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  • 04年06月中旬の日記

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    06月11日(金) 「仮面ライダー」到着

     雨のせいで外出も控え、終日、家に籠もって原稿など。講談社から「KODANSHA Official File Magazine」と銘打った「仮面ライダー」のムックシリーズ創刊0(ゼロ)号が到着。懐かしいライダー、怪人の写真をしげしげと眺める。

    ■今日とどいた本

    仮面ライダー 第1号
    『仮面ライダー 第0号』(「少年マガジンZ」編集部・編/講談社/2004年6月刊/500円)........7月9日発売予定の『仮面ライダー 第1号』(写真/Amazon.co.jpにて予約受付中)には、すがやみつるの「仮面ライダー1号」についてのインタビューも掲載されています。

    06月12日(土) 琢磨〜!(泣)

     午後、高円寺まで落語の会へ。三遊亭天どん、三遊亭小田原丈という三遊亭円丈師匠のお弟子さん二人の新作をアハハと聞いて、軽く打ち上げをした後、ルマン24時間レースもあるしF1カナダGP予選もあるし……ということで、早めに帰宅。午前1時からフジテレビ721でF1カナダGPを見るが、途中、少し居眠り。それでもなんとか2回目予選の後半は目を開いて見たが、佐藤琢磨が最終シケインでスピン。それまではミハエル・シューマッハーをも凌ぐタイムで来ていただけにガックシ。午前9時には「GAORA」でIRL第5戦テキサスの決勝レースが生中継されるため、その放送に備えてそそくさと寝る。

    06月13日(日) ルマン24時間レースや〜い!

     今朝は9時に起きるつもりが起きられず、やっとこさ10時に起きて即座にテレビの前へ。もちろん見るのはIRL第5戦テキサスの決勝レース。夕方から始まるナイターレースということで、時差の関係から、こんな時間に生中継。ダレン・マニングのドライブが、昨年の高木虎之介を思い出させたりしてヒヤヒヤ。松浦孝亮は、上位入賞かと思ったら、トラブルでリタイア。結局、優勝はトニー・カナーン。ホンダが強い。ホンダのF1チームも、この強さを見習ってほしい。
     午後は、友人の女性マンガ家からSOSの電話が入り、ストーリー作りの相談に乗る。その資料用のビデオファイルを作り、メールで送ってあげるが、果たして受信できたかどうか。
     夕食後、運動不足解消のため50分ほどウォーキング。MP3プレーヤーで英会話のテキストを聞きながら歩いていると、あっというまに時間が経つ。汗びっしょりになって帰宅し、NHK−BS1で2輪世界選手権のカタルニヤGPを観戦。またロッシが勝った。
     例年なら今日はルマン24時間レースをテレビ朝日で見ているはずなのに、テレビ朝日は昨年限りでルマンの放映から撤退。しかたがないので途中経過もネットで見ていたが、最後にチーム郷のアウディが優勝。トム・クリことトム・クリステンセンが5連勝の通算6勝目。これで優勝回数はジャッキー・イクスに並んだ。荒聖治は、1995年の関谷正徳につづく日本人2人目のルマン24時間総合優勝ドライバーになった。関谷選手は、優勝したとき、大ベテランのデレック・ベルから、「これで一生、喰うのに困らなくなったな」と言われたそうだが、日本では、そんなことはなさそうなのが寂しいところ。
     午前零時を過ぎてからは、もちろんF1カナダGP。ミハエル・シューマッハーが強い、強い。これで今季6勝目。佐藤琢磨のエンジンブロー癖は、エンジンのせいばかりではないような……。でも、IRLのレースを見ていると、F1は退屈で、途中、何度も眠りそうになった。

    06月14日(月) 歩いてダイエット

     一昨日、落語会のあとの打ち上げで、料理がうまくて腹一杯食べてしまったせいか、寝る前に体重を量ったら79.2kgもあった。最近の最高記録で、これはヤバい。そこで昨夜はウォーキングに出かけたのだが、その結果、体重は78kgちょっきりに。
     そして今日は、食事を少し控えめにして、夜、再び、せっせと1時間ほど歩いたら、体重は75.60kgに。2日間で3.6kg落ちたことになる。こんなに急激に減っていいのかな……と不安になったり……。

     深夜、寝る前に、インディカーレース小説『灼熱の走路』のPalm版を作成し、ダウンロードできるようにする。いったい、どれだけの人がダウンロードしてくれるのだろうか……?

