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■ 06年01月中旬の日記

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01月11日(水)▼学友のインタビュー

 今日も起床は午後3時。起き抜けから打ち合わせの電話にメールが相次ぎ、テンヤワンヤ。午後5時から駅前のコーヒーショップで健康関係についてのインタビューを受け、コレステロールとの戦い(?)の経歴を話す。その後、居酒屋に移動し、ビールを飲みながら取材のつづき。あっというまに5時間が過ぎていた。

01月12日(木)▼プログラムが動かない(泣)

 今日は英語の最終テストに取り組む。グラマーの問題が5×10問×1点、ライティングの英作文が1問×50点。英作文の問題は、「もしも、異なる国に生まれたら、どんな生活になっていたと思うか?」を書け、というもの。300ワード以内なのに気づいてみたら600ワードを超していて、必死に削る。
 完成したテストは、さっさと送り、懸案のプログラミング(Java)に取り組むが、どうも、うまく動いてくれない。期日までにできるのだろうか? 次第に不安になってくる。
 来週は、某大学で講義があるため、その準備。さらに某専門学校から依頼されたセミナーの準備にも取りかかる。

01月13日(金)▼Javaで大混乱

 まだJavaのプログラムが動かない。チャットのプログラムで、あらかじめ用意されたサーバー用プログラムと通信し、メッセージを書き込んだり、あちらに保存されたログを引っ張り出したりするものだが、動くことは動くのだが、どうも動作がおかしい。ついにはプログラミングに成功した夢まで見る始末で、夢に出てきたアイデアを試してみたがダメ。BASICやPerlだったら、とっくに終わっているはずなのに……と嘆きながら朝までプログラミングの試行錯誤。

01月14日(土)▼阿川大樹さんの出版記念パーティー

 午後、起床したら土砂降りの雨。カミサンにクルマで駅まで送ってもらい、西武新宿線と山手線、東急東横線を乗り継いで代官山のライブハウスへ。今日は、畏友・阿川大樹さんの処女作『覇権の標的』の出版記念パーティー。田口ランディさんとともに発起人に名前をつらねているのだが、担当はカメラマン。ランディさんは受付嬢である。
 パーティーは、主賓の弾き語りまで入るにぎやかな会で、あっというまに終了。こちらも2台のカメラのメモリーを使い切り、なんとか任務を果たす。二次会は歩いてすぐの中目黒の居酒屋で、ニフティ仲間の同窓会みたいに。さらに恵比寿に移動して、着物美人1名&ヨット雑誌編集長の3人で三次会。おひらきのあと、なんとか山手線の最終電車に間に合い、新宿で三鷹行きの最終電車に。で、いつものように高円寺で途中下車して、いつもの店に。ロック系の若者たちが一杯で、そのなかにいたギタリストにエレキギターを教えてもらったり。さらに別の店に移動して、帰りは始発の電車が動いてから。おかげでグッスリ寝られました。

01月15日(日)▼仕事もしないといけない

 Javaのプログラミングは、あれこれいじっても解決がつかず、しばらく放置することにする。エラーの原因は、たぶんストリームのオープンとクローズのタイミングの問題なんだけれど、その解決法がわからないのだ。
 仕事の資料を読みはじめ、プロットを煮詰めていく。作品づくりで一番楽しい時間だ。
 明け方になってから更新された大学の授業を受講。「情報数理学」と「安全人間工学」の授業&テストをすませてから寝る。

01月16日(月)▼新連載マンガ掲載雑誌の発売日?

「Exciter」表紙 そういえば今日は、久々の連載マンガ『ゲームセンターあらし(番外編)』が掲載される男性誌「Exciter(エキサイター)』の発売日。夜になってから近所のコンビニや書店を覗いたけれど見あたらなかった。表紙がわからなかったので見落としたのかもしれない。

01月17日(火)▼資料調べ

 仕事の資料読みにプラスして、大学の期末課題の資料読みも開始。残っているのは「プログラミングII」(悪戦苦闘中)「安全人間工学」「考古学」「統計学II」の4科目。いずれも時間がかかるものばかりなので、早めに手をつけなくては……。

01月18日(水)▼プログラミングができた!

 午後に起床し、またプログラムと睨めっこ。ネットで似たプログラムを探したりして研究し、試行錯誤を重ねた結果、ついにエラーを止めることに成功。なんとか要求されている動作も実行することができた。通信用のストリームのオープンとクローズのタイミングの問題でした。BASICで同じプログラムを作ったら、どんなになるかな……と考えていて、やっと問題解決の方法が見えました。ああ、これで一安心。ほっとしたところで、さっさとプログラムのレポートを送信する。どうやら一番のりらしい。
 つづいて明日は某大学で講義があるため、その資料づくり。5年間、年に1〜2回のペースで担当してきた講義も、今回が最終回。これまではHTMLで資料をまとめてプロジェクターで表示していたが、教室を暗くすると寝てしまう学生が多いので、今回は明るくても大丈夫なOHPを使うことにする。そのための資料はデカ文字で有名な高橋メソッド方式で。この資料を作っていたら、プリンターが不調で紙詰まりの連発。結局、朝までかかってしまった。

