『西部劇(ウェスタン)への招待』(六人のガンファイター〔逢坂剛・川本三郎・菊地秀行・永田哲朗・縄田一男・宮本昌孝〕/PHPエル新書/2004年9月刊/882円)........先日、書店で探したけれど見つからず、Amazonで注文しようかと思っていたら、著者のひとりでもある宮本昌孝君が送ってくれた。ラッキー。オジサンたちの西部劇に対する思い入れがタップリで、読んでいて、つい微笑んでしまう。この本の中では、ちょこっとしか触れられていないが、ぼくの好きな西部劇といえば、やっぱり『ワイルドバンチ』(サム・ペキンパー監督)である。ペキンパーのアクション映画はどれも好きなんだけれど、やはり、これが最高。20世紀に入ってからのメキシコを舞台にした西部劇ということもあって、名前は同じコルト45でも、セミオートマの1911ガバメントが出てきたりする。そんなところもリアルで良かったのであった。
『時代劇(チャンバラ)への招待 PHPエル新書』(六人のチャンバリスト〔逢坂剛・川本三郎・菊地秀行・永田哲朗・縄田一男・宮本昌孝〕/PHPエル新書/2004年1月刊/840円)........こちらはチャンバラ活劇の本。いまの時代劇ファンは、テレビ時代劇がベースになっているが、やはり時代劇といったら東映だべや……というと年齢がバレる。