    06月15日(火) 水泳でダイエット

    Masked Rider V3, drawn by Mitsuru Sugaya.
     昨夜、寝る前には75.60kgだった体重が、朝、起き抜けに量ると76.20kg。減ったり増えたり目まぐるしいなあ。
     寝足りないので少し昼寝してから遊びに来た女性マンガ家のパソコン相談に乗る。パソコン用メールと携帯メールを連動させるリモートメールの仕組みなどを説明。リモートメールは、もうかなり前から使ってますが、便利で、いいっすよ。
     友人が帰宅したあとはフィットネスクラブに出かけて水泳800メートル、水中ウォーキング500メートル。水泳前75.88kg、水泳後75.40kg。途中で水をガブ飲みしたせいか、思ったほど体重は落ちなかった。
     宅配便で、今年の夏に参加する「仮面ライダー」関連イベントのポスターが届く。こちらは公開許可の確認をとってから掲載します(右の画像はポスターの一部)。

    06月15日(火) 読書とダイエット

     ダイエット作戦は本日も続行中で、今日は、久々にフィットネスクラブへ。とりあえず水泳800メートルに水中ウォーキング500メートル。途中で水を補給したせいか、体重は水泳前75.88kg、水泳後75.44kg。あとは終日、資料読みと小説読み。
     空いた時間に『灼熱の走路』のPalm版ファイルを作成。ルビ型式を青空文庫方式にしたテキスト版をそのままアップし、Pook V2でも縦書き&ルビ付きで読めるようにする。でもダウンロードされるのは圧倒的にパソコン用のPDF版ばかり。Palmユーザーの集まる場所でPRしないといけないかな?

    06月16日(水) 読書で1日が終わる

     今日も終日資料読み。ついでにPalmのPook V2『灼熱の走路』を読みはじめたら、つい止まらなくなる。自作小説に読みふけるなんて、実にオメデタイ小説家ではあるなあ……。

    06月17日(木) ホームセンターでショッピング

     仕事場のデスクで仕事に専念できるようにと、資料を置くためのラックを探しにホームセンターへ。2軒まわったが、これはというのがなく、むなしく帰宅。死んだ母親が使っていたブックスタンドを使うことにする。

    06月18日(金) 北斎展へ

     午後、原宿にある浮世絵専門美術館の太田記念美術館へ。目的は今月26日まで開催中の「特別展・東京初公開・葛飾北斎展」。刷り物だけでなく肉筆画も多数展示されていて、内容的には満足。精緻な筆遣いをじっくり見ようとして、ついガラスケースに顔をつけてしまい、オデコや鼻の脂がペタリ。ハンカチでガラスを拭きながらの鑑賞となった。
     久しぶりの原宿だったので、竹下通りにまわって、カラフルなお店や若い人たちをウォッチング。その後、喫茶店をハシゴしながら架空戦記小説の次作を書き、バッテリーが切れたところで高円寺に移動。古書店を5軒ほどハシゴして資料を仕入れ、居酒屋に寄り込んで生ビールを一杯。さらに馴染みの店にも寄って、深夜の帰宅。ビールと食事が過ぎてしまったので、カロリー減らしのため2キロほど歩いてからタクシーに乗る。万歩計の数字は1万2,000歩をオーバー。原宿と高円寺を歩きまわったせいだ。最後は背中のデイパックに本を詰め込んでいたため、その重みが腰にズキリ。

    06月19日(土) 泳げども泳げども

     午前中に起床し、原稿。夕方、プールへ。水泳800メートル、ウォーキング500メートル。水泳前後で体重は800グラム減るが、腹はヘコまないなあ。
     夜、仮眠を取ったあと、深夜、フジテレビ721でF1アメリカGPの予選を観る。佐藤琢磨が3位。この調子だ。琢磨のエンジンばかりが壊れる減少は、低回転域を多用するせいだと書かれていたとかで、カナダでは、走り方を変えてまでエンジンに合わせるようにしたらしいが、それでも壊れてしまったらしい。となればエンジンに問題があることになるが、琢磨のアグレッシブな走りにエンジンがついていけないのかなあ。縁石やバンプでリアタイヤが跳ねたり空転したり……といった走りが多いせいで、エンジンに負担がかかっているのでは……と思っていたんですけれど。

