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■ 06年03月下旬の日記

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03月21日(火)▼墓参りに

 WBC決勝で日本チームの優勝を見届けたあと、カミサンと連れ立って徒歩で墓参り。途中、早稲田大学の東伏見グラウンドで、早稲田大野球部の練習をチラリと見学。
 墓参りの後、カミサンと分かれてバスで吉祥寺へ。本を何冊か買い、喫茶店で読書。『貸本マンガRETURNS』を一気読み。
 そのあと喫茶店でノートパソコンを使って原稿をシコシコ。目が疲れたところで高円寺にまわり、なじみの店で開店記念パーティー。でも原稿があるので、早めに帰宅し、また朝まで原稿。

03月22日(水)▼打ち合わせと原稿と

 ネットで連載をはじめたマンガの打ち合わせを最寄り駅前のコーヒーショップで。帰宅後は、また朝まで原稿。

03月23日(木)▼レントゲン検査

 昨年の秋、毎年受診している健康診断のX線検査で、肺に影が出ているといわれてドッキリ。CTスキャンの診察を勧められたが、そのときは時間がなかったため、また後日ということにしてもらった。その間に、前年のX線写真と比較して、異常の有無を確認してくれるとのことだったが連絡がなく、こちらから連絡すると忘れ去られていたことがわかった。いちど電話を切ったあと、すぐに電話はあったが、「影はハッキリしていないので、2ヶ月か3ヶ月後に、もういちどX線写真を撮ってください」とのこと。こんな状態だったので、健康診断を受けた病院に少し不信感を抱き、別の病院で検査を受けてみた。たぶん花粉のせいだとは思うが、少し咳が出たりしているからだ。
 大判のレントゲン写真を前後と横から撮影した結果、容疑は「シロ」。影の気配はなく、ホッと一安心でしたが、病院から出てきたところで携帯にマンガ家仲間のNさんから電話。マンガ家の徳田ザウルス君が亡くなったとのこと。身体が悪いと聞いてはいたが、それにしても突然……。
 明日がお通夜とのことだったが、こちらは郷里で身内に不幸があり、お通夜に出かけなくてはいけないため、徳田君の方は弔電だけで失礼する。
 帰宅後、また朝まで原稿。

03月24日(金)▼郷里へ

 午後、東海道新幹線で郷里の富士市へ。20歳も年齢が離れているせいで叔父さんみたいな気分でつきあってきた従兄が一昨日急死し、そのお通夜に。夜、睡眠中に脳溢血で亡くなったらしい。この従兄の家では、お爺さんが亡くなった翌日、お父さんが亡くなり、1度に2件の葬式を出した。ぼくが幼稚園くらいのときだから50年くらい前のことだ。
 同じ富士市内に住みながら、あちらは明治時代に清水次郎長が囚人を使って開墾した次郎長開墾という地名のところに住んでいた。火山灰に覆われた富士山麓の斜面で、ちょっと土を掘れば溶岩が出てくるような土地だ。ぼくが中学生の頃でも水道が通っておらず、この従兄の上でも天水(雨水)を溜めて飲料水や風呂用に使っていた。水を溜めたコンクリートの池の中の水は、いつも白く濁り、夏にはボウフラが湧いていた。その水をヤカンで汲んできて、いちど沸騰させたあとで飲料水にしていたのだが、子どもの頃のぼくは、そのお湯で煎れてくれたお茶を飲めなかった。ボウフラが混じっているような気がしたからだ。そんな土地も、いまではすっかり住宅地になっているらしい。
 お通夜のあと、すぐに新幹線で帰宅。また朝まで原稿。

03月25日(土)▼原稿

 特記事項なし。ひたすら引き籠もり。

03月26日(日)▼原稿

 昨日に同じ。

03月27日(月)▼原稿

 昨日に同じ。

03月28日(火)▼原稿

 昨日に同じ。某雑誌に書いた短編SF小説用のイラストが送られてくる。カッコイイ。

03月29日(水)▼引き籠もり続行中

 今日も籠もって原稿。

03月30日(木)▼今日は対談の仕事

 夕方から練馬でマンガ家の先輩・桜多吾作さんと対談。まもなく刊行予定の「冒険王」版『仮面ライダー』完全復刻版に収録される予定です。寝不足と花粉症(たぶん)で、なんだかボワーッとして話のノリも悪い。元気なときにビールでも飲みながらやった方が、快調にいったかもしれない。
 対談前はミスター・ドーナツで、対談後はモスバーガーで、必死に原稿。

03月31日(金)▼さよならパソコン通信

 1997年4月15日にスタートしたニフティサーブ(現@nifty)のTTY接続によるパソコン通信サービスが、今日の午前零時をもって終了することになり、ニフティサーブのフォーラムに関わった人たちが集まって、新宿のお店を借り切って、お別れパーティーを開くことになった。ニフティの現社長は冷えたドンペリを2本抱えて登場し、前社長とは久々のツーショット写真を撮影され、ニフティの社員の方々たとも歓談。
 ニフティとのおつきあいは途切れているが、TEPCOひかりを導入したときも、結局、プロバイダーは@niftyにしちゃっているしなあ(@niftyの会員になっていると、ジーサーチ経由で新聞記事横断検索ができるなど、フリーのモノカキには嬉しい便利なサービスがあるからでもあるのだが)。
 パーティーでは、たくさんの懐かしい人たちに会えて、旧交を温めるが、原稿が詰まっているので、早々に失礼し、急ぎ帰宅して朝まで原稿。


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