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原稿を書いてました。ちょっと忙しくて手抜きです。すみません。
書き下ろし小説の原稿を進めているものの、あれこれ雑用が入り、集中できない日がつづいている。あれこれ頼まれるとイヤといえない性格で、いいカッコして引き受けてしまうのだが、その結果、原稿にもどったときのエンジンのかかりが悪い。今回、受験シーズンが関係してか、いつもカンヅメに使っているホテルが連泊で予約できず、しかたなしに自宅で仕事していたのだが、ついに限界に達し、深夜、楽天トラベルで都心の空き部屋を捜して予約。本来、こんなに原稿が遅れる予定がなかったため、明日から3日間、連続でパーティーや食事会の予定を入れ、ついでに打ち合わせまで入れてあったのだ。いまさらキャンセルもできないので、パーティー会場ちかくのホテルに泊まり込みで仕事をすることに決定。予約をしたのは明け方だったが、なんとか部屋がとれた。
昼前に起きてシャカリキに原稿を書き、午後、最寄り駅までカミサンにクルマで送ってもらい、西武池袋線と東京メトロ有楽町線を乗り継いで、東京駅ちかくのホテルへ。
午後4時にチェックイン後、午後6時少し前まで必死に原稿。
できたところまでをノートパソコンにFOMAをつないでメールで送信。ドタバタとジャケットに着替え、ワンメーター区間なのにタクシーで帝国ホテルへ。今日は小学館漫画賞の授賞式だったのだが、今回は第50回記念ということもあり、歴代受賞者として招かれたもの。授章式のあと、パーティー会場で、今回、『ケロロ軍曹』で児童部門の漫画賞を受賞した吉崎観音さんにおめでとうの声をかけ、一緒に記念撮影。
そのあとはパーティー会場で、久々にお会いする小学館の編集者、マンガ家の方々と歓談。途中、ちょっとこれからの仕事の話を挟む。
パーティーのあと二次会に誘われるが、そんな暇はない。氷雨の中、徒歩でホテルに戻る途中、コンビニで夜食(カップヌードル、赤いきつね)を仕入れる。もどって再び原稿に専念。夜食にカップヌードルを食べ、午前3時に寝る。
午前6時半に起床し、シコシコと仕事。朝食は赤いきつね。昼すぎまで眠気をこらえて原稿を書き、部屋の清掃をしてもらうため昼食に出る。途中、八重洲ブックセンターに寄って本を数冊購入。八重洲地下街でトンカツ定食のランチ。
ホテルにもどると清掃が終わったところ。すぐに仕事にもどるが満腹のせいで眠気がさし、しばしベッドの上でバタンキュー。
目が覚めると午後4時。あわてて顔を洗って目を覚まし、またシャキシャキと原稿。できたところまでをメールで送信し、午後6時、またジャケットに着替えて徒歩で東京會舘へ。
今日は徳間書店主催の日本SF大賞&同新人賞&大藪春彦賞の贈賞式。SF大賞が『イノセンス』の押井守監督だったので、ジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんに会えるのでは……と期待して出かけたのだが、果たせず残念。昨日も会った、ひかわ玲子さん、柴田よしきさん、太田忠司さん、高齋正さん、豊田有恒ご夫妻、磐紀一郎さん、藤水名子さん、芦辺拓さん、とり・みきさん、米田裕さんほかたくさんの方々と歓談し、隅の方で待ち合わせた某氏とちょっと打ち合わせ。途中、いま原稿を書いているY出版社のMさんから携帯に電話があり、すでに渡した分の原稿をホテルのフロントに預けておいてくれるとのこと。原稿が終わっても、すぐにゲラにかからないといけないのだが、これは自業自得。
ここでも二次会は断り、ホテルにまっすぐ帰ってマジメに原稿。午前3時に寝る。
午前7時半に起床し、チョコピーナツを囓りながらインスタントコーヒーを飲んで目を覚ます。そのまま午前10時のチェックアウトの時刻まで原稿。