    ■今日いただいた本

    『ウェブログ徹底活用ガイド―無料でできるホームページ大変革』武井一巳/メディア・テック出版/2004年6月刊/2,100円)........いま話題のBlogの解説書。大手ポータルサイトの無料Blogから、このサイトのBlogのようなMovableTypeを使ったものまで、Blogのすべてを網羅した解説書。CGIとデータベースが使えるサイトを利用している人なら、MovableTypeを使うのが面白いと思うのですが……。

    『陰陽師は名探偵!――安倍晴明とタイムスリップ探偵団』楠木誠一郎/講談社/2004年6月刊/704円)........大人気のジュブナイル歴史ミステリー・シリーズ最新刊。

    06月20日(日) ボーリング&F1アメリカGP

     午後、西武新宿線を利用して沼袋まで。ここからバスに乗り換え中野区役所前で下車。今日の目的は息抜きのボーリング。まだ時間があったので吉野家で豚丼を食べ、近くにあった「あおば書房」という大型書店で買い物。この書店、入るのは初めてだったが、本の並べ方が古風でわかりやすかった。
     ボーリングは中野サンプラザの地下で。落語家の鈴々舎わか馬さんも参加。15年ぶりくらいのボーリングなので、はたして無事に投げられるかどうか危惧していたのだが、練習ボールは全部ガター。原因は親指が穴から抜けないためと判明したので、大きな手に少しでも合うのを……と必死に探し、なんとか妥協できるボールを見つけて、こちらを使うことに。そうしたらストライクが取れたり、スペアも取れたり。ただし、スペアの後は1ピンくらいと、実に効率が悪い。おかげで1ゲーム目は108点に終わる。2ゲーム目は4回連続のスペアと好調で、これは行ける……と意識したとたんに失速。結局128点で終わる。
     ボーリングは2ゲームで終了。3ゲーム投げていたら、明日は足腰がガタガタになっていたに違いない。
     ボーリングの後は高円寺に移動して軽く打ち上げ。電車のある時間に帰宅し、フジテレビ721でF1アメリカGPの決勝レースを観戦。琢磨が3位表彰台。これで後半戦に勢いがつくといいのだが。それにしてもBARはピット戦略がまずい。反対にフェラーリは、チームの判断がいいだけではなく、ミハエル・シューマッハーが、セーフティーカーの入ったときの対応法を知っている。リ・スタートのときの反応についても同じ。これはミハエルが、F1に乗る前、メルセデスのスポーツプロトタイプ・チームに所属していた時代、ピット戦略やペースカー・ランからのローリングスタートについて、ヨッヘン・マスなどのベテランから英才教育を受けていたことと無縁ではないはずだ。モントーヤもローリングスタートのうまさには定評があるが、これはCARTインディカーレースでの経験がモノをいっているはず。これはジャック・ビルニューブも同じ。バリチェッロがリ・スタートでミハエル・シューマッハーに抜かれたのは、ローリングスタートでの駆け引きに慣れていなかったからだろう。1983年のインディ500では、前年、F1チャンピオンを獲得したナイジェル・マンセルが、あわや優勝かという快走を見せていたが、最後のリ・スタートで、あっさりとフィッティパルディとルイエンダイクに抜かれて3位に落ちてしまったが、これもローリングスタートでの駆け引きの方法を知らなかったことが原因だった。
     何はともあれ、佐藤琢磨の3位表彰台は、何台も抜いて掴んだものだけに、見ていて気分が良く、レース終了後はビールで乾杯した。

    ■今日、買った本

    『鷲の巣を撃て』(マリ・デイヴィス著/真野明裕・訳/二見文庫/2004年5月刊/1,150円)........第2次大戦中、ひとりのイギリス諜報員が、オーストリア国境に近いドイツ南部の山岳地帯にあったヒトラーの山荘「鷲の巣」近くに潜入する。目的はヒトラー暗殺だった……という戦史をベースにした冒険小説。少し前、自作架空戦記小説で、地中海から発進した日本海軍航空隊に、同じ「鷲の巣」を攻撃ささせたことがあるだけに、気になって購入。

    『太平洋戦争日本の敗因 (5)レイテに沈んだ大東亜共栄圏』(NHK取材班/角川文庫/1995年8月刊/504円)........書庫のどこかに埋もれているはずだが見つからないため購入。

    『戦後史開封 (社会・事件編)』(産経新聞「戦後史開封」取材班/扶桑社文庫/1999年12月刊/700円)........ちょっと調べたいことがあって購入。

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