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  • 2002年04月上旬の日記

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    04月01日(月) エイプリルフール

     Motorsports@niftyで、フォーラム時代から恒例のエイプリルフール企画。今年はビルヌーブがBARから離脱し、かわりに福田良がチームに合流か……というもの。毎年、懲りずに十数年もつづいているが、必ず怒る人が出るのも例年どおり。
     用事があって郵便局、銀行をまわった後、喫茶店で仕事。F1疲れで眠くなり、早々に帰宅。
     帰宅後、ケーブルテレビ(J-COM練馬)のチャンネルをチェックしていたら、あれれ、いつのまにかスポーツ・アイESPNが消えている。CARTの生中継がなくなったから、あまり影響はないけど、WRCを見たい人は怒るかも……。

    04月02日(火) 久しぶりのウォーキング

     午前中に起きて小説の原稿を書き、夕方からはマンガのネーム。フィットネスクラブが工事で明日まで休みのため、プールに行くかわりに久しぶりにウォーキング。骨阻喪症対策を兼ね、ドタドタと40分ほど早足で歩き、汗びっしょりになったところで新古書チエーンに入って古本のチェック。書評の仕事のために探している本があるのだが、やはり、娯楽系中心の新古書チエーン系ではダメだなあ。
     帰宅後、自宅で資料の本探し。鼻の穴の奥まで埃だらけになるが発見できず。こうなったら新しいのを買う方が早いが、でもハードカバー版も文庫版も「在庫切れ」扱いになっている。文庫の発売からは5年ちょっとなのに……。

    04月03日(水) 書店めぐりで1万歩

     資料の本を探しに、まず池袋のジュンク堂へ。ここには古い本が置かれていることもあるので期待をかけたがダメ。地下鉄丸の内線で御茶の水まで出て、徒歩で神保町へ。すでに午後6時をまわっており、急がないと古書店が店を閉めてしまう。とりあえず三省堂、書泉グランデなどの新刊書店を攻め、古書店を順繰りに攻めてみるが、目的の本は発見できず。探しているのは自動車関連の本なので、乗り物専門古書店の「ブックパワーRBセカンド」に期待をかけて出かけてみると、文庫版の下巻だけがある。もともと文庫版は持っていなかったので、とりあえずこれだけ購入。
     高円寺に遅くまで開いている古書店があるのを思い出し、地下鉄半蔵門線、東西線を乗り継ぎ高円寺へ。古書店を5軒まわるが目的の本はなし。かわりに石津嵐さんの『宇宙海賊船シャーク』(朝日ソノラマ文庫)を発見し、100円で購入。疲れたので、いつもの飲み屋に寄ってカレーで夕食。仕事が残っているので早めに帰宅。よく歩いた1日で、万歩計の数字は1万1900歩。

    04月04日(木) アニメ版「あらし」の再放送決定か?

     探している本が見つからないと気分が悪い。何度も読んだ本なので、内容については覚えているし、見つからないのは上下巻の上巻だけなのだが、書評の仕事の関係で、表紙の画像をスキャンしないといけないのだ。しかたがないのでトコトコと徒歩で地元の図書館に出かけてみることに。ここには目的の本がなかったが、パソコンを使って検索すると、練馬区内の4軒の図書館に保有されていることがわかる。ならば明日、別の図書館に出かけることに決め、喫茶店に入ってネームのまとめ。
     夕食にタンメンを食べた後はフィットネスクラブで水泳。昨日の歩き疲れが残っているのか、泳いでいても腕に力が入らない。軽く流しながら水泳1000メートル+ウォーキング500メートル。水泳の後、再び喫茶店に出かけ、ネームにケリをつける。
     強風の中を徒歩で帰宅すると薄井ゆうじさんから電話があったとのこと。5月7日から紀伊國屋ホールで公演される青年座の芝居『湖底』(薄井ゆうじさん原作)のパンフレットにコメントを寄せてほしいという電話だったらしい。『湖底』は好きな作品だったので、OKの返事をメールで送る前に、もういちど内容をチェックしておこうと本を探しに書庫に入ったら、あれれ、この数日、池袋や神保町や高円寺や近所の図書館にまで出かけて探し回っていた本が、別の本の下から出てきたではないか。探していたのは『マン・マシンの昭和伝説』(上巻)で、何度読んでも飽きない本。この本がサルベージできたのも薄井さんのおかげだが、こんどは薄井さんの『湖底』が見つからない。あれれと騒いでいたら、本の整理を担当してくれているカミサンが、本の山の中からサルベージしてくれた。
     ついでにマンガのネームをFAXにセットし、午前零時かっきりにMotorsports@niftyのメニューを更新。その後、書評用の読書に入るが、水泳の疲れで午前2時にはダウン。
     そうそう、「ゲームセンターあらし掲示板」によれば、テレビアニメ版『ゲームセンターあらし』の映像が、7月から正式放送の始まるスカパー2の「ファボリTV」というチャンネルで流れているらしい。シンエイ動画の方から、東経110度CSで再放送になるかもしれない……と連絡を受け、こちらも了承していたが、そのCS放送というのが、この新しいチャンネルらしい。

