2007年07月の日記

2007年7月31日 (火)▼レポートも最終コーナーをまわる

 今日は「Media Production & Presentation」という科目の最終レポートを送信。残るは「生理学」のレポートが1本。図書館に行っている暇がないのでAmazonで注文した参考書が到着した。仕事の合間に目を通しておかなければ。

■今日、到着した本

『生理学はじめの一歩―ホメオスタシスの維持と脳』(彼末一之/メディカ出版/1999年12月刊/?)........絶版のようでマーケットプレイスで購入。ちょっと内容が易しすぎて、あまり参考にはならなかった。

『新版 生理学入門』(中山昭雄/朝倉書店/1987年3月刊/3,675円)........発送が3〜5週間かかるとのことで、こちらもマーケットプレイスで購入。課題のためには参考にならなかった。結局、期末レポートは、授業のビデオを再受講し、ノートを確認しながら書くことに。この授業、内容がキッチリと決まっているので、やはりこの方法が一番。



2007年7月30日 (月)▼耳鳴りの治療に

 昨日につづき今朝も、起き抜けから耳鳴りがひどい。聴覚にも支障が出ているようなので、意を決して耳鼻科に行く。

 6年前にタバコをやめてから、考え事をするときに手持ちぶさたになり、いつしか耳かきがクセになっていた。それも強く掻きすぎて、ときには出血することもあったのだが、そんなことをつづけていた結果、両耳とも炎症を起こしてしまっていたらしい。医師の診断では、とりわけ耳鳴りのする左耳の炎症がひどく、鼓膜の直前まで赤くなっているという。

 薬を耳の穴に入れてベッドに横になり、10分間じっとしている耳浴という治療を受け、さらに赤外線の照射を受けたら、あら不思議、耳鼻科の医院を出たときには、もう半年も悩まされていた耳鳴りが消滅しているじゃありませんか。

 薬局でもらった耳浴用の薬と軟膏をもらい、1日2回ずつ自分で治療することになったが、とりあえずは耳の中で鳴いていたセミが消えて、ほっと一安心。これで仕事にも集中できる。

 耳鳴りがひどくなったのは、やはり仕事と学業から来る疲れやストレスかなあ……。

2007年7月29日 (日)耳鳴りがうるさい

 午前中に、ひどい耳鳴りで目が覚める。バリバリ、ベコンと音がして、周囲の音も聞こえにくい。耳鳴りは春頃からつづいていたのだが、突然、状態がひどくなった。

 まさか突発性難聴では……と不安になるも、今日は日曜日。明日、耳鼻科の医院に行くことにしよう。

 起きると少し耳鳴りが軽くなったので、そのまま終日、パソコンに向かう。

2007年7月28日 (土)eスクール春期懇親会

 今日は所沢の早稲田大学人間科学部キャンパスで、この9月に卒業するeスクール生の卒論発表会(口頭試問)がおこなわれる。卒業生は自分の卒論のプレゼンをして、教員や学生からの突っ込みを受けなければならない。自分の卒論発表のためにも参加したかったのだが、やはり原稿を優先させねば……ということで断念。夕方からの懇親会にだけ顔を出す。

 帰途、小手指の居酒屋での二次会にも出席したが、仕事が残っているので早めに退散し、帰宅後、またパソコンに向かう。

2007年7月27日 (金)▼落語で居眠り

 マンガの原稿が煮詰まっているのだが、チケットのプレゼントに応募したら当選してしまった落語会にカミサンと出かける。この落語会、小学館のオンラインマガジン「SooK」で見つけたもので、まだ会員も少なかったので、応募したら当たる確率が高いのではないかと思ったら、予想どおりに当選してしまったもの。しかも柳家小三治師匠の一門会とあっては、少しくらい睡眠を削ってでも……と思って出かけたのだが、2時間の睡眠では寝たりなかったようで、結局、半分くらいグ〜(泣)。

