21日 22日 23日 24日 25日 26日 27日 28日 29日 30日 31日
昨年、大学の授業に不慣れでペースがつかめなかった関係で、「GAORA」で放映されるインディ500のテレビ解説を休ませてもらったが、昨年、ピンチヒッターをつとめてくれたHさんが、日本のレースの歴史を綴るムックの編集で忙しいため、再び解説の依頼が飛び込んできた。今年は、大学の授業に関しても、少しココロのゆとりができていることから、この依頼を引き受けることに。最近、IRLのインディカーシリーズは、すべてをフォローしているわけではないが、そちらはレーシングドライバーの松田秀士選手が担当してくれるはずで、こちらの担当は、イエローフラッグが振られフルコーションになったときに「ヒマネタ」が担当になるはず。おもにインディの歴史や伝統についてのウンチクが主体になるはずだが、だからといって今年の出場ドライバーなどがわかっていなくても困る。
というわけで、今年はプラクティスの段階からインディ500の情報を追いかけているのだが、雨のために予選1日目、2日目がキャンセル。今年は1日に11台ずつのグリッドが確定し、1日ごとにバンプアウトがある厳しい方式。予選日にもお客を集めようという目論みなのだろうか。3日に分けて33台のグリッドが確定すると、4日目が全体のバンプアウトをするバンプデーになるらしい。
ところが雨で予選1日目、2日目が流れてしまったため、今年の予選は実質的に20日の1日だけとなった。おかげで、この日に32台分のグリッドが決まってしまい、最終日は残る1つのグリッドを争うだけに。しかし、エントリーしている残りドライバーは2人くらい。2人とも走るのかどうかも不明で(結局走ったが、予選タイムを記録したのは1人だけ)、あまりドラマチックなシーンは見られそうにない。
で、結局、上位はサム・ホーニッシュJr.にエリオ・カストロネベスのペンスキー勢。次がダン・ウェルドン、スコット・ディクソンのチップ・ガナッシ勢がつづく。松浦孝輔は7位だ。トップ争いはペンスキーとチップ・ガナッシの4台あたりだろうなあ……などと考えながら、朝までネットで予選を追いかけた。
今朝もインディ500の最終予選を追いかけながら、大学の授業も受ける。インディ500の解説で2日ほどつぶれるため、課題と仕事も前倒ししなくてはいけない。あ、その前に、高校の同窓会誌から依頼された原稿があった。で、原稿は55歳の現役大学生であることを書くことに。母校はバリバリの受験校であったのに、最初から大学に行くつもりもなく通っていたトンデモない奴でありました。マンガ家のアシスタントになることも、さっさと自分で決めたのですが、それを知った担任でもないし教わったこともない体育教師のK先生が、「息子を大学に行かせてやってくれ」と母を説得しにきたというエピソードを書く。うちは母親ひとりが働いている状態で、経済的にも大学進学など夢の夢だったが、K先生の家も母子家庭だったそうで、お母さんがリヤカーで野菜の行商をしながら息子を大学にやってくれたのだという。この話を母から聞いたのは、母が死ぬ直前になってからのことでした。
夕方、某社の仕事で竹熊健太郎さんと対談。昨今のマンガ評論ブームについて語る……予定が、ほとんど聞き役にまわっていた感じも。対談は編集者の自宅でおこなわれたが、2時間の予定は、あっというまに過ぎ、神楽坂の小料理店で食事しながら、さらにテープをまわす。結局、5時間以上、話していたのではないか。
帰途、高円寺に寄り道し、ほてっていた頭をクールダウン。
今日は某ポータルサイトから依頼されたコラムの原稿を書く。せっかくネットで読まれる原稿なのだから、あれこれリンクも張ることに。おかげで紙媒体の原稿よりも手間がかかるが、でも、ネットに掲載される原稿や記事は、これが当たり前なんだろうと思う。
