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  • 2001年10月上旬の日記

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    10月01日 「ハーツ」で3回目のパーフェクト

    Windowsの方はクリックすると「ハーツ」ができます。  ちょっと息抜きにWindows MEのオマケについているゲーム「クラシック・ハーツ」をやったら、またパーフェクトをやってしまった。通算3回目。去年の8月以来だ。単純だけど素直にウレピ〜!(^_^)(^_^)(^_^)

    Windowsユーザーは、右の画像をクリックすると「ハーツ」をプレイできます。
    1.「ファイルのダウンロード」の画面で「このプログラムを上記の場所から実行する」を選びます。
    2.つづいて表示される「セキュリティの警告」で「はい(Y)」を選んでください。

    10月02日 江戸東京たてもの園からコレリ大尉のマンドリンへ

     午後、家族の要請があってクルマで小金井公園内の江戸東京たてもの園へ。到着したのは午後3時半。10月1日から閉園時間が午後4時半になっているのだそうで、急いで園内を見てまわる。「千と千尋の神隠し」のヒットも影響しているのか、園内は人が多い。あちこち歩きまわって、いい運動になる。
     帰途、途中でクルマから降ろしてもらい、NTTドコモの電話料金を支払った後、新宿に出て新宿ピカデリー1で映画「コレリ大尉のマンドリン」を見る。今年見た映画の中では「スターリングラード」と並ぶベスト作品のひとつ。第二次大戦下のギリシアの島で繰りひろげられた愛のドラマに、ついホロリ。
     第二次大戦の中でも、日本人にはあまり馴染みのないイタリア軍占領下のギリシアの島が舞台になっているせいで、前知識なしに見るのはキツイかも……と思っていたが、そのあたりも配慮されていて、プログラムとは別に無料のハンドブックと称するチラシが配られていた。イタリアがギリシアに攻め込んで敗退し、結局ドイツ軍の助けを得て占領を果たすのだが、イギリスのチャーチル首相はギリシアへの援助を優先して北アフリカ戦線を後まわしにしたため、ロンメル軍団の優勢を許すことになった……といったことは書かれていなかったが……。
     しかし、ニコラス・ケイジの音楽が好き、歌が好き、そして好色なイタリア人ぶりがとてもいい。最近はSFXばかりを売り物にするお子さまランチ風な映画が多いが、「コレリ大尉のマンドリン」は、久しぶりの大人の映画。でも大人のための映画はヒットしないのか、館内はガラガラで観客は30人くらいしかいない。ちょっと寂しい光景であった。

    10月03日 マウス求めて池袋へ

     駅前の喫茶店に出かけ、ノートパソコンを広げて仕事。このところ小説の原稿と並行してパソコンのマニュアルなんてものも書いていたのだが、今日からは、こちらに専念することに。パソコンはB5サイズのサブノートだが、苦手なタッチパッド。指先が不器用なのか、どうも狙いが思ったところに定まらない。これでは仕事の効率も上がらないので、電車で池袋まで出かけ、ビックカメラでUSBマウスを購入。最近のトレンドは光学式で、ボール式のミニマウスにしたら980円。ポイントカードでまかなえてしまった。
     そのまま池袋で1軒、地元の駅前で1軒、喫茶店をハシゴして原稿。マウスのおかげで能率が上がった。
     帰途、フィットネスクラブに寄って水泳を600メートルほど。油断したせいか体重が増えていた。

    10月04日 原稿を進める

     午後に起床し食事をしながらメールをチェックすると、パチンコ雑誌からマンガの依頼。つい先日はパチスロ雑誌からマンガの依頼があったばかりなのに。どちらも『ゲームセンターあらし』のパチンコ版、パチスロ版を連載して欲しいという内容で、ありがたい申し出ではあるが、こちらは長編マンガを描く体制にはないので、丁重にお断りする。
     ほかにイベントへの出演依頼。ネットワーク今昔というようなテーマでパネルディスカッションのパネラーとして参加してほしいというものだが、パソコン通信を始めた頃、さんざんお世話になった方が司会を担当するとあっては、ちょっと断れない。近頃、体調の問題もあって、原稿を書く以外の仕事は断っていたのだが。
     で、またノートパソコンを担いで喫茶店へ。マニュアルの原稿を粛々と進める。
     夜、自宅に戻り、名刺の印刷。使用するソフトは小学生向け日本語ワープロ「一太郎スマイル」。小学生向けだが、あらかじめ名刺用の用紙をベースにした名刺作成機能があったりして、ちょっとあなどれません。