チェックアウトの後は徒歩で丸の内に向かい(荷物が重かった)、丸の内OAZO内のコーヒーショップでノートパソコンを開いて原稿。
正午、同じビル内のイタリアンレストランに向かい、女性マンガ家のMさんとTさん、男性ミステリー作家のOさんの計4人で昼食会。本来、ここにSF作家のTさんが加わるはずだったのだが、昨日、お父さんが急に亡くなられ、キャンセルに。ご冥福をお祈りします。
食事はサラダに牛タンの煮込みにパスタ2種にピザが2種。これらを4人でシェアして満腹に。しかも「ぐるなび」クーポンサービスのワインを呑んだため、昼間から、いい心持ち。楽しく歓談後、地下鉄東西線&西武新宿線で最寄り駅までもどり、駅前の喫茶店に入って、また原稿。必死に眠気をこらえるが、ガマンできなくなってタクシーで帰宅。1時間ほど仮眠をとって、夕方からまた原稿。
現在、午前1時半。なんとか終わりが見えてきた。
いただいた本、買った本のことは、また時間がとれたときに。
睡眠3時間で午前8時に起きる予定が、目が覚めると9時。おかげでF1オーストラリアGPの予選を見逃す。テレビをつけたら、すでに予選が終わって上位3人の記者会見をしていた。もっとも昨日の予選といい、なんか茶番っぽくて、今年のF1は、もうどうでもいい気分になってきているかも。
そのまま残っている原稿に取りかかる。正午からはフジテレビ721のF1オーストラリア中継を横目で見ながら原稿を書くが、レースの内容が退屈。前のマシンに接近すると挙動不安定になってしまうようで、追い抜きは、スタート直後の混乱している段階か、前のマシンがミスでもしないときでないとむずかしい。ルール変更で空力によるダウンフォースが減らされたらしいが、そのせいだろう。前のマシンが発生するタービュランスの中に入ると不安定になるため、接近もできないのではないか。しかもタイヤ交換が禁止とあって、後半は、タイヤのグリップも落ちる。こうなると、思い切った追い抜きも不可能になる。これじゃ、順位の入れ替えはピットインを含めた戦略が中心になるのは間違いなし。レースの醍醐味である追い抜きもなく、結局、パレードで終わってしまうのではないか。CARTからハンフォード・デバイス(リアウイングに装着してドラッグを発生させる。その結果、強いスリップストリーミングが発生し、追い越しもバッシン、バッシン。その結果、最終ラップの最終コーナーで2位につけていた者が優勝する……といった駆け引き中心のレースになってしまったけれど、それでも追い越しシーンはタップリ見られて、テレビで見ている分には面白かったものだ。ああ、F1レースは年々つまらなくなっている。
オーストラリアGPのフィニッシュと同時にテレビを消し、あとは原稿、原稿。なんとか深夜に完成し、メールで送信。つづいて「著者のことば」も書いて、これも送信。
今夜は、たっぷり寝られるはずだったのに、午前中に起きてしまう。睡眠時間は4時間ほど。架空戦記小説を書いている間、先送りしてきた雑用を片付ける。請求書や領収書の作成に発送。まもなく刊行される復刻マンガに入れるための原稿を探したり。
すでに渡されていた架空戦記第3章までのゲラをチェック。眠くて能率が上がらず深夜までかかってしまう。
明け方、届いていたところまでのゲラを終了。午前中に第4章のゲラが届き、これを昼までに片付ける。午後、西武池袋線と地下鉄有楽町線を乗り継ぎ、銀座まで。喫茶店でY出版社のMさんと待ち合わせ、できているところまでのゲラを渡し、引き替えに最後になる第5章のゲラを受け取る。近くの喫茶店に移動してエイヤッとチェックし、ふたたびMさんと合流して手渡し。ごくろうさまでした……ということで、Mさんが、有名な銀座の青汁スタンドに連れていってくれる。大小2種類のうち大を注文してごちそうになる。ケールの青汁だが、あまり美味いものではない。でも健康第一。
