Diary (05/05a)

　緊急事態発生！　近日、復刻されることになった旧作マンガの原稿で、ちょっとしたミスが見つかった２ページが、修正をするため送られてきていたのだが、な、なんと、カミサンが、中身を確認しないままゴミに出してしまったことが判明。作業をしようと思っていたら、こんな有様で、一瞬、顔面蒼白……になっていたかも。
　修正箇所の確認のため、この原稿をスキャンしたデータがメールで送られてきていたのを思い出し、この添付ファイルは画像サイズを小さくしてあったが、もしかすると高精細度のスキャン画像があるのでは……と編集者にメールでお詫びかたがた問い合わせる。
　予想どおりスキャンした原稿があったので、こちらのファイルで原稿を修正することになったが、ふう……危ないところだった。

　今日は、夕方から西武池袋線、山手線、都電荒川線を乗り継いで、滝野川一丁目の「荒とよ」さんという日本酒＆焼酎専門店へ。ここでネット仲間と飲み会。
　ネット仲間の高坂さんと会うのは何年ぶりだろう。最初に会ったのは、高坂さんが東レ・サード・レーシングチームでスポンサーサイドのマネージャーをやっていたときで、鈴鹿500kmレースの際のパーティーだった。いまやＳＭの女王となってしまった杉本彩が東レのキャンギャルだったときで、一緒に撮った写真が、まだ残っている。
　その後、異業種交流の会で幹事をしている高坂さんに頼まれて、その会でオタク文化について話をしたこともある。そのときに会ったのが最後だから、もう７～８年前だろうか。
　30日にインディジャパンに行ってきたばかりの高坂さん、５月４日には富士スピードウェイへスーパーＧＴレースの観戦に行くのだとか。元気でうらやましい。
　午後６時半からの宴会が、持ち込みのツマミと旨い日本酒とで、はっと気づけば11時半。すでに都電の最終電車は走り去り、タクシーで帰宅したのでありました。

　ひたすら仕事。眠くなったら３時間くらい寝て、ガバッと起きては、また仕事。昼も夜も関係なくなって、日付と曜日の感覚がない。
　午前中にアマゾンから届いた本の中に、楽しみにしていたアマゾン関連の本があって、ちょっと目を通しはじめたら、やめられない止まらないのカッパエビセン。大学の「情報と職業」の授業で、来週から２週かけてアマゾンについてレポートを書くので、その資料ということで、無理に納得させて一気読み。

『Shall We ダンス? (初回限定版)』（監督・周防正行／角川エンタテインメント／3,948円／）........リチャード・ギア主演のアメリカ版を見て、日本版も見たくなった。さて、どこで見る時間をつくろうか……。

『分解マニア!―図解でわかる!身近な機械の仕組み』（三推社・編纂／三推社／2004年12月刊／1,800円）........似たような本の企画を考えていて企画書をまとめていたのだが、ちょっと調べてみたらソックリな本が。原発の仕組みまでってとこまで同じ。こちらのは○○○からと、もっと下世話なところから入っていたのですが。あれ、編集プロも知ってるところだ。でも、おもしろい本です。いろんな物事の裏側、内側が気になる人、ブラックボックスが嫌いな人向け。

『アメリカホンダレーシング―ただ勝利のためだけではなく』（中部博／三樹書房／2005年４月刊／1,890円）........中部さんの最新刊。CART時代のホンダの物語。仕事の合間……食事の途中トイレや風呂で読んでます。ああ、ザナルディの自叙伝をどこかで翻訳出版させてくれないかなあ。もしかすると、どこかで企画が進んでいるかもしれないけれど。

『アマゾン・ドット・コムの光と影―潜入ルポ』（横田増生／情報センター出版局／2005年４月刊／1,680円）........日本のアマゾンの流通センターへの潜入ルポ。当世アルバイト事情が切ない。思わず新聞の折り込み求人チラシを見る。40歳過ぎたらビルの清掃の仕事しかない……ってのは本当だなあ。

　あれ、何をしていたか記憶にない。あ、仕事して、大学の授業を受けていたはず。

　今日は仕事最優先日。最近、引き籠もりがちなので、バスで吉祥寺に出て原稿書き。携帯電話を忘れたせいで、途中、メールのチェックもmixiのチェックもできない。でも、その分、仕事に集中できて、はっと気づいたら、いつのまにか午後10時をまわり、ノルマの枚数も超していた。こんどから仕事に出かけるときは携帯電話を家に置いていこう。
　少しココロにゆとりができたので、遅くまで開いている書店の店内を散策。いま書いている原稿関連の資料を探していたのだが、つい買ってしまったのは清水次郎長の本。夕食もとっていなかったので、高円寺にまわって、いつもの飲み屋でカレーライス＆ビール。次郎長の本についていた虎造のCDをかけてもらい、浪曲をBGMにキーマカレー。ちょっとオツ？
　落語家さん主催の句会帰りのＫさんに、その日つくった俳句を見せてもらったりしたあと、電車のあるうちにと急いで帰宅。風呂につかって次郎長の本を読破。

『ご存知！清水次郎長伝』（広沢虎造／ベストセラーズ／2005年２月刊／2,079円）........虎造が唸る浪曲のさわりが入ったCD付き。全編通すと、なるほど、こういう内容だったのか。パソコンでかけ直していたら、つい聴き入ってしまった。100円ショップで浪曲CDが売っていたけれど、こんど買ってみよう。

　Ｆ１があったみたいだけれど、そんなものそっちのけで仕事。携帯電話を持たずに出かけたら、仕事が進みました。

　今日も仕事。Ｆ１スペインＧＰの予選も見なかったぞ。日曜日の午前中に最終予選が行われるようになって、見る必要もなくなってしまった感じ。

　ついに始まった早稲田大学人間科学部ｅスクールの英語の授業。１回目の英会話の授業である。午後８時、アメリカ人女性から電話がかかってきて、英会話。ホテルのフロントにミーティングルームのレンタルやらタクシーの手配やらを頼むという設定のロールプレイング。10分ほどのトークの後、２時間ほどしたら、もう結果が。５項目のうち２項目が５点満点。残る３項目は４点で、計22／25点。合格点が15点だから、とりあえずはセーフ。