PC-Novel

◎ユーモア・パソコン入門ミステリー◎

サラリーマンのための
パソコン入門講座〈殺人篇〉

(アスペクトノベルス、880円)
(1996/09/21発売)



【著者独白】
 うーん。著者としては、かなり気に入っている作品なんですが、題名が悪かったのか、アスキーという発売元が悪かったのか、発売当時、この本が書店で並んだのは、ビジネス書やパソコン本のコーナーばかり。秋葉原のラオックス「ザ・コンピュータ館」1Fの書籍売り場に平積みになっていたのを見たときは、ちょっと複雑な気分になりました。
 読んでくださった方は、皆さん、「おもしろかった」と言ってくださったんですけどねえ。機会があれば、今後も、この作品のような、気軽に寝そべって読めるミステリーを書いていきたいと思っています。(2000/07/14)
●カバーあらすじより

 バブル崩壊後の不況に苦しむ大手家電メーカー・大納言電器の奇妙な新設部署、通称“リストラ企画室”室長・安川昭雄が企画した社内パソコン合宿研修には、リストラ候補の中高年社員たちが集められていた。その研修先、伊東の社員保養施設で殺人事件が発生――被害者は安川! 研修に参加していた“窓際族”サラリーマン・清水武治たちは事件解決のために、美人のパソコン講師・天地妙子のもとで「パソコン」を習おうと決意する。“パソコン”が鍵を握る書き下ろしユーモアミステリー!


■「サラリーマンのためのパソコン講座〈殺人篇〉」試読コーナー■
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書評&感想

■鉄人の読書日記  島根県警松江署の名物警察官“鉄人”こと恩田繁男氏のサイト。ホンモノの刑事さんに紹介されて、うれしいやら恥ずかしいやら。(2000/07/20)

■私的『お勧めの本』(2002/08/10)  発売後7年も経ってからの感想を発見し、嬉し恥ずかし状態。内容が古くなっているのはしかたないですね。

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