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こんな本を買ってきた

 昨日(7月12日)、外出したついでに書店に寄り、こんな本を買ってきた。

鉄道員(ぽっぽや)/ラブ・レター
『鉄道員(ぽっぽや)/ラブ・レター』
(浅田次郎・作/ながやす巧・画/講談社文庫/2004年7月刊/552円)........原作を読んだときも涙があふれそうになって困ったが、この劇画版でも鼻の奥がツ~ン。マンガの本は、めったなことでは買わないのだが、書店で立ち読みして、その精緻な絵に惹かれて、つい購入してしまいました。

『文筆生活の現場―ライフワークとしてのノンフィクション』(石井政之・編著/中公新書ラクレ/2004年7月刊/819円)........30代から40代の第一線で活躍するノンフィクションライターのインタビュー集。ライターの仕事の実態がどんなものか、とりわけ、その厳しい実態がわかるのだが、いま、ライターになりたい若い人たちにとっては、「書きたいものがあるからライターになりたい」のではなく、「自由業に憧れて」という部分が大きいのではないかと思う。自分のテーマを持っているわけでなく、「与えられればどんな仕事でもやります」なんていっていると、30歳を過ぎたあたりで仕事がなくなります。便利屋稼業なら、いくらでも若くて安い人が出てきますから。これは小説もマンガも同じことですね。

伊勢詣と江戸の旅
『伊勢詣と江戸の旅』
(金森敦子/文春新書/2004年4月刊/735円)........将来、時代小説を書くときのための基礎勉強のために購入。



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