 中入りのとき、『ゲームセンターあらし』の歴代担当者を含む小学館のベテラン編集者多数と久々に会うことができたし、これだけでも来た甲斐があったというもの。

 落語の後は、急ぎ帰宅し、また仕事。締切が切羽詰まったマンガ家はツライ。

2007年7月26日 (木)▼『マンガ学』購入(泣)

 先日、早稲田大学所沢図書館から借りた『マンガ学』ですが、いちど返却して、また借りようとしたら、どなたかに先を越され、9月末まで借りられないことに。夏休み中もゼミ〜卒論に向けての資料調べなどをしないといけないのに、この調子では研究が進みません。

 というわけで、泣く泣くアマゾンのマーケットプレイスで注文。ちょっと前までは7,500円くらいでしたが、7,000円で買えたから良し、ということにしておきます。

■今日、買った本

『マンガ学―マンガによるマンガのためのマンガ理論』『マンガ学―マンガによるマンガのためのマンガ理論』(スコット・マクラウド著/岡田斗司夫・訳/美術出版社/1998年11月刊/2,100円)........古書で7,000円でした。(追記:8月上旬、なぜか新刊の在庫が登場したことで、古書相場も2,000円台に……。もう少し買うのを待てばよかった(泣)


2007年7月25日 (水)▼マイファースト・コロコロ『ゲームセンターあらし』の表紙

 午後、小学館の編集者A氏が、「マイファースト・ビッグ コロコロシリーズ」第1弾『ゲームセンターあらし』の表紙見本を届けてくれる。8月17日、全国の書店、コンビニで発売されるそうなので、皆さんよろしく!

2007年7月24日 (火)▼レポートの追い上げ

 残るレポートの追い上げ。本日は「心身医学」のレポートを書き上げる。

2007年7月23日 (月)▼授業が終了

 今日で春学期の授業が終了。ただしレポートは終わっていない。マンガ雑誌の表紙用イラストを描いたあと、レポート2本を片づける。

2007年7月22日 (日)ゼミのスクーリング

 今日は所属する「インストラクショナル・デザイン」ゼミのスクーリング。西宮から上京してきた女子学生(主婦)と早めに待ち合わせ、小手指駅前のファミレスで情報交換。そこにゼミ仲間もやってきて、さらに情報交換。

 午後、K先生の研究室に伺い、ここで卒業研究の進捗状況を報告。ここでぼくは研究の路線変更をお願いし、了承される。この日のプレゼンに備えて仕事の合間を縫って資料をつくり、準備万端ととのえていたのだが、先行研究の資料を読んでいるうちに、その研究の方法に疑問と物足りなさを感じ、もう少し正面から取り組んでみたいと考えてのもの。ただ問題は、あと1年半ほどで卒論にまとめあげられるかどうか……それが不安。

 スクーリングのあとは、先生の車で小手指まで送ってもらい、先生と女子学生3名と一緒にお茶をしたあと、女性軍3名とぼくの4人で、昨晩も出かけた居酒屋に向かい、ビールと夕食。午後9時になっていたけれど、夕食もとっていなかったんですね。

 帰宅後は、フジテレビの地上波でF1ヨーロッパGPを観戦。雨のせいで思わぬ展開になっていた。

2007年7月21日 (土)スクーリングの懇親会に乱入

 午後、早稲田大学所沢キャンパスの図書館に本を借りにいくと、家を出る前には貸出可能だった本がない。図書館内の検索用端末でチェックすると、いつのまにか予約取り置きになっている。うう、なんてこった……とガックリきていると、図書館内で、いきなり「すがやさん」と声をかけられる。

 声の主は、青森から大学院進学の説明会に来ていた先輩にあたる学友で、図書館で調べものをしていたとか。このあと、ぼくが所属するゼミの先生が担当している授業のスクーリング打ち上げ懇親会があるので、そこに乱入しようと誘われ、ついていくことに。こちらは明日もゼミのスクーリングがあるのだが、まあいいか……とついていく。この「インストラクショナル・デザイン」という科目の授業は2年前に受講したが、その流れで「インストラクショナル・デザイン」のゼミに入り、卒論もそちら方面をめざすことになった。

