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書き下ろしの架空戦記小説の原稿も佳境に入ってきたのはいいが、これまで同じような題材ばかり書いているので、少しくらい変化をつけたい。そのため新しい資料に目を通したら、いつのまにか読みふけって……てなことばかり繰り返している。
おかげで寝たのは午前9時半。F1オーストラリアGPの予選を見たくて、必死に正午に起床しようと思ったが、やっと布団から出たのは12時半。スーパー・アグリの2台の予選は終わっていた。
予選終了後、眠い目をこすりながら原稿を書いていたが、午後3時、眠気に負けて1時間だけ……のつもりで布団にもぐったら、目が覚めたのは午後5時直前で大あわて。今日は午後5時半スタートで、早稲田大学人間科学部eスクールの新入生歓迎コンパがあって、こちらも出席することになっていたからだ。昨年は新入生の立場で出席し、先輩方からいろんなことを教えてもらって、どれだけ心強かったかわからない。今年は反対の立場で微力ながらお手伝いできれば……と思っていたのだが、この数日、仕事がハードで、つい寝坊してしまったというワケ。
大あわてで着替えをすませ、自転車で最寄り駅まで走り、西武新宿線とJR山手線を乗り継いで新宿駅南口に近いコンパの会場へ。それでも新宿線の車内では、座席にすわれたのを幸い、10分強のあいだだけでもノートパソコンで原稿を書く。
コンパは盛況で、2次会にも顔を出したが、さすがに原稿が心配になって、そこで失礼。最寄り駅までもどって自転車で近所のファミレスに行き、4時間ほど原稿を書く。いいノリだったがバッテリーが上がってピイピイうるさいので、そこでストップ。帰宅してから、また朝まで原稿。
04月02日(日)▼F1オーストラリアGPとフォーミュラ・ニッポンと
起き抜けにテレビでF1オーストラリアGPを見る。トップを除けば面白かった。レース終了後、チャンネルを富士スピードウェイのフォーミュラ・ニッポン第1戦に合わせるが、こちらは雨で中断。結局、中止とあいなりました。
テレビを見ながらも原稿を書くが、途中で眠気に負けて意識を喪失。また原稿を書いて、途中でバタンを繰り返す。あと一息だ。
04月03日(月)▼「さよなら、パソコン通信」がネットニュースに
今朝は、寝る前にネットのラジオとラップチャートでIRL第2戦ピッツバーグの模様を観戦。テレビの生中継がなかったため。松浦は、最後、4位になれそうだったが、クラッシュしたマシンの破片を踏んでタイヤがパンク。ピットに入ったため7位に終わった。ちょっと惜しかったかも。
3月31日に出かけた「さよなら、パソコン通信」の記念パーティーの様子が「アスキー24」でニュースになっておりました。
→ASCII 24「さよなら、パソコン通信」のニュース
朝、起きたら先月書いた短編SFのゲラがFAXで届いておりました。題名は『妄想の遺伝子』。掲載誌はSF関係者がどっさりという「小松左京マガジン」です。しかも、よく考えたら、小説家になってから初めての短編小説です……あ、自動車雑誌に『旭日のGP』の原型になったものは書いたことがあったかも。
編集者からも訂正が入っていたけれど、ほとんどが自分で原稿をプリントして赤入れしたときに修正したものばかり。ちゃんと「一太郎」の画面で修正もしたはずなのに……と思ってファイルを確認したら、修正したファイルを保存するとき、保存場所(フォルダ)を別の場所にしていて、送信したファイルは古いものを送ってしまっていたらしい。バカバカ。
大学の授業が来週からスタートするのにアマゾンに注文してあった教科書が届かない。そろそろ届かないと困るなあ、と思っていたらアマゾンからメール。注文の本が確保できていないので、キャンセルも受け付けるというのだ。この期に及んでなんてことを。新刊だと2週間以上もかかる本もあるので、すぐ手に入らないものはマーケットプレイスの古書で間に合わせることにする。また、ジュンク堂で入手できる教科書もあったので、こちらは池袋まで出かけることにする。
