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■ 05年10月中旬の日記

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10月11日(火)▼『マンガでわかる小説入門』見本出来

『マンガでわかる小説入門』表紙画像。  午前中に起床後、大学の授業を夕方まで。
 夕刻、編集者が『マンガでわかる小説入門』の見本を届けにきてくれる。黄色がベースの目立つカバー。この本の準備に取りかかったのが昨年の12月。春にスタートして、結局、半年もかかることになった。当然、ほかの本の進行もストップし、生活にも影響が……。売れてください! と本気で祈ってます。
 駅のコーヒーショップで見本を受け取ったあと、とりあえず、発刊を記念して、蕎麦屋で一杯。

10月12日(水)▼『テヅカ・イズ・デッド』の余波、ブログで続行

『テヅカ・イズ・デッド』(伊藤剛/NTT出版/2005年9月刊/2,520円)を読んで思ったことのあれこれを「ブログ:すがやみつるの雑記帳」に書いているのだが、いろんな人たちから反響があり、そのコメントに追われたり。でも、いま書いている架空戦記も発売日が決定し、もうさぼってはいられない。当分、こちらに専念します。

10月13日(木)▼わたし、籠もってます

 というわけで終日、家に籠もって原稿書き。書くことがないので……

■今週いただいた本

『undefined悪鬼裁き―書院番殺法帖』(えとう乱星/大洋時代文庫/2005年10月刊/660円)........えとうさん、届いてます。こちらも時代小説を書きたいという希望だけは持っていますので、勉強させていただきます。そういえば、「時代小説を書くなら必要でしょう。ぼくは、もう使わないから……」と、大学で歴史を学んでいた親戚の息子が、『寛政重修諸家譜』の全巻をドカンと持ってきて、うちに置いていったんだけれど(ほかの史料多数と一緒に)、まだ生かし切れておりません。

『小説ロマンシングサガ―ミンストレルソング―皇帝の華』(妹尾ゆふ子/スクウェア・エニックス/2005年9月刊/980円)........「うさぎ屋」さんこと妹尾ゆふ子さんの久々の新刊。最近、怪しげな行動をとっているなあ……と思ったら(ゲームのことがわからないもので、妹尾さんが日記などに書かれていることで理解できないものがあった)、この本を書くためにゲームをしてたんですね。こちらも同種の傾向の作品に初チャレンジする予定があるので、勉強させていただきます。

undefined『英語耳 発音ができるとリスニングができる』(松澤喜好/アスキー/2004年9月刊/1,890円)........編集者からのいただきもの。新刊の企画に関連して送ってもらったものだが、だからといっても英語の本を手がけるわけではない。

undefined『英語耳ドリル 発音&リスニングは歌でマスター』(松澤喜好/アスキー/2005年3月刊/2,100円)........上の本の続編。付録のCDに入っている英語の歌を「真似る」ことで、英語の発音をマスターさせようという狙いの本。企画としてはビジネスに役立ちそうだし、大学の英語の授業でも役立つかも。

10月14日(金)▼『マンガでわかる小説入門』配本開始

 本日は『マンガでわかる小説入門』の配本日であり、打ち上げでもあり。赤坂の打ち上げ会場に向かう途中の西武新宿線の車内でも、ノートパソコンで架空戦記の原稿をシコシコ。西武新宿駅で下車したあと、紀伊國屋書店の新宿本店に寄るが、『マンガでわかる小説入門』は、まだ店頭に並んでいない。ただいま企画作成中の資料となる本(ナイショ)を買い込み、地下鉄丸ノ内線で赤坂見附まで。少し時間があったので、カフェに飛び込みノートパソコンで架空戦記の原稿。
 午後7時、蕎麦懐石のお店で、編集者、デザイナー、横山えいじさんと一緒に打ち上げ。3時間以上も歓談しながらの楽しい会となる。帰りは高円寺に寄り道し、新刊のPRをしてから帰宅。

10月15日(土)▼マンション見学

 午前中に起床し、身内のお供で、自転車で10分ほどのところに新築されたマンションの内覧会へ。ディスポーザーや皿洗い機、そしてIT化されたセキュリティシステムや宅配便の受け取りシステムなどを見学。ミステリーを書くときに役立ちそうだ。といっても、いますぐミステリーの仕事があるわけではないが。
 昼食をとりそこねたので、内覧会の終わったあと、リンガーハットに寄って長崎チャンポンと餃子。お腹がくちくなったせいか、帰宅後、昼寝。
 夜は、夕食後、NHKスペシャルで再放送された『映像詩 里山 命めぐる水辺』を見る。DVDまで持っているのに、何度見ても飽きない。

10月16日(日)▼F1中国グランプリ&心臓に悪いアマゾン

 午前中に起床したが、今日は久しぶりに目の調子が悪い。睡眠はとっているはずなのに。
 午後3時からフジテレビ721でF1中国グランプリ。佐藤琢磨はジャンプスタートでペナルティ。ミハエル・シューマッハーは、ウォームアップでクラッシュ。事故後の処理をするマーシャルの手際は悪いわ……で少しシラケるが、2年目のF1では、それもしかたがないか。日本だって富士の2度目のF1なんて、ひどいものだった。
 仕事の合間、テレビでのF1観戦の合間に、Amazonで『マンガでわかる小説入門』の売り上げをチェックするが、7,000番台でスタートした順位が、すぐに3桁まで突入。その後、上がったり下がったりが激しく心臓に悪い。気分はデイトレーダーです。

