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■ 06年01月下旬の日記

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01月21日(土)▼「ザ・ゴールデン・カップス ワンスモア」をもう一度

 深夜、ケーブルテレビの「日本映画専門チャンネル」で、2004年の暮れに見た『ザ・ゴールデン・カップス ワンスモア』を見てしまう。ついエレキギターを引っ張り出して朝までジャンジャカ。ストレス解消になった。

01月22日(日)▼レポート週間

 大学のレポートの資料読みだけで大変。「安全人間工学」のレポートのために、事故関連の資料を読んでいるところ。航空機事故や鉄道事故、原発事故などについて解析し、対策をまとめるものだ。航空機や原発の事故については、仕事がらみで資料もドッサリあるが、他の学生も手がけている公算が高いので、こちらはF1の事故を扱うことにした。そう、あの1994年サンマリノGPだ。3日間のグランプリの間、5回も大きなクラッシュが発生し、ドライバーはセナとラッツェンバーガーの2人が死亡、観客、警備員、ピットクルーに多数の重軽傷者を出した。これらの事故が、なぜ、3日の間に集中して発生したかを推定するものだ。こちらも資料はたっぷりあるのだが、肝心のところで公開されていないこともあり、最終的な原因は不明のままになっている。

01月23日(月)▼レポートのつづき

 まだ「安全人間工学」のレポート執筆中。

01月24日(火)▼まだレポート

 午後一番で打ち合わせ。その後、まだ「安全人間工学」のレポート執筆中。エクセルの図形作成機能を使って原因推定図をつくる作業に時間がかかっているんです。

01月25日(水)▼「考古学」レポートの取材

 連日3〜4時間しか寝ていないせいで眠くてしかたがないのだが、大学の図書館で借りた資料の返却日が来てしまったため、しかたなく外出することに。ただ本を返しにいくのはもったいないので、やはりまだ残っている「考古学」のレポートの取材も兼ねることにした。
 取材に向かった先は文京区のお茶の水と本郷三丁目の間にある東京都の水道歴史館。授業にも出てきた江戸の水道についてレポートをまとめたいと考え、資料探しも兼ねて展示物を見にいくことに。
 よく考えてみれば、ぼくは世が世なら(?)、水道工事会社の4代目を継いでいるはずだったのだが、父親が倒産させてくれたおかげで継がずにすみ、マンガ家になることができたのであった。でも、水道のことを調べたくなるのは、この身体の中に流れている血のせいなのかもしれない……かな? そういえばこの数年、富士川の治水のことなども調べて歩いているのに、なかなか作品には結実しておりません。
 水道歴史館で展示物を撮影し、パンフレットをもらい、資料室で関連書籍をチェックしたあと本郷三丁目まで歩き、ここから都バスで早稲田まで。もう眠くて眠くてコックリしてくるがガマン。
 早稲田大学中央図書館で借りていた本を返し、レポート用の資料を検索しようとするが、検索用の端末が空きそうにない。レポート用だけでなく仕事の資料にもしたいので、借りるのはやめて買うことにする。
 で、早稲田から高円寺に移動し、人文系古書店の都丸書店へ。ネットで在庫を検索してあった本のセットを買うつもりだったが、最初からわかっていたものの2,5000円の値段に躊躇。いますぐ必要な資料ではなく、もしかすると将来必要になるかもしれない本だからだ。うーん……と考えた末、別の資料になりそうな本を10冊ほど購入し、近くの居酒屋で夕食をとりながら読書。さらに別の店にも寄り道したが、ガクンと眠気が襲ってきて、これはまずいとタクシーで帰宅。ほどよく酔いもまわって、ひさしぶりに8時間以上寝ることができた。

01月26日(木)▼「安全人間工学」のレポート終わる&江間いちご

 午後、伊豆長岡(いまは伊豆の国市か)に住む義姉から名産の江間いちごが届く。毎年送ってくれるのだが、この大ぶりのいちごを見るたびに、あの大人気青春官能小説『女薫の旅』の主人公・山神大地少年が、貧しさゆえに食べられなかった高級いちごは、これだったな……なんてことを思い出してしまうのであります。
 その後、えいやっと追い込み、なんとか「安全人間工学」のレポートを終了。A4サイズで14ページ。ふう、疲れた。

