『一心剣』(田中光二/徳間文庫/2004年9月刊/580円)........田中光二さんの初の時代小説。書店で探していたのに見つからず、Amazonで買おうと思っていたら、昨日、田中さんと仲のいい磐紀一郎さんからいただいてしまいました。田中さんご本人の前で話したことはありませんが、田中さんの作品は『幻覚の地平線』のときから大好きで、とりわけ冒険小説の大ファンでありました。実は拙作のレース小説『灼熱の走路』も、実は、田中光二作品に対するオマージュなんです。「男の塩」という意味で。ああ、書いてしまった(笑)。