 後輩にあたる学友たちと歓談し、帰途、小手指の居酒屋で二次会。別の科目のスクーリングに来ている女子学生も呼び出して、授業のことで盛りあがったのであった。飲みながら授業の話をするってのは、本来ならヤボかもしれないが、eスクールという通信制の授業だと、学生同士が顔を合わせて情報交換する機会も少ないので、ついこうなってしまうのであります。

2007年7月20日 (金)▼ケーブルテレビがデジタルに

 今日は午後からケーブルテレビの工事。アナログ契約だったが、F1のライブを見るために契約している「フジテレビ721・739」が、秋からデジタルのみとなるとのこと。その関係で、いまならデジタル化への移行工事が無料というので申し込んだもの。
 でも、この契約だと「テレ朝チャンネル」が見られない。つまり、アニメ『ゲームセンターあらし』も見られない。残念。

2007年7月19日 (木)▼着々とレポート

 来週から再び仕事に専念しないといけないため、月末締切のレポートも先行しようと、起き抜けから自転車で家を飛び出し、ファミレスへ。ランチタイムで混雑するなか、ノートパソコンでレポートを書きはじめたが、エアコンが強烈で、両肩が痛くなる。この調子だと、あとで気分が悪くなるにちがいない。
 しかたがないので早々に撤収して自宅に戻り、レポートの残りを書く。

2007年7月18日 (水)▼11日ぶりの外出

 7月7日に外出して以来、その後はマンガの仕事やレポートで、家に引き籠もりっぱなし。もう、着の身着のまま、食事も仕事場でオニギリやパンが中心の生活でした。

 仕事も大学の授業も少しですが一息ついたので、今日は午後から早稲田大学へ。まずは西早稲田キャンパス近くの古書店をまわってゼミ用と仕事用の資料を購入。生協の書店でも本を買ってから図書館に移動し、他大学の紀要に掲載されている論文をコピー。

 つづいて教育学部の教育心理資料室に移動しましたが、ここは午後4時まででタイムアウト。そこで戸山キャンパスの心理学専修室に行って、われらがゼミのスミス先生が1993年に書かれた論文をコピーしてきました。

 卒論に向けてのゼミでの研究が、ちょっと迷走状態になってきたため、論文を読み直したりと足掻いているところです。

 せっかく久しぶりに外出したんだから……と帰りは高円寺に足を伸ばしたのですが、やはり気になるのは残るレポート4本(先週のうちに書き上げてあった「動機づけ理論」とゼミのレポートは送信ずみ)。

 そこで駅構内のコーヒーショップに飛び込み、大きめのポストイットに書きたい内容やアイデアをメモしつつ、「Moleskin」のノートの上で、アナログ版アウトラインプロセッサーごっこ。さらにマクドナルドに場所を変え、なんとか2本のレポートの構成を作り上げました。

 そこでノートパソコンを取り出し、レポートを少しでも書いておこう……と思ったら、そう、ここはマクドナルド、無線LANが使えます。でも、店内には、ほかに2人ほどノートパソコンを開いている客が……。

 ああ、やっぱり、無線LANがつながらない。いちどに接続できるパソコンの数が制限されているような感じです。

 しかたがないのでレポートを書いていたら、突然、無線LANが接続したというメッセージが。顔を上げると、ノートパソコンを開いていた2人のうちの1人の姿が消えていました。

 でも、つながったものの、ひどい低速。こんなときに限ってサイズの大きな画像が添付されたメールが……。

 途中でタイムアウトになるほど遅いので、メールの受信は断念して、ちょいと、久しぶりのお店にビールを引っかけに。でも、さすがに今日は久々の外出でもあり、しかも十数冊の本を背負って歩き回っていたこともありで、ドドッと疲れが出てしまい、早々に帰宅してしまいました。

 たぶん1万歩くらいは歩いたと思うけれど、昨日までの引き籠もり状態と比べると、落差が大きすぎるかな?

