すがやみつるの雑記帳

『コバルト風雲録』（久美沙織／本の雑誌社／2004年10月刊／1,575円）..........池袋のジュンク堂まで、急ぎ必要な資料を買いにいったついでに、おもしろそうなので、つい購入。直後、喫茶店で読みはじめたのはいいのだけれど、まえがきでドキッ！　故・野上弥生子氏の名前が出てきて、遺族がなんたらこーたら……と書いてあるのだけれど、なんという偶然か、それともシンクロニシティか、ジュンク堂で一緒に買った『民主主義とは何なのか』（長谷川三千子／文春文庫／2001年９月刊／735円）の著者は、本の著者紹介には書かれていませんが、野上弥生子氏の孫にあたる方なんですよね。長谷川氏が、どんな方は長谷川三千子氏の著作でご確認を。
　原稿が大ピンチなので、『コバルト風雲録』の本文は、後ほど読ませていただきます。そういえば、久美さんの作品の登場人物にモデルとして出演したことがあったな……。なんだっけ、あの作品。『ありがちのラブソング』だっけかな？　編集者の役だった記憶が……。