    04月05日(金) FAXが送られていなかった

     午前9時に起床し書評用の読書をしていると、マンガの編集プロダクションからネームが届いていないとの電話。あれれとFAXマシンを確認すると、メモリーがオーバーフローになっていて送信が中断されていた。数十ページのネームなどを送ることもあるので、デフォルト設定ではメモリー送信にならないようセットしてあったのに、いつのまにか解除されてしまったらしい……と気づいたのは、何度か送信に失敗した後で、40ページのネームを送信し終わったのは午後2時。
     すぐに電話が来て、数ヶ所だけ細かい修正を要求されたが基本的には問題なし。さて書評の読書に戻ろうと思ったら、昨日の水泳疲れか、眠気に負けて1時間ほど仮眠。夕食前に起きるが頭がボワ〜。顔を洗って目を覚まし、マンガ雑誌の表紙イラストのラフをFAXで送信。すぐに直しを要求する電話が来て、こちらもすぐに修正して再送信。さらに、とある落語家さんの似顔絵を描いてメールで送信し、ようやく書評用原稿に取りかかる。

    04月06日(土) 書評の原稿アップ&資料読み

     昨日は明け方までかかって書評の原稿をアップ。昼前に起床し、この原稿を見直した後、別の資料本を集中して読むために駅方面へ。喫茶店で読書しようかと思ったが、ふと思い立って電車に乗り、電車の車内で読書。その後、大泉学園で下車して喫茶店で食事しながら読書のつづき。さらに電車で最寄り駅に戻って喫茶店に入り、また読書。ここで近くの席に座った中年男性が、目の前の見えない人を相手に日本語、英語、ドイツ語で会話を開始。隣にいた女性は気味が悪くなったらしく、そそくさと退散。こちらも会話の内容が気になって読書に集中できない。ドイツ語はわからないが英語の内容はそこそこにわかってしまうため、かえって気になってしまう。これでは読書も進まないのでそそくさと帰宅。入浴しながら本を読み、午前2時からはスカイスポーツでフォーミュラ・ニッポン第2戦の予選。道上龍選手のクラッシュが痛そうで、つい目をそむける。後半予選の途中で座椅子にもたれてままグー。目が覚めたら予選が終わっていた。

    04月07日(日) 引っ越しの手伝い

     友人の息子(大学生)が、みずから新聞配達をしながら奨学金を受けて大学に通う道を選択し、新聞販売店の寮に住み込みで働くことになった。その引っ越しにクルマを出して欲しいというので喜んで手伝いにいく。西武池袋線富士見台駅近くから光が丘を抜けて東武東上線成増駅の近くまで、布団や荷物を積んで2往復。坂の多い地域なので自転車では配達がつらいらしい。スーパーカブで配達できるよう原付自転車の免許を取得しないといけないそうで、移動の車中でも学科試験の勉強。マンガ家のアシスタントになるため叔父の運転するライトバンで引っ越ししてきた33年前のことをチラリと思い出す。初めての1人暮らしは、希望半分、不安が半分だった。そのとき住んだアパートが徒歩15分くらいのところにあるのだが、すでに無人で取り壊しを待っている状態。あの頃は、まだ新しいアパートだったのに、4畳半1間では、いまどき住む人もいないのだろう。それはさておき、新聞配達の仕事は午前2時半起床で3時に作業開始なのだとか。新しい生活に慣れるのは大変だろうが、頑張れ!
     帰宅後、資料読みに戻る。長編小説以外の仕事は今夜中に片づける予定だったが、明日までかかりそうな気配。

    04月08日(月) 新刊が届く

     夕方、有楽出版社のM編集長が、架空戦記の新刊『蒼天の艦隊』第2巻の見本を届けてくれる。喫茶店で見本を受け取りがてら雑談した後、タクシーで一緒に吉祥寺へ。このタクシーの運転手、運転が乱暴でブツブツと文句を呟きっぱなし。春のせいかなあ?
     吉祥寺でMさんと別れた後、古書店で資料になりそうな本を探した後、喫茶店に入ってノートパソコンで原稿。短い原稿がまとまらず途中で中断。帰宅は深夜。

    04月09日(火) 新雑誌の表紙イラスト

     久々にグッスリ寝た後、昨日の原稿の続き。さらに新雑誌の表紙イラストのラフをFAXで送信。構図に注文がついたため描き直したものを再び送信。OKになったので眠気覚ましを兼ねてフィットネスクラブで水泳。今日は1100メートルも泳いでしまった。
     帰途、母親に頼まれたニンニク灸を薬局に買いにいったら品薄状態。今日は、ニンニク灸を求めに来たお客さんが多かったらしい。「みのもんたの番組で、お灸をやったんじゃないんですか?」などと無責任なことをいったが詳細は不明。
     帰宅後、ホームページを更新し、再び原稿に戻る。

    04月10日(水) とりあえず文字原稿を終わらせる

     旧作コミックの復刻の話があって原稿を渡してあったのだが、突然、表紙のデザインが送られてきてビックリ。復刻版発売のことは公表してかまわないというので、早速、このホームページに掲載したが、あまりの素早さに一番おどろいているのは作者かもしれない。豪華な本で高価になりそうなのがチト不安。固定ファンがいて、最初からある程度の部数が見込めるマンガ家ではなく、1作ごとの作品の善し悪しや話題性で売れるか売れないかが決まる作品優先のマンガ家だったからなあ……なんて感慨にひたっている暇もなく、すぐさま即座に文字原稿に専念する。
     ふだん400字詰めにして300枚超の小説ばかり書いているせいか、短い原稿が苦手でたまらない。それでも何とか気合いをこめて「F1 CLUB」の書評原稿と、劇団青年座が上演する『湖底』(薄井ゆうじ原作)という芝居のパンフレットに寄せる原稿を書き上げ、深夜にメールで送信。


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