「蒼穹の艦隊」第1巻
「蒼穹の艦隊」
第1巻

有楽出版社・発売
実業之日本社・発行
800円+税
2000年11月発売
【第1巻】 1944、日米開戦!
 1941年、アメリカのルーズベルト大統領は、対独戦で危機に陥るイギリスを救うため、ドイツと同盟を結ぶ日本を挑発する。日米戦を起こすことでドイツが自動的に対米宣戦を布告するからである。だが日本は隠忍自重をつづけ、耐えに耐える。だが、その堪忍袋の緒が切れるときが来た。ルーズベルト大統領が露骨な方法で日本を刺激し、ついに対日宣戦布告をしてきたからだ。山本五十六“総理大臣”のもと、日本陸海軍は、一致団結し、アメリカ軍を迎え撃つ。
 サイパン、台湾、北九州――迫るアメリカ陸海軍航空隊の前に立ちはだかったのは、紫電改、疾風、雷電、烈風、そして震電の最新鋭機の群れであった……。
「蒼穹の艦隊」第2巻
「蒼穹の艦隊」
第2巻

有楽出版社・発売
実業之日本社・発行
800円+税
2001年2月発売
【第2巻】 ルーズベルトの野望を砕け!
 マレー半島に上陸した山下奉文中将ひきいる日本陸軍第25軍は、まっしぐらにシンガポールをめざす。だが、そこに立ちはだかったのは、インドのカルカッタに根拠基地を置くB‐29爆撃機の群れであった。
 シンガポールを目前にした山下軍は、B‐29のために火砲を粉砕される。このままではシンガポールを守る英軍の逆襲を受けかねない状況だ。
 この苦境を山本五十六首相であった。海軍の“新兵器”を投入し、かろうじてシンガポール攻略戦を間に合わせることに成功したのである。
 焦ったアメリカは、大西洋から太平洋に回航した空母2隻を中部太平洋に差し向けてくる。タラワ島を奪還し、ここを反撃の橋頭堡とするためだ。
 VT信管つきの高角砲を備えたアメリカ海軍に対し、日本海軍も、機動部隊をぶつけることを決定、空母「赤城」以下4隻の空母は、熱帯低気圧で荒れる中部太平洋に向けて突進した……。
「蒼穹の艦隊」第3巻
「蒼穹の艦隊」
第3巻

有楽出版社・発売
実業之日本社・発行
800円+税
2001年5月発売
【第3巻】 アメリカ太平洋艦隊を粉砕せよ!
 アメリカ軍は、日本の戦力を南方に引きつけるため、ソロモン諸島のガダルカナル島に進出基地を築き、ここには新型戦闘機ノースアメリカンP‐51D「マスタング」、リパブリックP‐47D「サンダーボルト」を送り込む。さらにはドーリットル隊による日本本土爆撃を敢行して時間を稼ぎ、空母の大増産を図る。
 そのルーズベルトの野望を阻止せんと、山本五十六首相は、ついに一大作戦の実施を決意した。果たして、その結果は? 痛快戦記シリーズ最終巻、ここに完結!
トップページへ