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『松本清張傑作短篇コレクション』(松本清張/宮部みゆき)

松本清張傑作短篇コレクション〈上〉『松本清張傑作短篇コレクション〈上〉』(松本清張・著/宮部みゆき・編/文春文庫/2004年11月刊/700円)
松本清張傑作短篇コレクション〈中〉『松本清張傑作短篇コレクション〈中〉』(松本清張・著/宮部みゆき・編/文春文庫/2004年11月刊/700円)
松本清張傑作短篇コレクション〈下〉『松本清張傑作短篇コレクション〈下〉』(松本清張・著/宮部みゆき・編/文春文庫/2004年11月刊/700円)
『黒革の手帖 (上巻)』『黒革の手帖 (下巻)』のテレビドラマがヒットしたことで、ちょっとした松本清張ブームが起きているらしい。でも、この短編集は、そんなブームよりも先に企画されたものだろう。この3冊に収録されたものの大半は読んでいるが、選者の宮部みゆきさんの解説、担当編集者や松本清張受賞者のエッセイなどがついていて、すごくお買い得な松本清張ベスト選集となっている。短編小説の再勉強を……と思ってパラパラとめくりはじめたら、ほら、もう『或る「小倉日記」伝』を読んでしまったではないか。

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先日、松本清張の「点と線」を再読して、改めてその面白さを認識したが、実は最近、宮部みゆき責任編集の「松本清張コレクション」(文春文庫)も読み出している。そんな中... [詳しくはこちら]




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