校了に戻るMさんと別れてビックカメラ有楽町店へ。新しいデスクトップPCの無線キーボードのタッチがイマイチのため、パンタグラフ式の小型キーボードを購入。さらにマンガの仕事用にコミックスタジオ(EX)を購入。さらにたまっていたポイントで小型マウスを1個購入。これは高円寺の飲み屋のママへのおみやげ。
山手線、中央線と乗り継ぎ、高円寺にまわって、いつもの飲み屋へ。ほかにお客もいなかったので、スパムメール対策などの設定。ついでにマウスの使い方(コピー&ペーストなど)をコーチ。深夜、味噌ラーメンを食べてから帰宅。睡眠不足だったせいで、この日記を書いている途中で意識を失い、気がついたら座椅子にもたれて寝ていた。あらためて布団にもぐって寝る。明日からは次の仕事が目白押し。よく寝ておこう。
午前中に起床し、メールの返事などを書いていると、アスキーから、『みんながコレで燃えた! NEC8ビットパソコン PC-8001・PC-6001』の見本が到着。原稿を渡したのは昨年12月はじめだったが、ようやく本になった。それだけ手間と時間のかかったムックであることは、本文を読めばよくわかる。あの頃、パソコンに夢中になっていた人たちには感涙もののムックじゃないのかな……と、マンガを描いたりインタビューに登場しているオイラがいうのも変だけど。でも、こちらも懐かしさにかられて読みふけりました。
午後、クルマの12ヶ月点検を依頼するため近所のディーラーへ。点検の間、ちかくのファミレスで特撮関連本に掲載されるインタビュー記事のゲラをチェック。テープ起こしした原稿を並べただけで、構成もリライトもない。絶句しながら赤入れをするが、あっというまにゲラは真っ赤に。1時間くらいのつもりでいたら、2時間かかっても半分も進まない。しかたがないのでディーラーでクルマを受け取り、自宅にもどってからゲラのつづき。12ページのゲラに5時間以上もかかってしまい、徒労感で脱力……。
午前中に起床しメールの返事などを書いたあと、書き下ろし単行本の準備のため資料整理。
午後、最寄り駅前の喫茶店までクルマで出かけ、某IT関連企業の人たちとマンガ関連の新しい企画についての打ち合わせ。あちら(2名)は、どちらも20代。ITに強いマンガ家ということで声をかけてくれたのだが、こちらの作品、経歴、現在の仕事については、ご存じなかった様子。30代だと少しはわかってもらえるのだが、20代だと、もうまるでわからない……というのが現実。1985年くらいで児童マンガからは足を洗い、大人向けのビジネス情報マンガに転職していたので、これもしかたがない。とりあえず、どんな仕事をしているのかを説明し、新しい企画についての意見を述べる。あちらはコンテンツそのものの提供を求めて来たはずなのに、こちらの興味はコンテンツを見せる仕組みにあったりして、ちょっと噛み合わなかったしれない。
打ち合わせの後、いったん家にもどり、夕食後、久々の水泳。実は昨年の暮れから、どうやら五十肩というやつらしく、右肩が痛んでしかたないこともあって、水泳もサボリがちだった。暖かくなってきたし、このところ座りっぱなしで腰痛が再発していたこともあって出かけたのだが、やはり右腕の付け根が痛くてクロールができない。しかたがないので平泳ぎで600メートルほど泳ぎ、あとは水中ウォーキング。平泳ぎだと運動量が少ないのか、体重も200グラムしか減らなかった。
帰宅したあとは、新しいデスクトップPCに、一昨日購入したキーボードを接続。さらに「コミックスタジオEX」もインストール。今回、着手した仕事のために「コミックスタジオ」でネームを作る機能だけでも憶えないといけないので、マニュアルを読みながら、少しいじってみる。PhotoShopあたりの知識があれば、さほどむずかしくはなさそうだ。