昨日書いたコラムの原稿には、筆者の写真も添えられることになっている。その写真撮影のために担当者が来宅。一眼レフのデジカメでバシバシと写真を撮る。
写真取材の終了後は、エッセイの原稿が1本。その後、今週末が締切の大学の課題に取り組む。インディ500の解説で週末が使えなくなるため。
ほとんど徹夜状態で、教科書を読み、参考書を読み、関連サイトを検索して、さらに授業のビデオを再視聴し、ヒーコラと課題をこなしていく。なんとか明け方には、月曜日締切のレポートまで完了。ああ、疲れた。
いつもスポーツクラブでご一緒させていただいているご近所にお住まいの年長の女性の方から、写真のようなプレゼントをいただいてしまいました。先日、小学館の人と会ったとき、「買えないんですよ〜」とボヤいていたのが聞こえていたのでしょうか? ありがとうございます。万年筆のフロクがついた雑誌です。
週末、インディ500レース解説のために大阪へ行かなければならないため、月曜日が締切の原稿に大学の課題を前倒し。長編の仕事も、これくらい素早く進むといいのだけれど。
必死に原稿と大学の課題に専念し、なんとか週明けが締切のものは片づける。これで安心して大阪に行けるぞ。ただし、明日は深夜から朝にかけての放送なので、時差調整のため朝まで起きる。
インディ500は、今年、インディアナ州がサマータイムを導入したおかげで、スタートタイムが1時間遅れの日本時間午前2時に。とりあえず集合時間が午後11時なので、夕方の新幹線「のぞみ」で大阪へ。とにかく寝ておこうと、東京駅を出たとたんにビール。おかげで品川を出てあたりで意識不明。途中、何度か目は覚めたが、結局、終点の新大阪直前まで寝ていた感じ。おかげですっかり腰が痛くなった。
地下鉄で中津まで行き、梅田に近いところでラーメンを食べてからホテルにチェックイン。また仮眠を1時間ほど取ったあと、シャワーを浴びて目を覚まし、ホテルロビーで同じく解説の松田秀士選手やアナウンサー氏、ディレクターなどと集合。コンビニで夜食を買ってから、いざ「GAORA」のスタジオへ。ここでリハーサルなどすませたあと、いよいよ午前1時半からナマ本番。
今年は天気も良く、クラッシュはあったものの、それほどひどい事故もなく、レースは順調に進行。最後の最後にサム・ホーニッシュJr.がトップを走っていたマルコ・アンドレッティ(!)を抜いて優勝する大逆転があって、実に楽しめるレースだった。つい興奮して、「魂の走り!」なんて騒いでしまったのでありました。
午前6時過ぎにホテルにもどり、2時間ほど仮眠をとってからチェックアウト。そのまま新大阪発の「のぞみ」で帰京。また車中は寝るつもりだったが、持参していた時代小説を読みはじめたら止まらなくなり、30分ほどうたた寝しただけで、あとはずっと読書。おもしろかった。
品川で下車して山手線、西武池袋線経由で最寄り駅までもどり、カミサンにクルマで迎えに来てもらう。
帰宅後は、溜まっていたメールの返事を書くだけで2時間ちかくかかる。眠気に襲われ2時間ほど寝たあと、カミサンと自転車で近所の回転寿司に。ここで結婚30周年の記念日を祝ったのであった。
生ビールを飲んだが、帰宅後は、また朝まで入れ替わりになった大学の授業。毎週、月曜日の午前4時から授業を受講しているのに、今日は1日ちかく遅れている。6月は仕事が詰まっているので、前倒しできるものは前倒ししないとヤバイのであります。
朝まで授業を受けたが5科目でギブアップ。いちど寝てから授業再開。ヘビーな課題も残り、まだ受講していない科目も1科目……。この忙しいときに家族からYahoo! オークションに入札を頼まれたりして、少しカリカリ、イライラ(とりあえず落札できた)。
切羽詰まっていた課題もやっと提出し、今夜は、残る1科目を片づけるまで寝ないぞ……と眠いもので自分にハッパをかけているところなのであります。
週末は外出が続くため、必死に原稿と大学の課題を前倒し。家に籠もって仕事を続ける。