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■ 05年10月上旬の日記

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10月01日(土)▼クマの撮影

 カミサンが道楽にしているテディベアの写真撮影を手伝わされる。デジカメでの撮影だったが、ストロボを使うと光量が多すぎたりで、実にむずかしい。昼間、撮影しなおそう。

10月02日(日)▼日帰りで静岡まで法事に

静岡県富士宮市から見た富士山 今日は、午前8時前に家を出て、西武池袋線、地下鉄丸ノ内線、東海道新幹線を乗り継ぎ、郷里の静岡県富士市の隣にある富士宮市まで法事に出かける。100回忌1人、50回忌2人、23回忌1人の4人分の法事。空は快晴で、富士山の頂上付近に雲があるくらい(写真は携帯電話で撮影)。お払いの席でビールを飲まされ、帰りの「こだま」の車中では、新横浜まで爆睡。それでも東海道新幹線の新富士駅構内にある土産物店で、冷凍の茹で落花生を買うのだけは忘れなかった。
 東京駅からまっすぐに帰宅し、その後は仕事。ただし、朝が早かったため、茹で落花生をツマミに、お土産にもらった吟醸酒を飲んで早めに寝る。

10月03日(月)▼第2週目授業

 午前中に起床し、2週目がスタートした大学の授業のうち2科目を受講。午後は所用で池袋まで出かけ、帰途、池袋ジュンク堂で本を購入。そのまま西武池袋線で最寄り駅まで戻り、喫茶店で原稿。帰宅後、また授業を3科目受講。

■今日、買った本

「コマ」から「フィルム」へ マンガとマンガ映画『「コマ」から「フィルム」へ マンガとマンガ映画』(秋田孝宏/NTT出版/2005年7月刊/2,520円)........帰りの電車と喫茶店と寝床で一気に読了。アニメ関連については、へえ〜とおもったり、なるほどと思うことが多いのだが、マンガのコマ割りなどになると、マンガ評論家の方々が深読みしてくださるほどの意図を、マンガ家自身が持っていたかどうかということになると、けっこう怪しかったりするんじゃないのかなあ……と現場を知っているマンガ家は思うワケであります。石ノ森章太郎先生は、その意図を最初から意識し、かつ、理論的に語れる数少ないマンガ家ではありましたが。最近のマンガ技法の本などに説明されている「視線誘導」といったことを、マンガ家がいちいち考えながら描いていたら、たぶん仕事にならないと思う。心理学でいえば行動分析学的に、パパッと条件反射のように描けなければ、プロでやっていくのはむずかしいのではなかろうか……。


10月04日(火)▼今週の授業を片づける

 午前中に起床し、夕方までに残る4科目を受講。提出すべき課題も提出して、とりあえずスッキリ。あとは原稿。明け方、30分ほど近所をウォーキング。3日後に健康診断があるためだが、付け焼き刃だなあ。

10月05日(水)▼ダイヤモンド経済小説大賞授賞式

阿川大樹さんと  午後、池袋で用事をすませたあと、その足で有楽町まで出て、宝塚劇場となりのティールームで原稿書き。午後4時半過ぎ、帝国ホテルで開催された「第2回ダイヤモンド経済小説大賞」の受賞式へ。今回、優秀賞を受賞した阿川大樹さんに招待されてのもの。高嶋哲夫さん、今年、第8回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した新井政彦さんも一緒。どちらも昭和24〜25年生まれの同世代で、阿川さんとはサントリーミステリー大賞で最終選考に残った仲間だとか。
 授賞式の会場では、阿川さんの元上司だった西和彦さんも久しぶりに対面。ワンチップMSXのことで、あれこれ動いているそうで、楽しみ。でも、西さん、すごく大きくなっていた(太っていた)。運動しないとダメですよ。
 授賞式のあとは銀座の和食店で開催された阿川さんを囲んでの二次会へ。なごやかに時間が過ぎ、午後10時過ぎに参会。中央線経由で帰宅したら『テヅカ・イズ・デッド』が届いていた。

10月06日(木)▼『テヅカ・イズ・デッド』を読む

 いま話題のマンガ評論書『テヅカ・イズ・デッド』(伊藤剛・著)を読む。5月から6月にかけて、早稲田エクステンションセンターで開催された夏目房之介さんプロデュースのマンガ表現に関する講座に出かけたとき、伊藤さんも講師となって「キャラクターとキャラのちがい」について講義してくれたのだが、これが実に面白くて、別のテーマも詰まっていると思われる『テヅカ・イズ・デッド』の発刊を楽しみにしていたもの。
 感想は、いろいろあるが、とりあえず『新宝島』について、かねてより思っていたことをブログ「すがやみつるの雑記帳」に書いてみたので、興味のある方は、どうぞ。
 今日は、さらに『Official File Magazine 特撮ヒーローBESTマガジン VOL.2』も到着。
 明日は健康診断のため、夜8時から絶食。