 写真は、早稲田大学西早稲田キャンパス14号館7Fから見た大隈タワー。

2007年7月17日 (火)▼復習するは我にあり

 今日はマンガ雑誌の表紙イラストが1枚。締切をぶっちぎっていたため、超特急で描きあげる。
 ここで仕事が一段落したのを幸いに、今週の授業を受講し、小テストやレポートを片づけていく。
 レポートのために、受講したときにつけたノートを見るが、ノートに書かれている文章を読んでも、2〜3ヶ月前に受講した内容の多くは、とうに記憶の彼方……。年齢のせいもあるので、しかたがないとあきらめ、あらためて授業を再受講。何度も授業を受講しなおせるのがeスクールの利点です。

2007年7月16日 (月)▼ゼミのレポート提出……のはずが

 今日が締切のゼミのレポートは、ジタバタするのが嫌なので、ゆとりをもって先行していたのだが、ここに来て届いた先行研究の論文や関連書籍を見て、卒論のテーマを変更する必要があるような気分になってしまう。

 うーん……。

 いわゆるマンガに関しての論文を多く読んでいるんですが、仕事として「マンガの現場」にいた者の目から見ると、「マンガ(の基本)を知らないでマンガの研究をしている」と思えるようなものが多いんですね。

 思い切って、卒論につながるゼミのレポートの内容を書き直すが、先行研究の批判めいた文章ばかりが並び、それを修正していたら、味も素っ気もないものになってしまった。とりあえず来週のスクーリングで、ゼミの先生に相談してみよう。

 スクーリングで発表するための資料も作ってあったのだけれど、それに、先行研究の材料に使われていた資料も添えることにする。マンガの研究だが、材料にしているマンガが、プロの目からすると、ちょっと稚拙すぎる。そんなものをベースにマンガの研究をしてほしくないんですね。

 ……というわけで、先行研究の論文に使われていたマンガが、マンガとして、いかに稚拙なのかをスクーリングで発表するための資料をつくる。なんだか本末転倒のような気分がしないでもないが……。

2007年7月15日 (日)カラーマンガが終わる

 う〜。フルカラーとはいえ、7ページのマンガに4日くらいかかっている。これじゃ効率が悪すぎるなあ……。

 これ、ヒーローもの風なマンガなんだけれど、いま「テレビマガジン」あたりから仕事が来ても、対応できそうな気分にはなっています。

2007年7月14日 (土)マンガの仕事、続行中

 ほかに書くことありゃしねえ〜。

2007年7月13日 (金)▼今日もマンガ

 パソコンで色塗りしています。大学のレポートもあるので、身体が2つ欲しい。

2007年7月12日 (木)▼カラーマンガを描く

 読み切りのカラーマンガ7ページを描きはじめたが、こちらもパソコンでの作業に時間がかかりそう……。

2007年7月11日 (水)▼マンガが完成

 新連載マンガの1回目がなんとか終了し、編集部にレンタルサーバー経由で送信。つづいて読み切りのカラーマンガにとりかかる。

 ゼミのレポートを先行しておいてよかった。

2007年7月10日 (火)▼マンガの原稿、追い込み中

 パソコンに向かってマンガの仕上げ。でも、手描きだったら、とっくに終わっていたような気もするが……。

「トーンの貼り方」などは娘に教えてもらう。PhotoShopの使い方は、こちらが手ほどきしたはずなのに、いつのまにか立場が逆転していた。

2007年7月9日 (月)▼「フーリエ解析」って何だ?

