『F1キッド』(『コロコロコミック』に1978年から1979年にかけて連載)より。
手前が星野一義選手、後方がチームメイトだった中嶋悟選手。
1978年11月に開催された「JAF鈴鹿グランプリ」を取材して描いたもの。
このレースではF2ルーキーだった中嶋悟選手が35周の残り3周までトップを独走。
しかし、通常よりも5周多いレースだったため、横Gに首の筋力が保たず、
残り3周で、高橋国光選手のコジマKE−008・BMWに第2コーナーでパスされてしまう。
ビッグレースでの優勝がなかったため「無冠の帝王」と呼ばれていた高橋国光選手は、
この優勝で、ついに、このニックネームを返上した。
(C) Mitsuru Sugaya 1978