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  • 2002年02月下旬の日記

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    02月21日 職業としての小説家/マンガ家

     起きてから寝るまで、ただひたすら原稿。特記事項なし。

    02月22日 打ち合わせは疲れるなあ

     午後になって起床し、デスクトップPCで原稿を書いた後、夕方から駅前のコーヒー店で編集者と打ち合わせ。旧作コミック数作の復刻が、ほぼ決定したので、そのうちの1作の原稿も持参(詳細は公表OKが出てから)。その旧作コミック復刻に関連して新連載になるマンガの内容の打ち合わせ。久々に編集者と面と向き合ってマンガのプロットなどを話していたら、周囲がざわついていて大声を出していたせいもあって、喉が枯れてしまった。

     打ち合わせ終了後、練馬の喫茶店に移動し、『蒼天の艦隊』(2)の原稿のつづき。さらに高円寺に移動して、また喫茶店で原稿。予備バッテリーがなくなるまでマジメに仕事したのはいいが、暗い席でノートパソコンの画面を見つめていたせいで、目が霞み、頭痛がしてくる。原稿が思いのほかはかどっているので、今日は、これにて休養。飲み屋に出かけて一杯ひっかけ、帰宅しようとしていたら磐紀一郎さんが出現。そこで腰を落ち着け、さらに別の店にも移動して、結局、帰宅したのは午前3時過ぎ。

     帰宅後、メールをチェックしたら、某社に送ってあった小説の原稿(上下2巻本の上巻分)にOKが出たとの連絡。下巻が完成次第、発売日を決めるとのことなので、急いで完成させないと。昨年、この作品のために取材や資料集めをして歩き、さらに前例のない小説であるために本当に出版してもらるかどうか不安に苛まれながら執筆をつづけた作品だったので、編集者から背中を押してもらえて、少しばかりホッ! これに気をよくして、朝まで『蒼天の艦隊』(2)のつづきを書く。人間、ホント単純なものである。

    02月23日 原稿の能率が落ちる

     目の調子が悪くて原稿が進まない。ちょっと睡眠不足になると目の焦点が合わなくなる。最近、原稿の進みが悪い理由は目にありそうだ。老眼+乱視のせい。パソコンで仕事をしているのが悪いのかも。

    02月24日 喫茶店で仕事

     家にいると、つい冬季オリンピックをテレビで見てしまったりするので、喫茶店に脱出することにする。1軒目で原稿をかなり書いた後、書店で直木賞の選考経過が掲載されいている「オール読物」を購入。2軒目の喫茶店で選考経過と受賞者のエッセイを読む。山本一力氏のエッセイと対談がいい。受賞作は雑誌のダイジェストでなく、単行本を買って読むことにしよう。

    02月25日 喫茶店で仕事

     午前中に起きて家で仕事をした後、午後遅くなってから池袋へ。資料さがしのためにリブロ、ジュンク堂と書店巡り。戦記関連の本のほかに近所の書店で買えなかった真保裕一氏のエッセイ集「夢の工房」(講談社/1,500円+税)を見つけて購入し、帰途、喫茶店に入って一気読み。この題名、どこかで見たことがあるぞ……と思ったら、本書でも触れられているが、『奪取』の新聞連載時のタイトルだった(首都圏では「東京中日スポーツ」に掲載されていた)。

     真保氏はシンエイ動画出身の出身だが、本書に出てくるプロデューサーって、あの人だろうか……などと顔を思い浮かべたり。いちおう『ゲームセンターあらし』もシンエイ動画作品だったもので。つい最近もシンエイ動画のプロデューサー氏のひとりにお会いしたばかりだし……。

     で、読書していては仕事にならないので、また別の喫茶店に移動してノートパソコンで原稿。途中で眠気に襲われ、原稿を断念して帰宅。

    02月26日 水泳づかれもモノともせずに徹夜で原稿

     うー、ついに原稿の催促が厳しくなってきた。喫茶店に出かける時間も惜しいので、家でシコシコと原稿を書いていたが、夕方になったら腰が痛くてたまらない。おまけに眠くて意識が遠のきそう。ええいとフィットネスクラブに出かけて800メートル泳ぎ、帰宅後、テレビも消して朝まで原稿。なんとか全5章のうち4章まで決着をつけ、明け方メールで送信する。眠い、筋肉が痛い……。

    02月27日 目が不調

     午後になって起床し、すぐに残りの原稿に取りかかるが、睡眠不足のせいか目の焦点が合わない。非常に能率が悪いので、ちと別件のHTMLファイル作りをシコシコ。あっというまに夜中になっていて大焦り。すぐさま原稿に戻る。

    02月28日 ひたすら原稿

     有楽出版社の『蒼天の艦隊』(2)の最終章をひたすら書く。その合間に3月スタートのWeb新企画の準備。さらに復刻予定の旧作マンガの原稿を探す。マンガの原稿はロッカーの中にあるのだが、どこに何があるかは覚えていない。なんとか捜し終えたときには全身埃まみれになっていた。


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