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「小学館文庫」
1999年4月刊

作家・ライター志望者のための
電脳文章作法
(残念ながら絶版です)


「作家・ライター志望者のための電脳文章作法」表紙


定価:514円+税
解説:
阿川大樹
1999年4月6日発売!
(「まえがき」より)

(前略)  パソコンは、ただ文章を書くだけの機械ではない。作家もライターも、実際に原稿を書き出す前に長い時間をかけ、ネタを漁り、アイデアを捜し、資料を調べている。作品の内容によっては取材もする。
 これらの準備をすませたうえでようやく構成を決め、文章を書きはじめることができるのだ。
 従来の「ワープロ、パソコンで原稿」を書くという概念は、「文章を書く」という工程のなかにあっては、最終段階に近い位置にあると考えたほうがいい。
 本書の目的は、文章を書く前段階の「発想」「資料探し」「構成」の段階から、原稿執筆後の「推敲」「入稿」「発表」に至るまでの文章執筆の全工程において、いかにパソコンを活用していくかを紹介することにある。
(後略)


 駆け出し小説家兼ライター兼元マンガ家の菅谷 充/すがやみつるが、ライター歴16年、小説家歴6年、パソコン歴20年、パソコン通信歴14年の体験をブチ込んで執筆した「パソコンで小説を書く」ためのノウハウ集、ついに登場!
 

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「作家・ライター志望者のための電脳文章作法」
目 次
  はじめに

  第1章 なぜパソコンを使うのか?
        ●文章作成の手順
                ◎文章執筆のプロセス
                ◎文章執筆の各プロセスにおけるパソコンの関わり
        ●パソコンかワープロ専用機か?
                ◎パソコンがワープロ専用機よりも有利な点
        ●ウィンドウズかMacか?
        ●デスクトップパソコンとノートパソコン
                ◎デスクトップパソコンの選び方
                ◎ノートパソコンの選び方
        ●周辺機器の選び方
                ◎プリンター
                ◎補助記憶装置
                ◎あると便利なスキャナー
                ◎モデムとTA
        ●文章を書くためのソフト
                ◎ワープロソフト
                ◎エディター
                ◎DTPソフト
                ◎漢字変換ソフト
                ◎キーボード入力の方法
        ●音声入力ワープロ
        ●辞書ソフト
        ●通信サービスへの加入
                ◎ニフティサーブ入会法
                ◎ニフティサーブ入会サポート(資料請求など)
        ●通信ソフトとブラウザー
                ◎ニフティマネジャー
                ◎秀Term
                ◎その他のニフティサーブ専用通信ソフト
                ◎コンピュサーブ専用通信ソフト
                ◎Webブラウザー

  第2章 パソコンでアイデアを捜す
        ●何を書いたらいいのか?
        ●ネタ、アイデア、ヒント、モチーフ、テーマ
        ●アイデアの保存
        ●未知のアイデアを捜す
        ●ネタの追跡(ニュースのクリッピング)
        ●資料を捜す(データベースと検索エンジン)
        ●データベースを使う
        ●インターネットの検索エンジンを使う
                ◎主な検索エンジン(日本語の利用が可能なもの)
        ●PDFでよみがえる資料
        ●資料はテキストファイルで保存する
        ●パソコン情報整理法
        ●オンライン書店
                ◎書籍を購入できるオンライン書店
        ●ネットワークを利用した作品の実例
        ●ネットワーク情報の限界

  第3章 パソコンで構想する
        ●パソコンで連想する
                ◎専用アイデア・プロセッサー
                ◎専用アウトライン・プロセッサー
        ●アウトライン・プロセッサーとは?
        ●アウトライン・プロセッサーは文章の構造化が得意
        ●アウトライン・プロセッサーで多様な形式の作品を
        ●表計算ソフトでプロット作り
        ●シノプシスの書き方
        ●プロットとシノプシスのちがい

  第4章 パソコンで原稿を書く
        ●原稿を書く前に
                ◎登場人物一覧表を作成する
                ◎原稿執筆は単語登録からはじまる
        ●漢字変換の変換方法は?
        ●原稿の内容によって辞書ファイルを使い分ける
        ●原稿用紙の使いかた
        ●パソコンで原稿を書くときの約束ごと
                ◎題名、作者名の書きかた
                ◎行頭は一字あける
                ◎感嘆符、疑問符の後には空白を
                ◎ダッシュとリーダーの使いかた
                ◎禁則処理
                ◎特殊な禁則
                ◎英文、欧文の表記
        ●原稿をプリントアウトするときの約束事
                ◎用紙一枚あたりの文字数
                ◎文字の種類、大きさ
                ◎用紙の大きさ
                ◎原稿用紙には印字しない
                ◎印字するのは片面だけ
        ●原稿執筆に楽しみを見出す

  第5章 パソコンで原稿を推敲する
        ●執筆よりも大事な推敲
        ●パソコンで誤字脱字、ミスタイプ、同音異義語のチェック
                ◎ワープロソフト、エディターの文書校正機能
        ●同じ誤りが連続しているときは
        ●音声読み上げソフトを使う
        ●校正と校閲のちがい

  第6章 パソコンで作品を発表する
        ●ネットワークで作品を発表する
        ●パソコンで自費出版
        ●デジタル出版の可能性
        ●ネットワークで投稿

  参考資料集
  あとがき
  解説(阿川大樹)

↑本書で紹介したアウトライン・プロセッサー・ソフト「OutLine Maker」(フリーソフト)のダウンロードが可能になりました。興味のある方は◆こちら◆からダウンロードしてください。

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