 寝たのが午前9時過ぎだったのに、原稿を取りに来たバイク便のピンポンで昼前に起こされてしまいました。

 いま、新連載マンガの締切の真っ最中なんですが、昨夜は午前零時からeスクールの受講を開始。すでに終了している科目、休講している科目もあって、実質的に受講したのは4科目ですが、朝までには全科目を受講し、小テストなどの提出も終えました。

 でもまた新しい期末レポートが提出され、仕事との折り合いをどうつけるか、ちょっと悩むところです。でも、まだ提出はしていないけれど、一番の難関になりそうだった「動機づけ理論」の執筆が終わっているので、それだけは気が楽かな。

 あまりにも眠いため、寝直ししようと思ったら、またピンポンが鳴って、こんどは3週間ほど前に注文した本がアマゾンから到着。

 届いたのは『マンガでわかるフーリエ解析』『フーリエの冒険』ほか数冊。このフーリエに関する2冊は、ゼミのレポートを書くための資料としてスミス先生が「読むといいよ」とアドバイスしてくださったもの。

 その時点で「フーリエって何?」の状態で、ちょっと検索したら三角関数に微分に積分の知識が必要になるらしい。三角関数ならともかく微分・積分なんて、解析本は買ったけれど、まるで理解できておりません。

 こんな状態で、2冊のフーリエ本を読まなければいけなくなったのですが、とりあえず『マンガでわかるフーリエ解析』を開いたら、バンドで使うギターを例に「音波」でフーリエ解析が説明されておりました。

 あ、なんだ、この波形なら見たことがあるぜ。無線でお馴染みだった変調と検波じゃないか。これがフーリエ変換だとか逆変換だとかいうのは知らなかったけれど、中学生のときから馴染んでます。自作無線機を学校に持っていって、物理部の部室にあったオシロスコープを使って、基本の電波に音声が変調されている様子などを観察してましたので。マジックアイと呼ばれる真空管(6E5)を使って、変調度を確認する回路も作ったりしたこともありました。

 ふーむ、なるほど、これもフーリエ変換の応用か……ってことで、急に気が楽になりました。

 中学1年生のときには、高校の物理の教科書やら各種参考書を見ながら真空管やトランジスターで回路を組んで遊んでいたんですが、中学3年生のはじめ、父親の友人の学習塾経営者が、無線に夢中になって高校受験に失敗した教え子がいたとかで、ぼくの留守中に、大事にしていた真空管などの部品からハンダゴテなどの道具まで、どこかに持っていって処分してしまったんですね。

 ぼくは、マンガ描きと無線を半々くらいの割合で楽しんでいたのですが、この「事件」がきっかけとなって、しかもタイミングよく、後に恩師となる石ノ森章太郎先生の『マンガ家入門』という本が発売されて、それを読んでしまったこともあって、マンガ道一直線になりました。

 あのとき、ラジオいじりの部品や道具を処分されていなかったら、たぶん、工業高専か工業高校の電気科に進んでいたはずなのです。実際、中学3年生のはじめまでの夢は、「電気関連の技師になって趣味でマンガを描くこと」でしたので。

 あの塾経営者のオッサンが、よけいなおせっかいをしてくれたおかげで、人生が変わってしまいましたが、案外、それで良かったのかもしれません。

 ……と、フーリエ解析の話が、変な方に転がってしまった。こんなことをしているときではない。急いで仕事(とゼミのレポート)に戻らねば……。

 夕方からは、光ファイバーが開通したご近所のパソコンを設定しに出かける。Windows MEのパソコンだったため、少し時間がかかったが、なんとか開通させることができた。めでたし。

■今日とどいた本

『4906519008』『フーリエの冒険
From ヒッポファミリークラブ 』
(トランスナショナルカレッジオブレックス //ヒッポファミリークラブ/1988年7月刊/3,675円)........マルチリンガル教育で知られるヒッポファミリークラブから出た本だが、うーん……。内容は、よく読めばわかりやすいのだろうけれど、ワープロのプリントアウトをそのまま版下にしたチープさには、ちょっとついていけないところもある。しかも値段も高いし……。卒論の参考書でなければ買っていませんね。

