ月後の検査次第というわけだ。
     というわけで病院の帰途、スポーツクラブに回り、エアロバイクを45分、水泳400メートル、ウォーキング500メートル。


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