『神崎京介「女薫の旅」特選集+完全ガイド』『神崎京介「女薫の旅」特選集+完全ガイド』(週刊現代編集部・編/講談社文庫/2005年5月刊/620円)........『女薫の旅』の特集が出てたんですね。これは読みのがしてました。

01月27日(金)▼セミナーの資料づくり

 明後日、某専門学校で、今春入学予定の学生さん相手に、ちょっとしたセミナーを担当することになっている。そのためのレジュメ作りに励んでいたのだが、PageMakerからAcrobatを使ってPDFを出力するときに、どういうわけか文字化けしたり、位置がずれたり。早めに作業をすませて早く寝ようと思っていたのに思惑がはずれてしまう。用紙サイズがA4なら問題ないが、B5にすると画面がずれる。そうか、紙にプリントするわけではないのだから、スクリーン出力でもいいではないか……とこちらを試したら、やっと思ったとおりのものができた。
 でも、おかげで、寝たのは朝……。毎日のことではありますが。

01月28日(土)▼仕事の準備とレポートと

 残るレポートは「統計学」と「考古学」。「考古学」はテーマも決まっているし、追加取材もしたいので、後回しに。とりあえずは難関の「統計学」だ……というわけでExcelに問題を取り込み、平均や分散や標準偏差を計算し、推定や検定をやる。順列やら組合わせやらを忘れていて、思い出すのに一苦労。困ったものだ。

■最近、買った本、いただいた本

『大江戸飼い鳥草紙―江戸のペットブーム』(細川博昭/吉川弘文館・歴史文化ライブラリー/2006年1月刊/1,785円)........著者からの頂きもの。力作です。

『ラブリンク』『ラブリンク』(内藤みか/新潮社/2006年1月刊/1,470円)........著者からの頂きもの。いつもすみません。横書き・左開きの上品な恋愛小説です。

 買っている本は多いのですが、眠気に負けて省略します。

01月29日(日)▼専門学校でセミナー

 今日は新宿にあるWAOクリエィティブカレッジというデジタルコンテンツ系クリエイターを目指す人のための専門学校で、マンガの業界やマンガ表現に関するセミナーを担当。事前に送ってあったPDFファイルをプロジェクターで画面に映しながらの講義だったが、いらしてくれた人たちは、そこそこに楽しんでくれたようだ。
 まだレポートがあるので、ビックカメラでデジカメ用のカードリーダーを買っただけで帰宅。夜は、しっかりと「統計学II」のレポートに専念。「Word」で数式を書くのが大変。

01月30日(月)▼サイン会と推理作家協会の新年懇親パーティー

 今日は午後から外出。まず九段下のミリオン出版に出かけ、昨年、出版してもらった「テレビマガジン」版『仮面ライダー』と『仮面ライダーV3』にサイン。「仮面ライダー」生誕35周年記念イベント用らしい。今年は、『新・仮面ライダー』『仮面ライダーV3』(「冒険王」版)が復刻予定。どちらも800ページ超に分厚い本になるようだ。詳細は、また後ほど。
 サインが終了したあとは、近くのホテルで開催された日本推理作家協会の新年懇親パーティーへ。知り合いの同業者、編集者と歓談し、仕事の打診も何本か。会費を払って出席した甲斐があったというものだ。
 睡眠不足だったため、今日もまっすぐ帰るつもりだったが、飯田橋から総武線の電車に乗ったとたんに爆睡。「高円寺〜」のアナウンスで目が覚めて、反射的に「降ります!」。長年の習慣は恐ろしい。結局、2軒をハシゴして、眠気の限界に達したため、バスのある時間に帰宅。

01月31日(火)▼「統計学II」のレポートの追い込み

「統計学II」のレポートを終わらせようと朝から必死。夜には何とか片づいて、えいやっと送信。ほっと一息つくことができた。これで残るレポートは「考古学」だけになった。
 しかし「統計学II」のレポート締切は1週間後。仕事もこんな調子で終わらせたいものだ。


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