午後は写真週刊誌の取材。レトロゲームにからんでのもの。カメラマンも照明機材を持ち込んでの本格的な撮影でドキドキ。
取材後は、また原稿。やっと深夜に原稿が終わるが、すでに前半のゲラが届いている。
04月06日(木)▼ゲラチェックの旅と貸本劇画大家のご子息と
午前中には架空戦記のゲラが最後の1章を残して届いたため、これを持ってゲラチェックの旅に。夜までに半分ほどをすませ、久しぶりに高円寺まで息抜きに。なじみの飲み屋のサイトにインストールしたブログの使い方をママにコーチ。疲れていたので早々に店を出ると、女優の石津彩と遭遇。父上の磐紀一郎さんと飲み屋で待ち合わせとのことで、こちらもつきあうことに。磐さんも合流してワイワイとやっていたら、店のマスターが隣にいたお客を紹介してくれる。なんと貸本劇画の巨匠・横山まさみち氏(故人)のご子息とのこと。
横山まさみち氏といえば、オットセイやコットセイが出てくる夕刊紙連載の『やる気まんまん』などの艶笑マンガで有名だが、ぼくらの世代のマンガ少年にとっては、やはり貸本劇画の『独眼探偵』や『ああ青春』のシリーズの方が馴染みがある。「そういえば読者向けに『横みちソレイユ』なんて小冊子もありましたよね」なんてことを口走ったりして、すっかり気分は高校生の頃のマンガ少年。磐紀一郎(石津嵐)さんも虫プロ勤務時代に親交のあった永島慎二、もりまさき(真崎守)、石黒昇、遠藤政治といった貸本劇画にも縁のあった方々の思い出話をはじめ、つい、聴き入ってしまう。おかげで最終電車にも乗りそこね、タクシーでの帰宅になったが、なんだか疲れが取れたような気分だった。
昨夜は久しぶりにビールを飲んで、しかも懐かしい貸本劇画の話ができて気分すっきりになったせいか、8時間グッスリ。ふだんが睡眠障害気味なので、寝られるだけで、ただ嬉しい。でも、喉が腫れていて鼻もグズグズ。風邪らしい……なんてことを言ってるヒマはない。架空戦記のゲラを片づけないといけないのだ。自宅にいると能率が悪いので、西武池袋線〜地下鉄有楽町線で銀座まで出かけ、電車の車内と出版社ちかくのコーヒーショップで集中的にゲラチェック。
午後5時すぎ、無事に手元のゲラが完了。編集者のMさんに来ていただいて、ラストの章のゲラと引き替えに、赤入れがすんだゲラを渡す。
有楽町線で池袋まで戻り、ビックカメラで買い物をした後、ジュンク堂で教科書や資料を購入。西武池袋線・各駅停車の電車社内と最寄り駅の喫茶店でゲラに赤入れをし、帰宅と同時にFAXで送信。あとは会社の雑用仕事。
今日は池袋の東急ハンズで、バンダイの「Let's TVプレイClassic」シリーズの発売記念サイン会。告知がされていたのはバンダイの公式サイトとここくらいだったので、集客が不安だったのだけれど、たくさんの方に来ていただき、感謝感激でした。
夜は、あちこちから宴会に誘われていたが、マンガの仕事が詰まっているのでパス。まっすぐに帰宅し、まずは布団に潜って仮眠をとり、深夜からマンガのペン入れ。
ああ、やばい。風邪だよ、風邪。喉が痛い。寝不足と風邪薬のせいでボワ〜。それでも徹夜態勢に突入。マンガの色塗りをしながら午前4時には、ついにはじまった大学の授業の聴講を開始。
徹夜で原稿を描き、並行して大学の授業も聴講。途中、3時間だけ仮眠をとり、その後、またマンガの色塗りと、大学の授業を受講。夜、マンガの原稿が終わる。大学の授業も9科目中8科目を受講してしまった。食事の時間(おにぎりやサンドイッチをパソコンの前に運んでもらっている)に小テストもすませ、少しホッ。
明日からは新作小説の準備。