『マンガでわかるフーリエ解析』『マンガでわかるフーリエ解析』(トレンドプロ, 渋谷道雄, 晴瀬ひろき/オーム社/2006年3月刊/2,520円)........すっかりオーム社のドル箱になってしまった感のある「マンガでわかる」シリーズの1冊。今風のマンガで快調にスタートするのだが、いざ、フーリエ解析のことになると、とたんにシナリオ風の文章になってしまう。バンドをやっている女の子たちの物語ではなく、こちらをマンガで絵解きしてほしいのに。

『夜の来訪者』『夜の来訪者』(プリーストリー著, 安藤貞雄・訳/岩波文庫/2007年2月刊/588円)........NHK-BS2の「週刊ブックレビュー」や読売新聞の書評で逢坂剛さんが絶賛していたので気になって購入。戯曲です。



2007年7月8日 (日)ひたすらマンガの原稿

 新連載マンガの1色原稿にかかったんですが、1色原稿が久々のうえに、よく考えたら、1色原稿のデジタル入稿は初めて(グレーの使えるグラビアページは別)。そのあたりで、あれこれ戸惑いつつ描いているせいか、時間がかかることかかること……。6Pなのに、いつ終わるんだ?

2007年7月7日 (土)合宿終了の後、秘密の会合

 7日(土)は午前7時過ぎに起床し、とりあえず朝食。外は雨ですることもないため、シャワーを浴びて、また30分ほど寝直し。予定されていたソフトボール大会も中止され、ダベリング大会で昼食を待ち、カレーライスの昼食を食べたあと、バスに乗って帰還。

 バスの中では30分ほど爆睡したが、すぐにお土産を買うための「道の駅」に到着し、ここで目が覚める。

 あとは、幕張でのトイレ休憩を挟みんで一気に池袋西口まで。ここで小手指まで帰る人たちと別れ、すぐ近所に住んでいることが判明した院生と一緒に西武池袋線の最寄り駅まで。ここからタクシーに乗って自宅に寄り、重い荷物を降ろして大あわてでシャツだけ着替え、ふたたび待たせたタクシーの人に。

 途中で院生を降ろしたあと、西武新宿線の駅で降ろしてもらうと、ここから西武新宿へ。ちょいと時間があったので世界堂に寄ってマンガの道具を購入し、午後6時、末廣亭斜め前の和食のお店へ。ここで、マイミクでもあるミステリー作家のAさんと初対面。落語関連のミステリーを出すことになり、その本のことで、やはりマイミクのミステリーが好きな落語家Wさんを紹介し、初顔合わせとなった次第。

 横で話を聞いていただけですが、実に面白そうな作品。8月中旬の発売が楽しみです。

 その後は、Aさん、Wさんとともに高円寺Nやへ。ここでも楽しい一時を過ごしましたが、途中、クルクルと地球が高速で自転しているようなことが2度、3度。さすがに疲れがたまっているようで、午後11時頃には解散とさせていただきました。

 さすがに疲れたので、今夜はライブで見損ねたF1イギリスGPの予選も観ないで、早々に寝ることにします。おやすみなさい。

2007年7月6日 (金)▼ゼミの合宿で鴨川へ

 マンガ雑誌で新連載となるマンガの巻頭カラーページを完全徹夜で描き上げ、自分のサイトにアップしたのが6日(金)の午前8時。編集者には、ユーザー名とパスワードを連絡し、ダウンロードしてもらう仕組み。ファイルサイズが大きくてメールでの送信ができないので、こんな方法をとっています。

 すぐさまシャワーを浴びてカミサンにクルマで駅まで送ってもらい、駅前のコンビニで缶ビールと酎ハイを買って持参した小型クーラーボックスに入れ、電車に乗って小手指まで。

 駅前に待っていたバスに乗って、早稲田大学人間科学部eスクール向後ゼミの合宿に出発です。バスに載っているのは、スミス先生に院生、そして若い通学生の3年生&4年生。そこに1人だけオッサンが混ぜてもらって、ちょっと肩身が狭い……と思いつつも、バスが動くと同時に、ひとりこっそり缶ビールをグビリ。もちろんバスの中で寝る準備です。