10月17日(月)▼『マンガでわかる小説入門』原画展オープニングパーティー

 今日は夕方から吉祥寺で『マンガでわかる小説入門』原画展のオープニングパーティー。会場が狭いため、近くにお住まいの方を中心にお招きし、こぢんまりと開催。久しぶりに会う人もいて、ちょっとした同窓会気分だったかも。楽しい一時を過ごしたあと、1時間ほど高円寺に行き、また吉祥寺にもどってきてバスで帰宅。

10月18日(火)▼ストップウォッチを買いに

 午前中に起床し、私用で池袋へ。短時間で用事をすませた後、ジュンク堂で『マンガでわかる小説入門』の状況をチェック。3Fの「小説の書き方」のコーナーに、面出しで並べられたおりました。ついでに池袋西武地下のリブロもチェック。こちらは「文学論」のコーナーに平積み。こっちの方が目立つなあ。売れてくれい!
 書店を回ったあとはビックカメラ本店に出かけ、ストップォオッチをたまっていたポイントで購入。体育実技の授業でウォーキングとジョギングをやらないといけないため、その準備。帰途、最寄り駅の喫茶店に寄って資料読み。

■今日、買った本

undefined『林真理子の名作読本』(林真理子/文春文庫/2005年10月刊/490円)........『マンガでわかる小説入門』の資料ページでも林真理子氏の自伝を採りあげたが、本当に読書が好きで好きで……というのが作品からも匂い立ってくる。「わたしを育てた54冊」と帯に書かれているが、おそらく、この数十倍、数百倍は読んでいるのはまちがいない。小説を読んでこそ、新しい小説も書けるようになる……はずである。

undefined『小説の秘密をめぐる十二章』(河野多恵子/文春文庫/2005年10月刊/550円)........純文学志望者向けの小説入門書。『マンガでわかる小説入門』のように簡単ではない。

undefined『サンカと三角寛―消えた漂泊民をめぐる謎』(礫川全次/平凡社新書/2005年10月刊/819円)........サンカといえば三角寛。昔、埼玉の奥にある三角氏の別荘に泊めさせていただいたこともありました。『サンカクと三角寛』と読みちがえないように。

undefined『アニメーション学入門』(津堅信之/平凡社新書/2005年9月刊/903円)........5月に早稲田大学オープンカレッジの「マンガ表現講座」の受講に出かけたとき、津堅さんのアニメーションの講義のときだけ、郷里で開かれた同窓会を優先して欠席してしまった。なんだか面白そうな講義だっただけに残念。この本は、世界と日本のアニメの歴史や現状を紹介する「アニメの教科書」のような本。参考にさせていただきます。

undefined『読んで愉しい旅客機の旅』(中村浩美/光文社新書/2003年8月刊/777円)........いま書いている架空戦記の内容チェックのために。必要な箇所は数ページではあるのだが……。

undefined『世界でいちばん簡単なJavaのe本―Javaの基本と考え方がわかる本』(堀江幸生/秀和システム/2003年5月刊/1,365円)........大学の授業でとっている「プログラミングII」の参考に……というよりも「オブジェクト指向」のたとえがわかりやすい本を探していたら、この本になった。アマゾンでの評価は両極端だけど……。
 ほかに新しい企画のための資料も買ったが、それはナイショのココロなのだ。

10月19日(水)▼デニーズで打ち合わせ

 昔、お世話になった某社某誌のT編集長から仕事を依頼したいと連絡があり、ちょっと離れたデニーズで、ランチを食べながらの打ち合わせ。この仕事は来年にかけてのものになりそう……。
 帰途、今週から始まる「体育実技II」(ジョギング&ウォーキング)のために、ジョギング・シューズを購入。

10月20日(木)▼キャンパス祭の打ち合わせ

 午前中に起床し、夕方までに某玩具メーカーから依頼のあった玩具パッケージにつけるイラストを描き上げる。その後、西武池袋線で小手指まで行き、バスで早稲田大学の所沢キャンパスへ。10月29日に開催されるキャンパス祭に、われらeスクールも出展することになり、そのお手伝い。近所だしね。
 でも、どこに集合するのかも知らず、とにかく出かけたら、食堂で、やはり打ち合わせに来た学友を発見し、ホッ。その後、eスクールのサークル顧問でもあるK先生の研究室やら食堂の隅やらで打ち合わせ。その途中、K先生担当の「情報社会及び情報倫理」の授業でお世話になっているNコーチに拉致され、K先生の研究室にUターン。K先生、Nコーチとともに、授業用のビデオ撮影をさせられる。突発的な出来事でアタフタ。
 ビデオ収録のあとは、学友とともに小手指に移動。ファミレスで食事したあと、帰宅。


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