■今日、届いた本

undefined『テヅカ・イズ・デッド』(伊藤剛/NTT出版/2005年9月刊/2,520円)........示唆と刺激に富んでいて、実に面白い。感想などはブログ「すがやみつるの雑記帳」にて。

Official File Magazine 特撮ヒーローBESTマガジン VOL.2 KODANSHA Official File Magazine『Official File Magazine 特撮ヒーローBESTマガジン VOL.2 KODANSHA Official File Magazine 』(講談社/2005年10月刊/600円)........巻末ページに、すがやみつるの『仮面ライダー』『人造人間キカイダー』『変身忍者嵐』『ロボット刑事』などの石ノ森章太郎特撮ヒーロー描き下ろしカラーイラストと、石ノ森章太郎師についての思い出を綴ったエッセイが掲載されています。

10月07日(金)▼健康診断と水泳と

 今日は午前中に起床し、カミサンと一緒に近所の病院で健康診断。問題はコレステロールと心電図。50肩のせいで水泳もさぼっていたので、ちょっと不安。
 健康診断のあと、絶食あけの食事は回転寿司。腹が減りすぎていたせいで、あまり食べられなかった。
 帰宅後は原稿。夕方、睡眠不足に負けて仮眠。その後、ファミレスに出かけて夕食をとりつつ原稿。帰途、フィットネスクラブに寄って水泳。50肩の痛みも軽減して、クロールもOK。でも、ちょっと右手を延ばすと痛いかな。水泳600メートル、水中ウォーキング500メートルで、体重は800グラム減。

10月08日(土)▼波乱のF1日本GP予選

 今日はF1日本グランプリの予選。午前中のフリー走行からフジテレビ721で観戦する。午後の予選は途中から雨が本降りとなり、上位5台がグリッドの後方に。明日の決勝が面白くなりそう。あとは、ひたすら原稿。

10月09日(日)▼波乱のF1日本GP決勝

 5番手グリッドからのスタートだったので、期待していた佐藤琢磨は、スタート直後の第1コーナーで、事実上のジ・エンド。おまけにトゥルーリとぶつかって、順位抹消のオマケまで。もうちょっとステディに走ってもいいのになあ。
 優勝は後方から追い上げたマクラーレンのライコネン。アロンソも3位に入賞。この2人の追い抜きショーのおかげで、レースが盛り上がった。ショーアップするためには、予選上位を後方から走らせるリバース方式もいいかも。予選の成績にもポイントをつけるかたちで。
 あとは、今日もひたすら原稿。夕食後、どっと疲れて少し居眠り。その後、テレビ朝日の「日曜洋画劇場」で『スピード』を観る。劇場で観て以来、3回目くらいだが、何度、観てもおもしろい。でも『スピード2』には食指が動かなかった。

10月10日(月)▼法事で静岡日帰り&ズガニ

 昨夜は午前2時半頃に就寝。今朝は午前5時過ぎに起き、西武池袋線、地下鉄丸ノ内線を使って東京駅へ。午前7時08分の東海道新幹線「ひかり」に乗って静岡まで。ここから東海道本線で興津まで引き返し、駅で待っていてくれた従兄弟の車で母の実家へ。ぼくが幼稚園の時に死んだ祖父の50回忌のためである。
ズガニなのだ(1) ズガニなのだ(1)  庭の井戸端に置かれた金属製の魚籠の中を覗くと、いたいた、ズガニ(モクズガニ)だ。食欲をそそられるが、今日は法事なのでガマンガマン。
 お寺に出かけてお経をあげてもらったあと、墓参りをしてから自宅でお経。それがすんで料理屋で会食。ビールを2〜3杯飲んだとたんに猛烈な眠気に襲われ、畳の上にダウン。1時間くらい眠りこけていたようだ。
 帰りは別の従兄弟に興津駅まで車で送ってもらい、東海道本線で三島まで。ここで東海道新幹線「こだま」に乗り換えて帰京。帰りのコースの方が乗車券、特急券合わせて1,000円ほど安くなる。静岡駅停車の「ひかり」に乗ることができれば、静岡経由の方が時間は短縮されるが、「こだま」だったら、所要時間は変わらない。それだったら三島駅経由の方がお得である。
 途中、郷里の富士駅や吉原駅を経由すると、製紙工場から出る臭いが……。昔に比べると、だいぶマシになったけれど、それでもまだ臭うなあ。
 帰宅後は、さすがに疲れて早めに寝る。
 往復の新幹線の車中では、夏目房之介さんの『マンガは今どうなっておるのか?』に読むふけったおかげで、寝過ごさずにすんだ。
 帰宅後は、大学の授業を受講後、早めに寝る。


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