    10月05日 「世界の戦闘機」創刊

     しきりにテレビCMで流されるダイキャストモデル付きの雑誌「世界の戦闘機」創刊号『スピットファイア』(デル・プラド・ジャパン発行/扶桑社発売/創刊特別価格950円)が気になり、吉祥寺まで出かけたついでにパルコ地下のリブロで購入。ファーストキッチンでチリドッグを食べつつ中を見ると、モデルのデキはいいのだが、資料の文章中に誤植が多く、写真は、どこかのWebサイトからダウンロードしてきたような情けないものがあったりで、ちょっと表紙抜け。でも次号以降も買ってしまいそうだけど。
     一緒に『海軍下駄ばき空戦記』(藤代護/光人社NF文庫/667円+税)他を購入。『海軍下駄ばき空戦記』は、零式観測機など水上機の偵察員だった方の手記。この複葉水上機の零式観測機というのが好きなんです。たまに架空戦記に登場させているけれど、いちど本格的に活躍させてみたい。

    10月06日 水泳に出かけたはずが……

     喫茶店をハシゴして原稿。そのままプールに出かけるはずで水着もゴーグルも持っていったのに、ちょっと目の調子が悪く、身体もだるいので、水泳は中断。まっすぐに帰宅する。パソコンの画面を見つめている時間が長くなったせいで、ドライアイになっているらしい。

    10月07日 ユニクロに出かけるが……

     休日になるのを待ってユニクロへ買い物に。でも、あまりに混雑しているので衣類を選ぶのにも疲れてしまい、結局、何も買わずに退散。喫茶店に寄って原稿を書いた後、帰宅。
     先日、10年前のスーツが着られてホクホクしていたが、冬物を出してもらったついでに、やはり着られなくなっていたジャケットやコートにトライしたら、これらも着られるようになっていた。リサイクルに出される寸前だったが、危うくセーフ。試しにウエストを測ったら、昨年の今頃から8センチほど細くなっていた。体重がほとんど減っていないのは、それだけ身体がダブついていたということか……。

    10月08日 アフガン空爆

     昨夜、原稿に疲れて、そろそろ寝ようかな……と思っていたら、テレビが「アフガン空爆開始」のニュース速報。こういうときはCNNに限るとチャンネルを変え、テレビに張りつく。
     1991年1月、湾岸戦争が始まったときは、スイスのベルンにいた。深夜、突如開始された多国籍軍の攻撃とイスラエルに向かって撃ち込まれるスカッド・ミサイルをホテルのテレビで見ていたが、CNNの中継にはフランス語の同時通訳が入って、意味がわからず苦労した(英語でも半分くらいしか内容を把握できなかったのだけれど)。
     あのときに比べれば、今回のアフガンの空爆は、はるかに規模が小さいが、アフガンにはイラクのような本格的な軍隊があるわけではなく、対空砲火も少ない。アメリカ軍は、とりあえずは制空権の確保をめざすのだろうが、ソ連も侵攻に失敗したアフガンに地上軍を送るのだろうか……? しかしアフガニスタンの内戦って、タリバン対北部同盟という構図になっているけれど、日本でいえば下克上でもなんでもありの群雄割拠の戦国時代といったところか。
     で、テレビを見ていて寝たのは午前9時。午後になって起床し、またテレビ。仕事にならないので夕方、クルマでファミレスに出かけ、ノートパソコンと睨めっこ。
     帰宅後、またテレビにかじりつく。深夜、空爆2日目。

    10月09日 空爆は続く

    江戸たてもの園、万世橋交番にて
     起床後、仕事関連メールの返事書きに追われる。仕事をつづけるが、あれこれ調べながらなので時間がかかる。息抜きがわりにMotorsports@niftyのバナーを試作。
     夜、石神井公園まで往復4キロほどのウォーキング。汗をかいて帰宅し、風呂に入ったあと、またテレビ。

     左の写真は、先日、小金井公園内の「江戸東京たてもの園」に出かけた際に撮影した著者近影(?)。建物は万世橋交番。

    10月10日 仕事に専念

     体調の問題などもあり、どうも仕事に集中できない日々がつづいていたが、体調も良くなってきたら仕事もはかどるようになってきた。とりあえずマンガ関連の仕事にも力を入れることにしてマンガのネームに時間を割く。
     喫茶店に出かけて手書きでネームを入れていたが、文字が多いためにシャープペンシルで書いては消しゴムで消し……の繰り返し。どうも能率が上がらないので、ノートパソコンの「WZエディター」にネームのセリフを打ち込み、これを「PageMaker 6.5」でコマ割りした画面に流し込むことにする。
     まずはエディターでセリフ作り。ひたすらノートパソコンに向かい、キーを叩く。
     途中で某アニメ会社から新作OVAに関連したコメントの依頼などがあり、その原稿を書いて送る。こちらは月末までにイラストも描いて送らないといけない。
     午前中に起きられたらホンダの本社でおこなわれた佐藤琢磨選手のジョーダン入り記者会見に出かけようと思ったが、目が覚めたら昼過ぎで無理だった。それはさておき、久しぶりに日本人F1ドライバーが誕生して、めでたい。佐藤琢磨選手のイギリスでの経歴は、拙著『龍の伝説』の主人公とほぼ同じだけに、応援にも熱が入りそう。


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