■参考書

『でかいプレゼン 高橋メソッドの本』『でかいプレゼン 高橋メソッドの本』(高橋征義/ソフトバンク クリエイティブ/2005年11月刊/1,260円)........「高橋メソッド」は本にもなっています。

01月19日(木)▼大学で講義

 資料づくりに手間取ったおかげで、結局、睡眠3時間で起床し、クルマで埼玉県某市の某大学へ。高速を使うので眠気覚ましのキャンデーをなめながらのドライブでありました。
 講義の内容は毎回変わるのですが、今回は、クリエイターの仕事について話してほしいとのこと。それならばと出版業界やマンガ業界の話をマクラに、「キミもクリエイターになれる!」を本題にする。大学で春学期に学んだ「インストラクショナル・デザイン」の内容に、岡田斗志夫さんの「プチクリ」理論をプラスして、学生たちに「好きなこと」を書き出してもらうという内容。
 事前に、「自分に何か才能があると思っている人」「何も才能がないと思っている人」という質問で学生に挙手を求めたら、おずおずながらも後者が圧倒的多数。そこで「好きなこと」を書いてもらい、「プチクリ」理論にのっとって「好き=才能」という説明をする。最初、眠たそうにしていた学生たちも、このあたりで興味津々になってきて、あれこれ書き出してくれていた。たぶん、これまでで一番ウケのよかった授業となったのではないか。授業のあと、10分ほどで感想を書いてもらうのだが、そのシートも、これまでにないくらい、びっしりと文字が埋まったものが多く、しかも、「自信が湧いてきた」「やる気になった」というポジティブなものがホトンド。『プチクリ』を読んだとき、「これは若者たちの魂の救済の書になるかもしれない」と思ったが、確かにそのとおりだったようだ。「インストラクショナル・デザイン」で学んだことの受け売りでもある「キャロルの時間モデル」や「5000時間仮説」の説明も、ちょっと励みになったようだ。
 とりあえず学生たちに最後の授業を満足してもらえたようで、気分を良くして帰宅したのでありました。

■講義テキスト

『プチクリ――好き=才能』『プチクリ――好き=才能』(岡田斗志夫/幻冬舎/2005年12月刊/1,260円)........大学生には大好評でした。

01月20日(金)▼ゲームの画像が届く

『Let’s!TVプレイCLASSIC ナムコノスタルジア1』タイトル画面
『Let’s!TVプレイCLASSIC ナムコノスタルジア1』
『Let’s!TVプレイCLASSIC ナムコノスタルジア1』

『Let’s!TVプレイCLASSIC ナムコノスタルジア1』
『Let’s!TVプレイCLASSIC ナムコノスタルジア1』
 昨年の暮れ、すでに見本を受け取っていたのだが、3月にバンダイから発売になるテレビゲーム機『Let’s!TVプレイCLASSIC ナムコノスタルジア1』『Let’s!TVプレイCLASSIC ナムコノスタルジア2』の画面のファイルが届いた。『Let’s!TVプレイCLASSIC タイトーノスタルジア1』『Let’s!TVプレイCLASSIC タイトーノスタルジア2』も同時発売予定だが、この4機種のゲーム機のパッケージにつけるイラストと、パッケージ&ゲームスタート画面に入るドット絵(いずれも『ゲームセンターあらし』)を担当させていただいた。
 まだ試したのは「ゼビウス」と「マッピー」だけだが、つい熱くなってしまい、仕事が遅れる大被害。大学のレポートが終わるまでは封印中だ。
 どのゲームも、昔のゲームそのままのものと、それを発展させた最新版が入っている。テレビのビデオ端子につなぐだけで、すぐプレイできる手軽さがいい。昔、ゲームに熱くなっていたアナタも、おひとついかが?

『Let’s!TVプレイCLASSIC ナムコノスタルジア1』(バンダイ/2006年3月25日発売/3,500円/収録ゲーム=ゼビウス、マッピー)
『Let’s!TVプレイCLASSIC ナムコノスタルジア2』(バンダイ/2006年3月25日発売/3,500円/収録ゲーム=ドラゴンバスター、ギャプラス)
『Let’s!TVプレイCLASSIC タイトーノスタルジア1』(バンダイ/2006年3月25日発売/3,500円/収録ゲーム=影の伝説、黄金の城)
『Let’s!TVプレイCLASSIC タイトーノスタルジア2』(バンダイ/2006年3月25日発売/3,500円/奇々怪界、スラップファイト)
『Let’s!TVプレイCLASSIC専用AVケーブル&アダプターセット』(バンダイ/2006年3月25日発売/1,599円/別売、どの機種にも共通)



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