最近いただいた本
『少女大陸太陽の刃、海の夢』(柴田よしき/祥伝社ノン・ノベル/2004年7月刊/1,260円)........多彩なジャンルの作品を書き分ける柴田よしきさんの最新作は長篇ファンタジー。
『世界を変えた地図――ウィリアム・スミスと地質学の誕生』(サイモン・ウィンチェスター・著/野中邦子・訳/早川書房/2004年7月刊/2,730円)........新年会仲間(?)の野中さんの翻訳書最新刊。野中さんは、ホント、うらやましくなるような仕事ばかりされています。来月は絵の個展を開くそうで、多彩だったらありゃしない。個展のオープニングパーティー、楽しみにしています。
『永遠の館の殺人』(黒田研二&二階堂黎人・共著/光文社カッパノベルス/2004年7月刊/940円)........二階堂黎人さん、黒田研二さんの合作シリーズ最新&最終作。「館」で「サイコキラー」による連続殺人が発生する。その惨劇は、はたして解決されるのか? 以前は、こんな本格系のミステリ(ー)も大量に読んでいたのに、最近は、読書といえば資料読みが中心になってしまい、楽しみのための読書の時間がとれない。小説は、書くよりも読むほうが絶対に面白い……のだけれどなあ……。