復刻版『仮面ライダー』シリーズ

原作・石ノ森章太郎/マンガ・すがやみつる
秋田書店「冒険王」連載/復刻版刊行:双葉社
『新・仮面ライダー』表紙
『新・仮面ライダー』
定価:1,200円
刊行:1998年4月10日

 すがやみつるのマンガ家デビュー作でありマンガ家としての原点。『マシン刑事999』も『ゲームセンターあらし』も、すべてはここから始まった。石ノ森章太郎先生に文字どおり手取り足取りの指導を受けて描いた作品。
『仮面ライダーV3』表紙
『仮面ライダーV3』
定価:1,200円
刊行:1998年4月10日

 石ノ森章太郎先生から「自由に描いていい」とのお許しをもらい、楽しみながらオリジナル・ストーリーを展開した作品。アクションシーンには『スパイダーマン』などのアメコミを参考にした。
『仮面ライダーX』表紙
『仮面ライダーX』
定価:1,500円
刊行:1999年4月

 別冊付録の長編があったりで、かなり好き勝手なストーリー展開を楽しんでいた。本格ミステリーのパロディになったことも。
『仮面ライダー・アマゾン』表紙
『仮面ライダー アマゾン』
定価:1,500円
刊行:1999年5月刊行

 石ノ森章太郎先生の企画段階では、壮大な伝記SFだったのだけれど、テレビになると、そのスケールが出ない。そこで原作のニュアンスを少しでも残そうと悪戦苦闘したのだけれど……。
『仮面ライダー・ストロンガー』表紙
『仮面ライダー ストロンガー』
定価:1,500円
刊行:1999年4月

 このあたりになると、かなり絵がまとまってきています。ただし、あいかわらず女性を描くのが苦手で、当時の子供たちが「お色気」を感じたというタックルも、肩幅ガッチリ、筋肉隆々の女子プロレスラー体型。マンガ家仲間には、「おまえの描く女の子は、まるで色気がない」と、いつもからかわれていた。
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恩師・石ノ森章太郎先生関連の書籍
(文庫解説などを担当)
『アンドロイドV』(秋田文庫)表紙
『アンドロイドV』
発売:秋田書店(秋田文庫)
定価:562円
刊行:2003年7月

 中学生時代、リアルタイムで読んでいた『アンドロイドV』の文庫版。ぼくたちの世代は石ノ森作品で、SFのガジェットや用語を学んでいった。

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『この最終回がすごい!』(メディアファクトリー)表紙
『この最終回がすごい!』
編集:別冊ダ・ヴィンチ編集部
発売:メディアファクトリー
定価:1,200円
刊行:2003年1月

『ゲームセンターあらし』が掲載された『いよいよ最終回』につづくメディアファクトリーのマンガ最終回シリーズ第2弾。すがやみつるが、恩師・石ノ森章太郎先生の『サイボーグ009』最終回についての解説を担当しています。身近にいた者だからこそ書けた秘話も……?

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『石ノ森マンガ学園』(ホーム社文庫)表紙
『石ノ森マンガ学園』
発行:ホーム社(文庫)
発売:集英社
定価:667円
刊行:2002年2月15日

 1960年代に「少年キング」で連載されたマンガ版のマンガ入門書。オリジナル単行本にマンガを投稿していたことから「卒園生」としての祝辞を依頼されたのだが、実はこの投稿マンガ、当時、石ノ森章太郎先生のアシスタントだった菅野誠(ひおあきら)が、勝手に同人誌仲間の名前(他に河あきらなど)を使ったもの。そのため当時の石ノ森章太郎先生に関する思い出を語る文章を寄せることになった。

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『石ノ森章太郎の青春』(小学館文庫)表紙
『石ノ森章太郎の青春』
小学館文庫
定価:514円
刊行:1998年5月9日

 小学館文庫『石ノ森章太郎の青春』に解説を書いています。石ノ森章太郎先生の少年時代までの自伝です。(1998/05/09)

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