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最近、買った本

 7月22日(木)、暑い中を池袋ジュンク堂まで出かけて、以下の本と雑誌を購入。

鷹が征く―大空の死闘・源田実VS柴田武雄
『鷹が征く―大空の死闘・源田実VS柴田武雄』
(碇義朗/光人社/2000年3月刊/2,100円)........いま書いている架空戦記に関連して、ちょっと確認したいことがあり、購入してそのまま一気読み。目新しい事実が発見されなかったのが残念というかホッとしたというか……。

『日本の傑作機―図説・飛行機事典』(小川利彦/光人社NF文庫/2004年4月刊/880円)........新装版。旧版も2冊持っているのだが、手の届くところにあると便利な本なので、つい購入。

『幻の戦闘機―「零戦」後の陸海軍機の開発秘話』(碇義朗/光人社NF文庫/2003年8月刊/680円)........架空戦記の基礎資料。

『空母艦爆隊―艦爆搭乗員死闘の記録』(山川新作/光人社NF文庫/2004年6月刊/760円)........ひょっとすると……と思って帰宅後、書棚をチェックしたら、オリジナルの単行本" target="_blank">がありました。ずいぶん前に読んでいたので、内容もすっかり忘れておりました。

『海軍設営隊の太平洋戦争―航空基地築城の展開と活躍』(佐用泰司/光人社NF文庫/2001年6月刊/670円)........海軍土木建設部隊の活躍を描いたノンフィクション。なぜ日本が太平洋戦争で負けたのかが、こんなところからもわかる。

重蔵始末
『重蔵始末』
(逢坂剛/講談社文庫/2004年7月刊/620円)........雑誌掲載時に読んだものが多かったせいもあり、単行本のときに買い損ねていたのだが、文庫化を機に改めて購入。お楽しみ用。表紙の絵は逢坂氏のお父上の中一弥氏。池波正太郎作品の挿画で知られている方だが、こんな父子コラボレーションができるなんて、実にうらやましい。

石ノ森章太郎 変身ヒーロー画集 ―Before 1975―
『石ノ森章太郎 変身ヒーロー画集 ―Before 1975―』
(石ノ森章太郎/ジェネオンエンタテイメント/2004年3月刊/3,990円)........最近、「仮面ライダー」に関連した仕事の依頼も多く、記憶を掘り起こすために購入。この画集に掲載された原画や設定画の中には、ナマの原稿を見ただけではなく、実際に描く場に立ち会っていた絵もたくさんあった。石ノ森先生のことや当時のことを思い出したりして、ちょびっとツーン……。

『COMIC BOX』別冊VOL.7 特集「つげ義春と永島慎二 ― 昭和30年代、あの頃の漫画の青春 ― 』........特集記事に惹かれてフラフラと購入。懐かしい貸本劇画時代についてのインタビューやコラムもあって喫茶店で一気読み。

「小説新潮」8月号........今年の1月だったろうか、推理作家協会の懇親パーティーで藤田宜永さんと立ち話をしたとき、あの『鋼鉄の騎士 (上巻)』『鋼鉄の騎士 (下巻)』の続編を「小説新潮」に連載すると教えてもらったことがある。その続編『廃墟の騎士』の連載が、いよいよ今月号からスタート。連載開始を記念して、取材風景を撮影したグラビアや冒険小説の雄・船戸与一氏との対談があったりで、お買い得。いまから単行本の発売が待ち遠しいが、1回の枚数が少なすぎるような気も……。ちなみに『鋼鉄の騎士』は1936年トリポリGPからスタートするが、昨年上梓した拙著『旭日のGP』は、この1936年トリポリGPがクライマックスの舞台となっております。



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