 ついでに携帯電話でメールをチェックすると、げげげ、マンガ雑誌の編集者から、掲載してあるはずの原稿がダウンロードできないとの連絡が……。ファイル名の指定を間違えたのが原因らしい。正しいURLを携帯電話からメールで送信したが、それでつながるかどうか、ちと不安。

 そうこうしているうちにバスが関越高速道路に入り、大泉ジャンクションで外郭環状線に入り、荒川を越したあたりで意識がボンヤリ。途中、1時間のど渋滞にハマっていたらしいのですが、まるで意識がありません。

 携帯電話の着信音(『レッツゴー・ライダーキック』です)で目を覚ますと、マンガ雑誌の編集者からの電話。まだ原稿のダウンロードができないという。ノートパソコンの入ったバッグはバスの荷物室に入れてあるため、途中のトイレ休憩の際にバッグを出してもらうことにする。

 渋滞を抜け、幕張の休憩所でバスが停まったときに荷物室のバッグからノートパソコンを取り出し、FOMAの携帯電話とケーブルでつないで、先ほど相手に伝えたURLで、問題なくファイルがダウンロードできることを確認。64Kbpsだったため、ダウンロードに2時間以上かかると表示が出て、すぐに中止しましたが、どうやら問題は相手側にあるらしい。とりあえず千葉県の鴨川にあるセミナーハウスに着いてから対策を考えることにして、またバスの中で眠る。

 またもや1時間ほどは寝ていたようで、次に目が覚めたのは鴨川市内。すぐにセミナーハウスに到着し、若いゼミ生たちはテニスやフットサルに。でも、こちらは睡眠不足で運動などしたら危険です。そこで部屋に一人のこり、クーラーボックスに残っていた酎ハイを飲んで、またも眠気を誘導。持参したマンガ原稿の下絵を1ページだけ入れたところで眠気に負けて、二段ベッドの下段でダウン。

 2時間ほど寝たら、若いゼミ生が戻ってきて、すぐに夕食とのことで、バーベキュー場に向かう。このセミナーハウスには、昨年、いちど泊まったことがあるので要領も心得ています。

 バーベキューで発泡酒をお供にワイワイガヤガヤ。さらに食堂に場所を移して深夜まで飲み会。途中、編集者から、原稿が無事ダウンロードでき、しかも、気にいってもらえたようでホッ。おかげで安心して深夜までつき合ってしまったのでありました。

2007年7月5日 (木)▼カラーマンガの原稿にかかる

 昨日の深夜からスタートしたカラーマンガの原稿に専念。また完全徹夜となる。

2007年7月4日 (水)▼完徹で打ち合わせに

 今日は、とうとう一睡もしないで、午前11時からの御茶の水方面での打ち合わせに。

 待ち合わせは御茶の水駅の聖橋口でしたが、こちらの改札から出たのは30年ぶりくらいだろうか。神田川を挟んだ反対側は、地下鉄御茶の水駅から秋葉原に徒歩で向かうときに、よく通るのに。ニコライ堂をナマで見たのも30年ぶりでありました。

 少し時間があったので、画材店のレモン画翠(ここで買い物するのも20年ぶりくらいか)でマンガの仕事に使う道具を買ったあと、御茶の水駅まで出迎えに来てくれた相手先の会社の方に案内されて、某社の会議室へ。
幽霊坂。クリックすると拡大します。
幽霊坂。クリックすると拡大します。
写真をクリックすると拡大します。

 途中、通った坂道の角にあったのが、左の標識。中は、そのアップ。幽霊坂って名前は聞いたことがあったけれど、こんなところにあったのか……と1時間ほどの会議が終わったあと、記念撮影してきました。

