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  • 04年01月中旬の日記

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    01月11日(日) 原稿書き

     家に籠もって原稿。英語の資料が面白くて原稿が進まない。

    01月12日(月) 原稿書き

     家に籠もって原稿。

    01月13日(火) 原稿書き

     家に籠もって原稿。

    01月14日(水) 原稿書き

     家に籠もって原稿。アニメのDVDをamazon.co.jpにオーダー。

    01月15日(木) 原稿書き

     家に籠もって原稿。アニメDVD到着。いまは見ている暇がないので、しばし封印。

    ■今日とどいたDVD

    『サイボーグ009 超銀河伝説』(東映ビデオ/2003年12月発売/4,500円+税)......このアニメに関連した仕事を依頼されたため、予習と復習を兼ねて購入。

    01月16日(金) 原稿書き

     家に籠もって原稿。

    01月17日(土) 原稿書き

     考えてみたら1週間、家の外に出ていない。息が詰まってきたのでマクドナルドに出かけて原稿。

    01月18日(日) 原稿書き

     すかいらーくとマクドナルドをハシゴして原稿。

    01月19日(月) 脱力

     なんとか脱稿。酒を飲んで寝るも4時間で起床。今日は廃人状態で何もする気が起きない。夕方には風呂に入り、また酒を飲んでうだうだしながら懐かしのロードランナーをプレイ。ロードランナーをやるのは20年ぶりくらいだけれど、けっこう覚えているではないか。20面あたりまで進んだところで眼精疲労のためダウン。

    ■最近とどいた本

    『北辰挽歌―土方歳三海に戦う』辻真先/学研M文庫/2004年1月刊/590円+税)......内容については作者の辻さんが、ご自身で解説しております。こちらのページをご覧ください。

    01月20日(火) はじける?

     昨夜、早く寝てしまったせいか、午前8時に目がさめてしまう。Linux関連のお勉強再開のため、ネットで参考書をチェック。ジュンク堂に在庫があることが判明し、買い出しに出かけることに。
     西武池袋線で池袋に到着し、まずは腹ごしらえ。時間があるので、いちど食べたいと思っていた西武デパート池袋店屋上の“かるか屋”へ。讃岐うどんファンには有名な手打ち讃岐うどんの店で、きつね、たぬき、讃岐の各うどんは300円。こちらは、きつね、たぬき、わかめ、生卵がトッピングされたスタミナうどん(450円)を注文し、屋上のテーブルで食べる。よく晴れていて日差しも暖かく、屋外で食事するには絶好の日和。うどんは、ツルツル感やコシはさほどない田舎風のうどん。立ち食いうどんだと思えば、とくに問題なし。
     食後、ジュンク堂に向かい、あっちの階、こっちの階を2時間以上うろうろ。
     ジュンク堂を出たあとは、喫茶店に入って買ったばかりの石ノ森章太郎先生の『絆』を読みはじめる。夕方になり、読書しつつ電車で高円寺に移動して居酒屋へ。ビールを飲みながら読んでいたのだが、子息の丈君、章君の対談を読んでいるうちに涙をこらえきれなくなり、おしぼりで顔を拭いながら読了。そして、あとがきを読んでビックリ。この本、先生が書いたのではなく、聞き書き方式で女性ライターが書いたものだという。でも、どうみたって、この文章、石ノ森先生の文体そのまま。カタカナの使い方、体言止めなど、石ノ森先生が書いたといわれても、まるで違和感がない。原稿を読んだ先生が、「自分が書いた文章みたいで、赤入れするところがない」と話しておられたそうだが、その言葉に納得。ただし、石ノ森先生の自筆原稿だったら、もっと「――」が多用されていたかも。小松左京氏の文体の影響なのか、石ノ森先生の文章には「――」が多いんですよね。
     読後、感動を噛み締めながらあらためてビールを飲み、さらに数軒はしごして、深夜に帰宅。

    ■今日、買った本

    『絆―不肖の息子から不肖の息子たちへ』石ノ森章太郎/鳥影社/2004年1月刊/2,000円+税)......1998年10月、NTT出版から刊行された同名の本の再刊。最初の本は、なぜか買いそびれ、今回の再刊で、ようやく買うことができた。『世界まんがる記』『石ノ森章太郎のマンガ家入門』『石ノ森章太郎の青春』(解説・すがやみつる)などと内容は重なるところはあるが、死期が近いのを前提に語られていることもあり、これまでの本よりも真摯さと重みがあるし、名著でもある。マンガが好きな人、全員に読んでいただきたい。そういえば先生が亡くなって、今月の28日が七回忌。早いなあ……。

    『桃尻語訳 百人一首』(橋本治/海竜社/2003年11月刊/2,500円+税)......Amazon.co.jpでは在庫切れになってますが、こちらが買ったのは再版。この値段なのに、売れてるのかなあ。もちろん競技かるたへの興味の関連から購入したものだが、桃尻語訳にゲラゲラ、ウハウハ。次は「新井素子・訳」の百人一首も読んでみたい。

    『百人一首―恋する宮廷』(高橋睦郎/中公新書/2003年12月刊/740円+税)......これも競技かるたへの興味の延長で購入したのだが、最近になって百人一首関連の方が、こうも立てつづけに刊行されるのは、やはり日本語ブームの延長なのか。まだ半分ほどしか読んでいないが、古典オンチの身には非常にわかりやすくて、しかも、まるで関係のない仕事のヒントにもなって、アイデアポンプのスイッチがオンになった。「田子の浦に うちいでてみれば白妙の 富士のたかねに降る雪も 京都先斗町に降る雪も 雪に変わりはないのかもかも」(詠人知らず)。

    『織田信長合戦全録―桶狭間から本能寺まで』(谷口克広/中公新書/2002年1月刊/840円+税)......将来執筆予定の作品の資料として購入。

    『信長と十字架―「天下布武」の真実を追う』(立花京子/集英社新書/2004年1月刊/740円+税)......将来執筆予定の作品の資料として購入。

    『フレッツ・ISDN/ADSLでサーバーを立てる本』(清水隆夫、津守美弘、坪山博貴・共著/インプレス/2001年3月刊/2,200円+税)......ネット関連書籍としては3年も経つと古くて役に立たないものが多いのだがOpenBlockSの設定などが書かれた本は、これ1冊のみ(たぶん)。しかもOpenBlockSそのものに関する記述はわずかだが、とりあえず貴重な情報源なので購入することに。古い本なので書店で買えるかどうか不安だったが、ジュンク堂で検索したら店頭在庫あり。このような検索サービスは実に助かります。

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