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■ 06年10月中旬の日記

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10月11日(水)▼ネットカフェで仕事

 ノートパソコンのバックライトが暗くなってきたため、新しいノートパソコンを買おうかどうしようか思案中なのだが、Windows Vistaが出てくることを考えると、ちょっと、いまは買いにくい。そこでネットカフェで仕事ができないかと考えたのだが、最大の問題は日本語IMEとエディター。単語登録をドッサリしてあるATOKが使えないうえに、慣れたWZ EDITORも使えない。
 とりあえずATOKの登録辞書をテキストファイルに出力し、品詞がATOKとMS IMEでは違うため、えいやっと全品詞を名詞にしてしまい、この辞書をMS IMEに読み込ませてみると、みごとマイ単語登録が使えるようになった。
 この辞書と原稿のファイルをUSBメモリーに入れてネットカフェに出かけ、パソコンのMS IMEに辞書を読み込ませたうえで、Wordで原稿を書いてみる。
 Wordは、縦書き表示で書いていたのに、突然、横書きになってしまったりで、どこか不安定。キーボードも安っぽいもので、音がうるさいのに辟易とする。キーボードが静かなネットカフェを探さないとダメそうだ。
 原稿は、そこそこに書けたけれど、やはりエディターが欲しい。WZ EDITORは設定ファイルをプログラムとは別の場所に保管するので、USBメモリーでは持ち歩けないんだよな……。

10月12日(木)▼朝から早稲田大学へ

 昨夜は午前3時すぎに帰宅し、寝たのは4時過ぎだったのに、午前9時に起床して、気になっていた外出用エディターを導入することにする。選んだエディターは「VerticalEditor」というフリーソフト。縦書きで書けるし、USBメモリーで持ち歩けるのがいい。
 このエディターが使えるのを確認して急いで家を飛び出し、西武池袋線と都バスを乗り継いで早稲田大学の西早稲田キャンパス正門脇にあるカフェへ。ここでeスクールの女性2名と合流し、オンラインデータベースの使い方などに関するレクチャーを。
 昼食を学食でとったあと、パソコンがズラリと並んだ端末室で、論文検索データベースを利用するための登録をする。このデータベースを使うためには大学構内に設置されたパソコンからアクセスし、IDを取得する必要があるからだ。
 データベースの利用が可能になった後は生協に寄って買い物。すでに時刻は夕方で、女性軍と別れて吉野屋で豚丼を食べたあと、地下鉄と西武池袋線で野方まで移動し、やはりパソコンの面倒を見てほしいという時代小説作家・磐紀一郎さんの仕事場へ。メールソフトのアイコンが消えてしまったというのだが、ちゃんとデスクトップに残っている。もっとわかりやすいようにクイックランチャーにブラウザーとメーラーのアイコンをセットしておいた。
 さらに、以前、ワープロ専用機「オアシス」で書いた時代小説の原稿が入ったフロッピーディスクを受け取る。この作品が文庫化されることになったのだが、「オアシス」が壊れてしまったため、パソコンで編集できるようにしてほしいというもの。うちには「オアシス・ファイル→テキスト・ファイル」のコンバートソフトがあるので、そんなにむずかしい話ではない。
 磐さんに高円寺でごちそうになり、電車のある時間に帰宅。フロッピーに入った原稿をテキスト・ファイルに変換し、これを「Word」の縦書き表示に設定。すぐさまメールに添付して磐さん宛てに送信。

2006年10月13日▼データベースあれこれ

 大学の関係で終日データベースの調査。深夜になって原稿を再開。

■今日、買った本/最近いただいた本

『ファウスト』『ファウスト』(手塚治虫/朝日新聞社・朝日文庫(1994/02) /693円)........手塚版『罪と罰』について考えるためのテキスト。

『新・細胞を読む―「超」顕微鏡で見る生命の姿』『新・細胞を読む―「超」顕微鏡で見る生命の姿』(山科正平/講談社ブルーバックス(2006/09) /1,208円)........大学で受講している「細胞組織学」の参考書。授業では図版が少ないため、細胞などのイメージがつかみにくいところがある。そこで、この本を買ったのだが、図や顕微鏡写真がたくさん掲載されている。これなら授業の役にも立ちそうだ。

