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  • 2000年12月上旬の日記

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    12月01日 歯医者へ

     歯医者に行く。来週、奥歯に入れ歯が入るらしい。

     深夜、故・中村良夫氏の著作を古書専門サーチエンジンのスーパー源氏で探し、まとめて注文。アメリカのレースジャーナリストに送るため。ほとんどが新刊では入手できないため、古書店をチェックすることにしたのだが、著作の大半を注文できた。

    12月02日 恒例のキムチ・パーティー

     今日は架空戦記関連の宴会があったのだが、原稿がヤバいので欠席の返事を出してあった。ところが午後になって磐紀一郎さんから電話があり、今夜は豊田有恒氏宅で毎年恒例のキムチ・パーティーとのこと。ああ、もうそんな季節だったのか……と息抜きに出かけることにする。

     とりあえず吉祥寺まで出て喫茶店で原稿を書いた後、井の頭線で下北沢まで行き、そこから徒歩で豊田邸へ。とりみき、出淵裕、米田裕、星敬、高齋正さんたちSF系の皆さんのほか、編集者たちも集って辛いキムチに涙を流す。島根県立大学の教授になった豊田さんは、キャンパスライフ(?)を楽しんでいるらしく、とても元気。麻雀を半チャンだけやり、マイナス150点。去年は田中光二さんからタクシー代を巻きあげたのに……。

    12月03日 また原稿

     終日原稿。

    12月04日 ゲラが届く

    「別冊宝島」に掲載されるネット時代のセキュリティに関する記事のゲラがFAXで届く。赤入れをしたゲラをコピーに取り、FAXで返送。その後、また原稿。

    12月05日 中村良夫氏の本が届く

     インターネット経由で注文した中村良夫氏の著作が届く。「グランプリ(1,2)」「クルマよこんにちは」など全8冊で11,700円なり。忘れないうちに同封の振替用紙で代金を払う。

    「ゲームセンターあらし」のホームページと、このページ用のアイコンを作成。トップページを「お気に入り」に追加すると、インベーダーマークのアイコンが登録されるので、お試しあれ。ただしIE 5.0以降の人のみです。
     インディーズBドットコムというインディーズ系クリエイター検索エンジン(?)から登録募集のメール。うーん。「ゲームセンターあらし」は、今でこそサブカルでありカルトであり、作者も落ち目の演歌歌手みたいなところもあるが、20年前はチャキチャキのメジャーでありメインストリームだったからなあ……。ということで登録は見送り。

    12月07日 変化なし

     ただただ原稿を書いている。夜になって清水の従兄弟から電話。2、3日前に入院した叔父の具合が良くないらしい。

    12月08日 突然、清水へ

     午後、母を連れて叔父の見舞いに清水の病院まで出かけ、従姉妹の家に泊まる。

    12月09日 64Kbps用のPHSを買う

     朝、もう一度、叔父を見舞い、午後、新幹線で帰京。
     外出先では原稿に専念するため、ネットに接続するときも、9600bpsのi-Mode携帯電話で我慢していたが、長時間の外出の際には不便なので、東京駅から地下鉄丸の内線で池袋に回り、ビックカメラに飛び込んで64Kbpsの通信ができるPHSを購入する。P-inコンパクトあたりでもよかったのだが、こちらが使わないときでも家族が電話機として使えそうなので、NTT Docomoのパルディオ611Sに決定。運よく在庫の最後の1台を購入できた。1,600円也。
     帰宅後、フル充電させて64Kbps通信のテスト。CATVに比べれば遅いのは当然だが、9600bpsに比べれば快適な速度。15年前、300bpsの速度で夢のような思いをしていた頃と比べると、なんたる贅沢さだろう。

    12月10日 こんどはバッテリーを忘れる

     睡眠不足がたたったのか、腰が痛くてたまらない。それでも原稿が遅れているので、気力を振り絞って徒歩で喫茶店へ。ちゃんと予備バッテリーのケーブルもバックに詰めたのに、こんどは予備バッテリー自体を忘れ、ノートパソコンの内蔵バッテリーでしか仕事ができず。しかも2個の内蔵バッテリーのうちの1個が、すぐに切れる。どうやらヘタりが来ているらしい。残り1個のバッテリーで1時間ほど原稿を書き、そそくさと帰宅。その後も朝まで原稿を書くが、腰痛のため能率悪し。バッテリーをフル放電するソフトを起動して布団に潜る。


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