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さらに自転車を漕いでファミレスに入り、資料調べと原稿書き。３時間ほど粘ってから帰宅したが、帰途は、上り坂の多い道を通ってしまって、ヒイヒイした。
ちなみに『灼熱の走路』は、電子書籍として発売されています。
仕事が煮詰まっているし、雨も降っているしで、終日、引き籠もり。『寛政重修諸家譜』などという書物と首っ引きになり、ここで調べた結果をExcelに打ち込む作業。はっと気づいたら朝になっていて、結局、寝たのは午前９時過ぎだった。
そうそう、今日は、いつもより、このサイトへのアクセスが多いので、何があったんだろうとチェックしてみたら、アキバBlogに、こんなニュースが掲載されておりました。
ふう。もうあれこれ調べることばかりでヒイヒイしています。調べているのは標題の本をはじめとする歴史関係の本。地図も開いて位置確認。面白いだけに、ついのめりこんでしまう。
午後から、さらに資料読み。深夜、自転車で外出。ファミレスでノートパソコンのExcelに、資料の必要な部分を打ち込んでいく。帰途、コンビニで資料のコピー取り。帰宅後、また朝まで資料の整理。ほぼ資料読みもメドがつく。
午後、カミサンと連れ立って西武新宿線と地下鉄東西線を乗り継ぎ、木場駅まで。目的は東京都現代美術館で開催中の「ディズニー・アート展」を見るため。千葉大で発見された原画の数々と、アメリカから送られてきた貴重な原画類が大量に展示されているので、なんとか見たいと思って出かけてきたもの。
行きの地下鉄では、高田馬場駅で真保裕一さんにバッタリ。長編アニメ『ドラえもん』の話しなど伺いながら一緒に大手町まで。真保さんは夕方から開かれる江戸川乱歩賞授賞式の前に、日本推理作家協会の理事会があるそうで、早い時間から出かけてきたとのこと。こちらも推理作家協会の一員ではありますが、理事の皆さんの献身的な活動には、いつも頭が下がります。
地下鉄の木場駅からは徒歩で現代美術館まで。夏休み中は大混雑だったとのことで、９月になるのを待って平日を狙ってきたのだが、それでも見学客はドッサリ。でも、カミサンに言わせると、同じ会場で開かれた球体関節人形展の人混みと比べたら、この混雑ぶりも可愛いものらしい。
40年代から50年代を中心にしたディズニーのコンセプトアートや原画、背景は、どれも本当に素晴らしい。こうして昔の作品を見直してみると、昔のディズニー・アニメは、キャラクターも可愛く、魅力的だったなあ……。とくに『眠れる森の美女』や『わんわん物語』のあたりが……。
じっくり原画を見ていたら、あっというまに２時間半が経過。現代美術館のあとは、徒歩で都営地下鉄新宿線の菊川駅に向かい、ここから馬喰横山駅まで。こんどの作品の舞台になる場所の位置を確認し、写真撮影などしてからＪＲ浅草橋駅に向かい、ここで買い物をするカミサンと別れて秋葉原経由で有楽町へ。次の目的地は帝国ホテルの江戸川乱歩賞授賞式会場。うまくすれば真保さんと再会できるかも。
授賞式の会場では、井上夢人氏の選評がシビアで面白かった。それを前日本推理作家協会理事長の逢坂剛氏がフォローしてから乾杯。ミステリー作家や翻訳家の人たちと歓談していたら、講談社のマンガ雑誌でお世話になった懐かしい編集者に何人も会い、お久しぶりのご挨拶。
その後、高齋正さんから小松左京さんの事務所に行こうと誘われ、森優さんと３人で会場を出たが、小松さんの予定が変更になったとかで今夜は会えないことに。そこで流れ解散ということで、ぼくは１人で高円寺へ。なじみの店で時代小説作家の磐紀一郎さんと会い、新作小説のことで、ちょっと相談に乗ってもらい、あれこれアドバイスを受ける。結局、帰宅したのは朝だった。
夕方、高齋さんのお宅に自転車で出かけ、Ｔシャツを１枚いただいてくる。自動車の精密透視画で有名な猪本義弘氏の作品が胸にプリントされた貴重なＴシャツである。大事に着ないといけない。
高齋邸を辞去したあと、先週、映画『UDON』を見た後に食べそこねた讃岐うどんへの逆襲を果たすため、大泉学園まで自転車で移動し、駅の構内にある「めりけんや」へ。ＪＲ四国が経営する讃岐うどんチェーンの都内では唯一のチェーン店である（恵比寿、秋葉原、上野などの駅構内にある「めりけんや」は、ＪＲ東日本＆ＮＲＥとの提携店）。
ここでチクワ天と掻き揚げと一緒に、かけの小を頼み、これを夕食に。食事のあとは喫茶店２軒をハシゴして、いよいよ新作の本番原稿に取りかかる。プロットを煮詰めた分だけ快調……？
帰宅後、深夜まで原稿のつづきを書き、そのあとは朝まで読書。