『カラー版 細胞紳士録』『カラー版 細胞紳士録』(藤田恒夫,牛木辰男/岩波新書(2004/2/22) /1,050円)........これも上に同じ。まだパラパラとめくっただけだが、読物としても面白そう。

『永島慎二の世界―1962年から1972年アンソロジー』『永島慎二の世界―1962年から1972年アンソロジー』(永島慎二/チクマ秀版社 (2006/09) /1,890円)........版元からのいただきもの。故・永島慎二先生の貸本漫画家時代から1970年代までの作品を集めた短編集。懐かしい作品が多く、ついじっくり読み込んでしまう。これに『源太とおっかあ』が加わっていたらなあ……。

10月14日(土)▼図書館に籠もる

 昨日、早稲田大学の図書館経由で検索した論文のコピーや書籍の借り出しのため、午後一番で早稲田大学中央図書館に向かう。一般図書、雑誌のバックナンバー書庫、研究書庫などをまわり、電動書架を動かして資料探しをしていたら、あっというまに5時間が経過し、外に出てみたら真っ暗だった。
 パソコンの端末室に行ってメールのチェックなどをして、西早稲田からバスで新宿へ。新宿テアトルで上映中の『ラグナセカの青い空』というモトGPのドキュメント映画を見るつもりだったのだが、レイトショーのみのため時間が余り、時間つぶしと夕食を兼ねてゴールデン街に足を踏み入れ、ビールを一杯飲み、冷麺を食べたら、睡眠不足のせいもあって映画に行く気力がなくなり、早々に電車で帰宅。家に帰ってから朝まで原稿。

10月15日(日)▼終日、原稿

 今日は終日、家に引き籠もり。事情があって馬の絵(マンガ風)をたくさん描く。午前4時から早稲田大学eスクールの授業を1科目だけ受講し、午前5時過ぎに寝る。

10月16日(月)▼授業、アイスホッケー、原稿

 午前9時に起床し、残る授業を受ける。仕事も厳しくなってきたので、授業も前倒しで受講しないといけないのだ。
 夕刻、全科目の受講を終え、今週中が期限の課題もすべて提出。仕事も、こんな調子で進めばいいのだが。
 朝から休憩なしで授業を受けたせいでガックリと疲れ、パソコンの画面を見ても文字がかすむ。ちょっと息抜きをしようとダイドードリンコ東伏見アイスアリーナ(サントリー東伏見アイスアリーナが、先月からこの名前に変わった)へ、アイスホッケーの関東大学選手権秋季リーグ第1次予選「早稲田対明治」を観戦に。自転車で5分の距離なので、思い立ったときに行けるのがいい。
 朝から飲まず食わずだったので、コンビニでオニギリ2個と暖かいお茶を買い、試合を観戦しながら食事。第1次予選のせいか観客席もガラガラで、食事をしても気にならなかった。
 試合は第1ピリオドでいきなり3点を取られ、どうなることかと焦ったが、第2ピリオドで逆転し、第3ピリオドでトドメの2点を加え、7対5で早稲田の勝ち。
 寒さ対策にタイツをはいていったのだが、それでも終盤になると身体がブルブル。身体を暖めるため、自転車で20分ほど走ってから帰宅し、その後は、また朝まで原稿。

10月17日(火)▼原稿書き

 いよいよ新作に突入です。

10月18日(水)▼水泳&ネットカフェ

 久々に腰が痛いのでプールへ。水泳500メートル+ウォーキング500メートルの後、ネットカフェに出かけてパソコンで原稿書き……と思ったが、キーボードが安物で、とても文字を打つ気になれない。さっさと撤退してハンバーガーショップに移動し、ノートパソコンで原稿書き。

10月19日(木)▼資料読み

 新作用の資料を読みつつ原稿を進める。

10月20日(金)▼図書館へ

 早稲田大学中央図書館に資料を返しに行き、仙台から来た学友とカフェで歓談。


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