 次の打ち合わせは神保町。三省堂で待ち合わせして近所の喫茶店で打ち合わせ。こちらも1時間ほどで仕事は終了。

 打ち合わせが終わったら、とたんに眠くなってきたけれど、まだ寝てはいられない。帰りに早稲田大学西早稲田キャンパスに寄って、中央図書館と社学図書館で借りていた本を返さなければいけないからだ。すでに学友が予約を入れているので、早く返さなくてはいけません。

 神保町から地下鉄半蔵門線で九段下に行き、ここで東西線に乗り換えるつもりが、ケータイで仕事のメールを読みながら歩いていたら、うっかり都営地下鉄新宿線の改札口へ。ホームまで行って、ここが東西線でないことに気がつきました。眠くて、かなりボヤ〜ッとしてたからなあ……。

 改札にもどって駅員に手続き用の紙をもらい、東西線に乗り直して早稲田駅で駅員にスイカの精算手続きをしてもらいました。

 眠いせいもあって、早稲田駅から西早稲田キャンパスまでが遠い。でも踏ん張って、14号館の社学図書館で本を返し、中央図書館でも本を返したあと、工事中のキャンパスをデジカメで撮影。いま描いているマンガにビルの工事現場が出てくるので、その背景のための資料です。
大隈ガーデンハウスの麻婆豆腐定食。クリックすると拡大します。
 ここで空腹を覚えて大隈ガーデンハウスの学食へ。まもなく終了の時刻でしたが、かろうじて間に合い、麻婆豆腐に冷や奴に豆腐入り豚汁にご飯の食事。パイナップルのデザートもつけました(写真右)。

 しっかしなあ……これでお茶もつけて670円だけのことはあります。麻婆豆腐の豆腐は、煮詰まってしまっていて高野豆腐みたいに硬い。しかもサイの目に切られているのですが、でも、下のほうはつながっていて、箸で割くのに一苦労。そうなんです。箸はエコロジーの観点からか、廃材を削ったような安っぽい割り箸でしたが、硬く粘ついたご飯を挟もうとすると、グニャリと曲がって折れそうに。

 冷や奴は水が出ていて、醤油をかけてもうっすらと味がつくだけ。まあまあだったのは豚汁だけだったかも。

 まあ、でも文句は言いません(もう言ってる?(^_^;))。学生は、安く腹がふくれりゃ、それでいいのだ(^_^)。

 食後は正門前から高田馬場行きのバスに。座席に座ったとたんに意識を失い、目が覚めたら高田馬場でした。

 ここで西武新宿線の電車に乗り換えようとしたら、人身事故の影響でダイヤに混乱が。とりあえず最初に来た電車は各駅停車で上石神井止まり。こちらの最寄り駅の手前が終点なので、次の急行を待つことに。

 本を読みつつ次の電車を待ち、やってきた電車に人混みに押されつつ乗り込んで、やっと発車した……と思ったら、この電車が快速急行。高田馬場駅の次の停車駅は田無じゃありませんか! 降りる予定だった最寄り駅は通過して、田無までノンストップ。ここから折り返しの電車で戻ってまいりました。

 ああ、なんだか今日は厄日だ。帰ってさっさと寝ることにしよう……と地元駅ビル内のスーパーでビールを買い込み、まだ明るいうちから晩酌を……と思っていたのに、帰宅して、よいしょと座椅子に座ったとたんに意識不明。

 1時間ほど眠ったあと目が覚めて、あらためて晩酌しています。生ビールに黒ビールを混ぜたハーフ・アンド・ハーフ。ふう、うまいぞい。

 もういちど寝直して、こんど目が覚めたら、切羽詰まっているマンガの原稿に専念します。

2007年7月3日 (火)▼「動機づけ理論」のレポート終わる

 終日、レポート書き。途中でマンガの仕事。結局、徹夜になる。

2007年7月2日 (月)▼レポート執筆中

「動機づけ理論」のレポート執筆中。書いても書いても終わらない。

2007年7月1日 (日)マンガの仕事も開始

 マンガ雑誌で新連載になるマンガの準備もしなければならないし、これから7月末にかけて大学のレポートも目白押し。厳しくなるぞ〜。


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