朝まで本を読んでいたせいで、目が覚めたのは正午過ぎ。あわてて自転車に飛び乗り、西武池袋線の最寄り駅から下り電車に乗って小手指まで。今日は、早稲田大学人間科学部のオープンキャンパスで、わがｅスクールの説明会も開かれている。
一昨年、ｅスクールの受験を考えていたとき、やはり不安もあって西早稲田キャンパスのオープンキャンパスに出かけ、ここで現役学生の説明を受けたことで受験を決意した。そんなことを思い出して、ｅスクール志望者の背中を押すお手伝いができればと思って出かけたら、現役生は小生がひとりだけ。数人の志願者から質問を受けたが、社会人ばかりなので、みんな、学ぶことに対して熱い思いを抱いている。７月の西早稲田キャンパスでの説明会にも参加し、今日が２回目という男性も。
現役組は１人だけ。それもＦ１ドライバー志望の若者で、この秋からイギリスに渡るため、あちらで日本の大学の授業を受けられるｅスクールに関心を抱いたらしい。モータースポーツ関係ということで、担当の先生からお鉢がまわってきたため、イギリス在住の受講生もいることなどを説明させていただいた。18歳の当人は、ご両親と一緒だったが、ご両親も非常にクレバーで、ただ走るだけのドライバーにはなりたくないとのこと。きっちり勉強もしたいということで、その意気やよし、である。ｅスクールにも合格して、イギリスでのレース生活もうまく行くことを祈っています。
オープンキャンパス終了後は、雨も降ってきたので、急ぎ帰宅。眠くなるまで原稿に取り組む。
明後日、56歳の誕生日なのだが、仕事が忙しいのと、家族の休日の関係で、今日、２日早く誕生日のパーティーを。宴会は、近所の、お好み焼きチェーン。主賓がクルマを運転して出かけたため、ビールも飲めず。
マンガの仕事のために大量の画面キャプチャーを取り、これを次々と表示させていたら、５枚ほど表示したところでパソコンが固まるようになった。ハードディスクがしきりにファイルの読み出しに行っているが、反応がなく、また同じことを繰り返す……というようなことを永遠にやっている。ヤバイ。どうやらハードディスクに物理的なエラーが出たような感じだ。
いちど電源を切って再起動すると、Windowsの起動がスローモーションのよう。デスクトップの表示までに15分くらいかかる。しかも、アイコンは全部表示されず。さらに、何か作業をしようとすると、そこでもまたフリーズ。
パソコン付属の診断ソフトでチェックすると、ハードディスクの物理的なトラブル。しかも起動するたびに、さらに状態は深刻になる。なんとか修復させようとして、結局、徹夜。
いちおう仕事と大学の授業関連のファイルはバックアップを取ってあるので、精神的なダメージは小さいが、それでも、すぐに仕事ができないのは困る。修理に出せば、おそらく数日はかかり、ハードディスク交換となるだろう。とにかく目前のマンガの締切をこなすためには、このパソコン（昨年の春買ったもの）がないと困る。小説の原稿ならノートパソコンでもなんとかなるが、絵を描く仕事は、タブレットとスキャナーと大画面のモニターが必須だからだ。
念のため回復コンソールやＯＳの修復インストールなども試したが、状況は変わらない。しかたがないので夕方になってからクルマで近所の家電ディスカウントショップに出かけ、内蔵ハードディスクドライブを買ってくる。160GBで10,980円。
すぐに帰宅し、このハードディスクにパーティーションを切って、Windows XPをマッサラの状態からインストール。とりあえず「Internet Explorer」や「Outlook Express」は使えるようになったが、仕事で必要なソフトのインストールが待っている。「PhotoShop」「PaintShopPro」「WZ EDITOR」「秀丸EDITOR」「PageMaker」「ATOK」……とりあえず、これらをインストールして、さらにフォントも入れて仕事ができるようになったのは朝。でも、まだ環境設定が残っている。ああ、なんて誕生日なんだ。寝る前に、吹っ飛んでしまたマンガのネームをテキスト打ちからやり直し。
ネームを「PageMaker」でコマ割りしてレーザープリンターでプリントアウト。これをスキャナーで取り込もうとして気がついた。パソコンに接続されているスキャナーが認識されていないじゃないか。タブレットのポインティングの位置も微妙にズレていて、なんだか気持ちが悪い。しかし、もう眠くて頭が働かない。とりあえずタブレットはメーカーのサイトからダウンロードしたドライバーを入れて解決。ここで少し寝ることにした。
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